July 2006

July 19, 2006

ザルツブルク ?

ホーエンザルツブルク城塞へは、急勾配のケーブルカーで登ることができる。

切り立った山の上の将に塞である。

ローマ法王庁直轄の大司教が支配していた所であり、ドイツ諸侯と比肩する権力を持っていたのであるから、当然と言える構えである。

城塞の頂上部では何ヶ月もの篭城に耐えるだけの敷地、井戸、建物群があった。

歴史的説明を記述するには余りにも長くなるので省くことにする。

自然城塞の峻険さや堅牢さは下の写真を見て想像されたい。

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バロック風の屋根が多く眺められるように、イタリアからの文化流入が盛んであったことが分かる。

つまり、相当な権力と金を持っていたことの表れでもある。

川の手前が旧市街であり、モーツァルトの生家は写真中央茶色の三角錐状の屋根の向こう側のゲトライデ通りにある。

ゲトライデ通りは金属で作られた看板が店ごとにぶら下げられており、これを見ながら何の店か想像しながら歩くのも面白い。
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ウィークデーは終日混雑するが、日曜日には大道芸人たちのパフォーマンスもあって、なかなか面白いのがゲトライデ通りである。
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しかし、写真のように

何やら

ようワカランものもある。








at 17:32|Permalink

ザルツブルク ?

コンサート

先のミラベル宮殿でのコンサート、後の写真に出てくるホーエンザルツブルク城塞でのコンサート、祝祭劇場でのオペラ、その他、州立劇場や教会など、いろいろな場所で行われるものだから、とても全て聴きに行けるものではない。

ザルツブルクの写真を少し掲げておこう。

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トラムの架線が道路上にかかっているが観光用馬車が駆けるのどかな町である。

下の写真はザルツブルクの町を見下ろすように聳えるホーエンザルツブルク城塞と旧市街を望んだものである。

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at 17:13|Permalink

ザルツブルク ?

地球の公転、地軸の傾き、緯度の関係

別に地学の学習をするわけではないが、北半球において太陽が黄道上、最北点を通る日を『夏至』と呼び、最も昼の時間が長くなることくらい小学生でも知っている。

毎年6月22日頃が夏至にあたるが、私達がオーストリアに滞在していたのが丁度夏至から月末に至る間だったのである。

夜8時近くになって、ようやく夜を実感するほどに日が長いのである。

フィンランドなどの北欧諸国の白夜とは異なり、漆黒の夜の時間はある。

6月ということもあって連日結婚式に遭遇した。

June bride   ジューンブライド

ローマ神話におけるユピテルの妻がユノ(Juno)


ユノは結婚の守護神であるところから、6月の花嫁は幸せになれると言い伝えられてきた。

が、幸せになるかどうかは本人次第。

現に6月の花嫁でも離婚している者もいるのだから・・・

ともあれ幸せの笑顔の花嫁

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この結婚式が行われていたのがミラベル宮殿

随分人気が高く、1年前からの予約で詰まっているとか。

何と日本人の挙式も多いらしい。




at 16:20|Permalink

July 18, 2006

ザルツブルク ?

ザルツブルクの話題。

映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台もザルツブルクと近くの湖沼地帯・ザンクト・ヴォルフガングである。

ザルツブルク市内にはモーツァルトの生家や彼が住んでいた家が保存公開されているが、ザンクト・ヴォルフガングの町、ザンクト・ギルゲンにはモーツァルト記念館があり、素晴らしい景勝地である。

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人物が写っているので残念ながら若干カット。

オーストリアも近年は随分暑くなっているらしい。

夏と言ってもエアコンを必要とするほどでは無かったらしく、東欧のホテルでは暖房機はあっても冷房機の無いところが結構多いのである。

事実、私達が訪れる数日前まではヒーターを入れようかと思っていたくらいだったと何人かの話に出ていた。

このザンクト・ヴォルフガングの湖畔でも多くの人達が水辺で日光浴をしたり、水泳を楽しんでいたくらいだ。

ザルツブルク市内でも、午後6時になって写真のような有様である。

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at 17:27|Permalink

ザルツブルク

ザルツブルクが日本でよく知られているのはモーツァルトとの関連というのが最も大きい理由ではないだろうか。

彼は1756年にザルツブルクで生まれ、35歳で亡くなるまで、かなりの時をこの地で過ごしている。

ザルツブルクでは1842年にモーツァルト音楽祭が開かれて以後、第一次世界大戦により中断されるも、その流れを受けて1920年に第1回の「ザルツブルク・フェスティバルが開かれて今日まで続いている。

今年も7月23日から8月末までザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleが開催されるが、小さな町は世界中から音楽家や音楽ファンを集めてごった返すことになるのであろう。

とりわけ今年はモーツァルト生誕250年

昨年末より始まったモーツァルト生誕250年イベントは、連日市内各所で多彩な催しが続けられている。

夜に限らず、デイタイムでも各所でコンサートが開かれている。

日曜日の午前、私達がミラベル庭園を散歩していたら偶然ブラスバンドによる野外コンサートが開演されるところだった。b163a334.jpg
ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、或いはリヒャルト・シュトラウス、ワルター、トスカニーニ、フルトヴェングラー、カール・ベーム、フルトヴェングラー、ロリン・マゼール、クラウディオ・アバド、カラヤンといった名前は音楽ファンならずとも耳にしたことはあるだろう。

ザルツブルク音楽祭は、こうした楽団や指揮者らとの関わりから世界的に有名な祭典として評価されてきているのである。


at 16:16|Permalink
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