October 03, 2006

ウィーンにての続きの2

帰国してから2ヶ月半を経過し、だんだんと記憶が薄れていくような感じです。
家内は、さっさと旅行記なるものを仕上げてしまっておりました。

飛行機や鉄道などのチケット、ホテルのレシート、観光パンフレット、それに沢山撮った写真などを貼り付けたノートに、細々と私達の行動や、その折々に感じたことなどを書き付けて分厚い冊子にまとめております。

私達はウィーン滞在中に幾つかのエクスカーションに出掛けました。

ウィーンの森も、その一つでした。

通常、『ウィーン北の森』や『ウィーン南の森』と呼ばれています。

ベートーベンが難聴に苦しみながら交響曲第6番『田園』を作曲したと伝えられているハイリゲンシュタットの町がある『ウィーン北の森』へは地下鉄4号線で30分程度の距離です。

ウィーン南の森』は、石組みのローマ水道の跡が残されていたり、バーデンという温泉のある町もあります。

余談ですが、ベートーベンについて先に書きましたので、ついでに書きますと、『第九』として親しまれている交響曲第9番(合唱付き)が、このバーデンで作曲されています。


その他、ハイリゲンクロイツやマイヤーリングといった町などが散在しています。

このマイヤーリングにある狩猟の館(現在は修道院の聖堂となっている)では、皇妃エリーザベト(シシィ)の一人息子で皇太子であるルドルフ3世が恋人と共にピストル自殺を遂げ、皇太子はウィーンのカプッィーナ教会に、恋人はハイリゲンクロイツの墓地に埋葬されたという悲恋の最後の舞台ともなった所です。

ウィーン南の森』は、短時間では巡りきれませんので現地のツアーに加わって巡りました。

下の写真はマイヤーリングの『狩猟の館』です。

現在は修道院の聖堂になっていますが、右側の建物にルドルフ3世の悲恋に関する資料が展示されています。

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下の写真は、1133年に設立されたシトー派の修道院ハイリゲンクロイツ修道院とステンドグラスです。

シトー派というのはキリスト苦難の道に沿って清貧をもって信仰を求める集団ですから、教会の設置場所は俗世と切り離した場所に、そして自給自足に近い修養を行なってきておりました。

だから祭壇装飾品なども質素なものであったのですが、幾多の時代を経て、教会の窓もステンドグラスに彩られるように変化してきました。

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at 09:01|Permalink

October 02, 2006

ウィーンにての続き

最終診断の結果、以前からの血圧、糖尿については比較的経度なものとの診断となり、脂肪肝は変わらず。

しかし、γ-GTPなどの検査数値も減少傾向にあるんで要観察程度に。

順調に老化の過程を歩んではります。」

馬鹿もんが!

何が順調やねん。

なーんて、怒ってもしゃあないこっちゃが、こんなとこで『順調』なんて表現するか?

言葉を知らん医者めが。

プン、プン。

ともあれ下の写真は上から順に『シェーンブルン宮殿』『シュテファン寺院』『寺院内部』、それに『カールス教会』です。

ウィーン市郊外に位置する『シェーンブルン宮殿』はハプスブルク家の夏の離宮で、マリア・テレジアが完成させました。

下の写真は広大な離宮の丘の上から宮殿を見下ろしたものです。

大きい宮殿の建物の外観はマリア・テレジア・イエロー(彼女が好きであった色)で整えられ、宮殿西側の一部分は博物館として公開され、その豪華な部屋や調度品の数々は当時の王室の財力を彷彿とさせるものばかりです。

後に、シシィという名前で親しまれた皇妃エリーザベトがフランツ・ヨーゼフ1世と新婚時代を過ごした宮殿でもあります。
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上の写真が『シェーンブルン宮殿

下の写真は『
シュテファン寺院』で、
旧市街(リング内)にあり、ホーフブルク(王宮)にも近い

典型的なゴシック様式の教会であり1147年に建設後、改修を重ねて1359年に現在のような建物として完成しました。
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上の写真はシュテファン寺院の内部

ゴシック様式の建物ですから天井が高く、縦に長い窓に張られた沢山のステンドグラスから光が射し込み、とても美しい聖堂となっています。

フラッシュを焚かない限り、美術館、博物館、教会と、どこで写真を撮っても叱られることは先ずありません。

日本とはエライ違いです。

上は立派なパイプオルガンを発見したのでパチリ。

流石に祭壇だけは・・・。

撮影禁止では無いのですが、私自身が撮れなかったということです。


下の写真は『カールス教会』。

ウィーン工科大学よりの眺めで、左手後方に地下鉄のカールスプラッツ駅があります。

カールス教会のあるカールス広場からはオペラ座も楽友協会も直ぐ、王宮へも歩いて行けます。
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at 15:41|Permalink

September 24, 2006

ウィーンにて

ウィーン滞在中、私達はいろいろな経験をすることができました。

音楽の鑑賞、美術館巡り、観光施設を巡ったり、ウィーンの森へ遠出してみたり、ヴァッハウ渓谷クルーズのボートに乗ってみたり、ビールにワイン、それに食事も大いに楽しむことができました。

もっとも、オペラ座のチケットは日本でも手に入れることが出なかったし、ウィーンでの当日券も手に入らなくて、これはとても残念なことでした。

日本で手配すれば、現地でホテルへ届けてくれるようでしたが、高いの何の。

現地でのチケット代金も高いのは高いのですが、連日異なる公演をして、連日満席であっても連日赤字続きであると聞きました。

この赤字補填はウィーン市が補填しているのだと。

ウィーン市民が決してお金持ちばかりなのではありません。

芸術・文化活動に対する造詣の深さが我が国とは比べ物にならないということなのでしょう。

文化活動に肩入れする度合いは、どこぞの国とはエライ違いです。

勿論、初めはハプスブルク家の財力が物を言っていたとは思います。

ウィーン美術史博物館は世界一級品であること間違い無しです。
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ウィーン美術史美術館は、ホーフブルク(王宮)の西側にブルクリング通りを挟んだマリア・テレジア広場に自然史博物館と向かい合って対称的な建物として建っているが、レンブラント、ルーベンス、ラファエロ、ブリューゲル(父と子)、ヴァン・ダイク、クラナッハ、フェルメールなど名だたる画家たちの作品ばかりではなく、彫塑、そして古代エジプト・オリエントコレクションも展示しています。

充分に、ほぼ1日かけて観覧したものの、まだまだ。

もう一度行かなくてはとの思いを抱いております。

ウィーンには、他にも沢山の美術館や博物館があり、それらを見てまわるだけでも3日や4日はかかると感じました。


at 13:34|Permalink
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