September 2006

September 24, 2006

ウィーンにて

ウィーン滞在中、私達はいろいろな経験をすることができました。

音楽の鑑賞、美術館巡り、観光施設を巡ったり、ウィーンの森へ遠出してみたり、ヴァッハウ渓谷クルーズのボートに乗ってみたり、ビールにワイン、それに食事も大いに楽しむことができました。

もっとも、オペラ座のチケットは日本でも手に入れることが出なかったし、ウィーンでの当日券も手に入らなくて、これはとても残念なことでした。

日本で手配すれば、現地でホテルへ届けてくれるようでしたが、高いの何の。

現地でのチケット代金も高いのは高いのですが、連日異なる公演をして、連日満席であっても連日赤字続きであると聞きました。

この赤字補填はウィーン市が補填しているのだと。

ウィーン市民が決してお金持ちばかりなのではありません。

芸術・文化活動に対する造詣の深さが我が国とは比べ物にならないということなのでしょう。

文化活動に肩入れする度合いは、どこぞの国とはエライ違いです。

勿論、初めはハプスブルク家の財力が物を言っていたとは思います。

ウィーン美術史博物館は世界一級品であること間違い無しです。
dd7f94a1.jpg

00d647a3.jpg

898ccc93.jpg
ウィーン美術史美術館は、ホーフブルク(王宮)の西側にブルクリング通りを挟んだマリア・テレジア広場に自然史博物館と向かい合って対称的な建物として建っているが、レンブラント、ルーベンス、ラファエロ、ブリューゲル(父と子)、ヴァン・ダイク、クラナッハ、フェルメールなど名だたる画家たちの作品ばかりではなく、彫塑、そして古代エジプト・オリエントコレクションも展示しています。

充分に、ほぼ1日かけて観覧したものの、まだまだ。

もう一度行かなくてはとの思いを抱いております。

ウィーンには、他にも沢山の美術館や博物館があり、それらを見てまわるだけでも3日や4日はかかると感じました。


at 13:34|Permalink

ダイエット??

主治医との口約束もあったので、ほぼ2ヶ月近い食の摂生を行なってきた。

約束とは言うものの、自分としてもマダマダ命が惜しいという気持ちが大きく働いたことは事実。

それに30年ばかり以前、軽度の糖尿病の診断を受けた折に摂生生活を経験していたこともあり、今回も出来るとの確信めいたものを持っていたということも今回の摂生を可能にした理由として挙げることができる。

前回は友人の助けもあり、タバコも止めてしまった。

今回は検査数値の低減化と体重の減量化を目標にしたものであって、これまでのところ、いずれも目指した望むレベルに至っており、摂生の成果は明確に出てきている。

γ-GTPのみ、僅かに基準値を超えてはいるものの、他は全て基準値内に収まり、体重に関しては12kgの減量となった

但し、元々肥満傾向にあるので、12kgの減量といっても、更にスリムにと考えているスタイルの良い女性に比べると、その全体量に比する割合は僅かなものである。

最終の診断を聞くのは26日。

多分、大丈夫であろうと私は今思っている。

ところで、この摂生期間中の飲食についてであるが、ダイエット方法に関しては誰にでも共通で、共通の結果を見ることが出来るものではない。

誤解が無いように先に断っておく。

肥える体質、肥えにくい体質というものは実際にあるし、他にも諸々の個体差とも言うべき素因があるものなのである。

先ず、アルコール類は一切飲まない
朝食・・・
 菜っ葉を主として、大根、人参を加えたグリーンジュース。
  これはミキサーで作り、量は多少満腹感を感じる程度。
  私は100ml程度の水を加えて、総量400ml程度。
      
 納豆を少量。
       若干の果物。
     (イチゴ⇒ブドウ⇒ナシ・・・季節に応じて)

昼食・・・
 ワカメなどの海藻類のスープ
 糸コンニャクと厚揚げ(油抜きをして)の炒め物など。
        (油は使用しない)

  海藻類とジャコの酢の物など。
夕食・・・
 菜っ葉と厚揚げの煮物
   或いは
 モヤシと糸コンニャクの炒め物など
    鶏のササミか、胸肉の身の部分の焼き物。 
  湯豆腐。

お茶は、1日を通して中国茶(プーアール茶)を大量に。

上記のような食材、豆腐アゲコンニャク菜っ葉を中心にした野菜、若干の果物、たまに鶏肉玉子、それに海藻類を食べる。

体内で糖質化するデンプン質のものは基本的に飲食しない。

脂肪質である油脂分も極力摂らない。

タンパク質、ミネラル、ビタミン類は摂る。

極力、薄味にする。

同じ食材でも、香辛料で味や色合いなどを工夫する。

よく噛んで食べる。

何よりも続けることが大切。

つまり、青虫のような食生活である。

これに適度な運動(無理をしない)を加える。

1ヶ月半・・・12kg減。

働いている人にとっては難しい食事摂生であるが、比較的短期間(2~3年)に増加した体重ならば、これらの努力の継続で元の体重程度にまでは簡単に戻すことが出来る。

この元の体重を基準とすれば、この基準を超えての減量は相当に難しいことである。

アルコールの誘惑、食事することの魅力、付き合いの大切さなど、再び体重増加への道を歩むのは、いとも簡単なことなのである。

『♪分かっちゃいるけどヤメラレナイ♪』
となるのかどうか、私の摂生解禁日も近い。


はてさて、どうなるものやら・・・





at 09:01|Permalink

近頃のことと思い

久し振りの書き込み更新となる。

主治医の医院、その他に病院が二つ。

別に、主治医を信用していないわけではない。

一般的疾患検査と診断は主治医の医院で良い。

しかし、専門的検査については検査機器が揃っている国立病院、大学病院、その他、規模の大きい病院が専門医も常勤でいるし、スタッフも多いこともあって、やはり安心度は高いと考える。

しかも、病気については、一つの症状について病因が一つとは限らない場合も多く、病気の原因が複合的であり、相乗的である場合が多い。

従って、仮に循環器系の治療に際しても消化器系の専門医の意見、神経系専門医の意見、或いは栄養管理の面から管理栄養士の意見やリハビリテーションに関わる理学療法士の意見をも加味しながら実施される場合もある。

当然、検査に関わる技師に対して検査項目、箇所などについて適切な指示が出されることは言うまでも無いことであるが、診察、検査、診断、治療にあたっては緻密で連携の取れたチームワークが必要となる。

そうしたことを総合的に考え合わせると、やはりスタッフが多く、検査機器が充実している規模の大きい病院を選択することが最善の策であると考えるのである。

そうした考えの結果、私は前述のように主治医と、その他に二つの病院を選んで検査と診断を受けることとした。

最も、最近は診断、治療など、医療全体に関わるミスがしばしば報じられているように、二股、三股をかけたから安全とは必ずしも言えないような心寒い状況があることも事実である。

これは何も医学界に限ったことでは無い。
法曹界然り、私が属していた教育界然りである。
もっと言えば国そのものも心寒い状況なのである。

立法府の国会議員から地方議員にいたるまで。
行政府の内閣総理大臣から地方行政の長も、それに携わる公務員。
司法府の裁判官、検察官、その現場執行に当たる警察官に刑務官など。

単なるミスどころか、故意に行っている犯罪、或いは犯罪もどきの数々。
更に、正義を旗印とするマスメディアの情報操作など、メチャクチャな日本となってしまっている。

その行政府の一翼を担い、推進してきた者が『美しい日本をつくる』などと平気で唱え、同時に、それを許し認めている国民が多数いるというところに現代日本の病巣があると考えるのであるが、結局は日本人と言うか、人間の利己的、自己中心的な考え方や行動を根本的に断ち切らない限り、日本はまともな方向に向かうこともないだろうと、全く冷めた思いでいる此の頃である。



at 07:22|Permalink
記事検索
月別アーカイブ