August 14, 2020

暑い時に熱い物

私の回復を気に掛けてくれている K子さんから「暑い時には熱い物を食べて元気をつけて」と、鱧鍋セットを送って頂いた。
s-2020-08-13_114436
鱧鍋セットは西区・靱本町の割烹『がく』の今川 岳さんが作られたもので、鍋と熱源さえあれば誰でも料亭の味を堪能出来るよう出汁、具材、薬味をひとつの容器に詰めたものだ。
先ず具材の主役である鱧。
s-2020-08-14_092512
細かく骨切り・湯引きして花が開いた真っ白な身は二段重ねで容器に入れられていた。
かき色短い
緑色の葉野菜は『大阪しろな(天満菜)』。私が子どもの頃は『しろな』と言えば『大阪しろな』のこs-2020-08-14_092819とで、よく似た葉野菜は広島菜と呼んでいた。
小鳥のエサにしていたのも『しろな』だったと思うのだが随分と久し振りに『大阪しろな』の名前に触れた。
60数年ぶりになるだろうか。
2020-08-07_143745
黄色味を帯びたものは生湯葉。白色は新玉ねぎ。これは鱧鍋との相性の良い具材だ。
s-2020-08-14_093035
s-2020-08-14_093221
下は鱧の卵巣と浮袋。浮袋は鍋に入れて食感を楽しみ、卵巣は最後に雑炊として楽しむことに。薬味は『柚子胡椒』と『すだち』が入っていた。
s-2020-08-14_094000
s-2020-08-14_094557
「暑い時には熱い物を」。このことは古来からの言い伝えとして私も両親から聞いており実践してきていることだ。根拠は東洋(中国)医学に求められ、漢方薬処方『清暑益気湯』と共通する考えである。
s-2020-08-14_095008しかし分かってはいるが、このところの暑さは尋常ではない。食卓にコンロを置いて鍋を、との思いには至らず、鍋に出し汁と具材を入れてキッチンで先に熱し、それを食卓に運んで家内と頂いた。
鍋には私たちの好みから豆腐とキノコ(生椎茸、えのき茸、シメジ)を加えて煮た。
2020-08-07_143716
s-DSC_0030コピー11
今川さんからは鱧鍋の頂き方についての指南書に加えて時候挨拶の一筆も頂いた。彼が自分の店『靭本町がく』の暖簾を掲げたのが2013年。訪ねたくても叶わなかったが、昨年2月に K子さんと寿司屋の大s-2020-08-14_095925将I氏、それに私たち夫婦の 4人で店を訪れて料理を頂いたのだった。そしてコロナ禍の今年の4月に K子さんの手配で今川さんが調理頂いた若竹煮やマナガツオの西京漬などを送って頂いた。
s-2020-08-14_095329料理が美味しいことは間違いないが、やはりお店で頂きたいものだ。
コロナウイルス感染症が早く終息し、私の歩行能力の回復も一層早まることを願うばかりだ。
薬味に『柚子胡椒』と『すだち』が入っていた。私は試しに『かんずり』を用いてみたが、これも先ず先ずの味であった。2020-08-14越後桜-50
ちなみに頂いたお酒はビール『サッポロ黒ラベル』に日本酒『大吟醸・越後桜』。
家内はボルドーの赤。
最後になったが K子さんと今川さんに、
家内と私から
「ごちそうさま」《謝々》


masatukamoto at 15:30|PermalinkComments(0)

August 13, 2020

口先シンゾー

『黒い雨』。
広島地裁は全員を被爆者として認める判決を下したが、それに対して広島県・広島市は判決を受け入れてほしいと国(政府・厚労省)に対して要望していた。
この件について私の考えを昨日ここに書いておいた。s-2020-07-21_172714
2020-08-07_143701
要点は、
1. 原爆炸裂後に放射能を大量に含んだ『黒い雨』を浴びた人たちが原告の裁判であること。
2. 被爆者援護の判定は国が行い、広島県・広島市は事務作業を任されているだけであること。
3. 国が決めた『黒い雨』が降った地域外という理由で75年間も援護の対象にならず『ほったらかし』にされてきたこと。
4. 安倍首相が判決を受け入れ、厚労大臣に援護することを指示すれば済むこと。
5. 安倍首相の言動の監視を続けて行うこと。
青色短い
これについて昨夜、加藤厚労大臣がこれまでの判決と異なる云々と控訴理由を語り、安倍首相も「黒い雨地域の拡大も視野に入れ、検証する(略)被爆と言う筆舌に尽くし難い経験をされた皆様に対する支2020-07-26_140522援策にしっかり取り組む」などと語った。
紺色短い
それならば即刻判決を受け入れて援護作業に着手出来るようにすればいいし、その旨を記者会見で語れば良かったのだ。
私は昨日書いた。国(政府)は『メンツ』を守るためにムチャをし続けてきたが、今回も同じだろうと。
75年間も援護せず『ほったらかし』にした上、国(政府)の『メンツ』を守るために控訴するという全く馬鹿げたことをやる安倍自民党政府である。
空色短い
努力義務だが公選法では100日裁判もある。しかし一般の裁判ではそれほど短い月日で決着することは無い。つまり『黒い雨』裁判で国(政府)が控訴し続ける気でいるなら高裁、最高裁と最終結審するs-2020-07-20_091251までどれだけの年月がかかることか。
『ほったらかし』にされてきた『黒い雨』原告団長の高野正明さんは82歳だ。
現在、被爆者の平均年齢は83.31歳(2019年・厚労省調査)。
高野正明さんは「命には限界がある。先延ばしすればそれだけ死者が出る。それを待っているのではないか。」と記者会見で語っていたが、私も全く同じように思ってテレビ画面を見ていた。
ももいろ短い
75年も経った今頃『迅速な審査』、『高齢化が進む被爆者』『筆舌に尽くしがたい経験をされた被爆s-2020-07-11_213717者』『支援策にしっかり取り組む』。いずれも安倍首相が語った言葉だ。
彼は真実理解し、心に感じ、意志を持って言葉に表しているのだろうか。私は彼の言葉にいつも疑念を抱いている。なぜなら言動に一致が認められないからだ。
ゆえに私は彼のことを『口先シンゾー』と呼ぶのだ。


masatukamoto at 06:30|PermalinkComments(0)

August 12, 2020

監視を続ける

先日『黒い雨』により健康被害を受けている人たちが原爆被爆者と認めるように訴えていた裁判で広島地裁がその訴えを認める判決を下した。
原爆被爆後75年も経っているにも関わらず、未だに被爆者を援護せず『ほったらかし』にしてきた日s-2020-07-22_132031本政府の姿勢が明らかにされた裁判でもあった。
2020-08-07_143745
訴えの相手は広島県と広島市であったが、これは被爆者手帳の発行業務を実際に行っているためであり、被爆者と認定するかしないかの決定権を握っているのは国(政府)なのだ。
だから私は先日、『広島地裁の判決を受けて政府がどう判断し行動するのか、このことこそが問題』と書いておいた。つまり現時点での政府(国)というのは安倍首相が代表であり、彼が『やれ!』と言えば出来る立場に彼はいるということなのだ。
安倍氏は政府を代表する総理大臣で自民党の総裁。だから各省庁の官僚たちは当然のこと、全国の自民党議員に党員の全て、安倍氏が「右向け右」と号令をかければ右を向くことだろう。〔たぶん〕
さらに与党と組している公明党の面々も『なびく』ことだろう。
2020-08-07_143732
今朝のテレビニュースを聞いていると、広島県と広島市は広島地裁の判決を受け入れるよう控訴したくs-2020-06-30_142755ない旨、国に要請していたとか。
ところが国(政府)は判決を受け入れずに控訴する意向を広島県・市に伝えた。そのため広島県と広島市は控訴することになったというのだ。
2020-08-07_143828
広島地裁の判決を受け入れ控訴しないよう求めていた広島県・市だが、被爆者手帳の発行は国から委任された業務ゆえに国が控訴すると言えば反対出来ないのだ。ただ今回、厚労省は公訴する意向に変わりはないが援護区域の拡大に向けて前向きな姿勢を見せたとのことで広島県・広島市も国の控訴方針を受け入れたようだ。
2020-08-07_143716
これまでも国(政府)は『メンツ』を守るためにムチャをしてきた。今回の厚労省の姿勢も同じだと私s-2020-06-30_142548には見える。だが最も大事なことは、75年間『ほったらかし』にされてきた『黒い雨』の被害者が被爆者と認められ援護を受けられるようになることだ。広島県・市が控訴方針受け入れの根拠にこのことが保証されるものなら良いと、今は願うばかりだ。
2020-08-07_143701
安倍首相も菅官房長官も二階自民党幹事長も選挙民(票)をお金で買収した容疑で逮捕された自民党の河井案里(参議)の選挙応援に広島へ行っていたのだ。お金を配った案里議員の夫・河井克行衆院議員(前法務大臣)も汚いお金を受け取った連中もみんな自民党の地方議員や首長らである。
1億5000万円もの大金が自民党本部から河井案里陣営の選挙資金に渡っていたことも分かっている。1億5000万円が国民の税金から取った政党助成金であるとは言えないが、自民党は政党助成金s-2020-07-22_132229を受け取っている政党であることは確かなことだ。
汚い政治屋に金を渡し、そ奴らの応援のために広島へ出向く。一方で被爆被害を訴える人たちを75年間も『ほったらかし』にしてきた自民党だ。
安倍君は社会党政権や民主党政権の時代もあったと、まるで子供の喧嘩のようなセリフをよく口にする。まあ口喧嘩は好きにすれば良いが、指摘され理解できたなら直ぐ改めることが大切なことであることぐらい一国の宰相なら分かっていそうなものだが・・・



masatukamoto at 06:30|PermalinkComments(0)
記事検索
月別アーカイブ