February 2008
February 19, 2008
韓国・釜山にて、西面
旧正月の休みが明けたが今年は9日が土曜日で10日が日曜日だから正月連休が長い。
風邪で参っていた体調が回復してきたので外を歩いてみることにした。
以前の韓国の正月と言えば大人も子どもも韓服を着て祝っていたように聞いていたが、今回正月の韓国を訪れて韓服を身に付けた人に出会ったのは2回だけ。
韓服を着た50代の女性を2人見かけただけである。
各家庭では着ているのかもしれないが釜山の街では大人から子どもまで全てが洋服、若い人たちは日本と変わらぬ現代ファッションである。
これは何とも淋しいことである。
こうしたノスタルジアに浸るのは年寄りの特権なのかもしれないが、この特権は嬉しくも何とも無いツマランものである。
日本でも戦後何もかもが洋風に傾き流れ、そうした時代が続いてきたが、何年か前より着物文化が見直されてきたような感じがする。
もっとも、正月、成人の日、卒業式、入学式、結婚式など特定の行事に際してのことではあるが、そういう意味では伝統文化を大切にしている韓国なれば韓服を多くの人たちが着用するようになるのも早い時期に見られるようになるかもしれない。
夕刻になり屋台へ立ち寄った。
上の写真が屋台の『オデン』と『トッポッキ』の鍋である。
下の色の黒いのが豚の腸詰め『スンデ』であり、左の赤い辛い味噌を付けて食べるのである。
右側のカップは『オデン』の出汁をすくって飲むためのもの。
屋台のアジュマが写真を撮ってあげるって、沢山の人たちが行き交うので、ちょっと恥ずかしかったねえ。
いろんなお店があった。
寒い外でグツグツ煮えたぎる釜の中へ鶏を入れている人たち、豚の足や肉を入れて湯がいていたり、働いているのは女性がほとんど。
韓国の女性はよく働く。
いい匂いがするのだが、どの店もいっぱい。
結局、前に行ったイカの店へ再び。
しかし、前回と違い何組ものグループで席が埋まっていたが、若いニーチャンが私の席を作ってくれて水槽のイカを指差し『OK、OK』と。
私もニコニコとうなずいた。
イカ、タコ大好きな私である。
ちなみに『ホヤ』も沢山水槽には入っているのだが、韓国の『ホヤ』は天然モノではあっても小振りで肉が薄く、味わいともに三陸モノとは比べ物にならない。
韓国水産業者が三陸の『養殖ホヤ』を輸入しているぐらいなのだから。
韓国ではジャガルチ市場で実物を見て、良いモノがある場合にしか注文しない。
風邪で参っていた体調が回復してきたので外を歩いてみることにした。
以前の韓国の正月と言えば大人も子どもも韓服を着て祝っていたように聞いていたが、今回正月の韓国を訪れて韓服を身に付けた人に出会ったのは2回だけ。
韓服を着た50代の女性を2人見かけただけである。
各家庭では着ているのかもしれないが釜山の街では大人から子どもまで全てが洋服、若い人たちは日本と変わらぬ現代ファッションである。
これは何とも淋しいことである。
こうしたノスタルジアに浸るのは年寄りの特権なのかもしれないが、この特権は嬉しくも何とも無いツマランものである。
日本でも戦後何もかもが洋風に傾き流れ、そうした時代が続いてきたが、何年か前より着物文化が見直されてきたような感じがする。
もっとも、正月、成人の日、卒業式、入学式、結婚式など特定の行事に際してのことではあるが、そういう意味では伝統文化を大切にしている韓国なれば韓服を多くの人たちが着用するようになるのも早い時期に見られるようになるかもしれない。
夕刻になり屋台へ立ち寄った。
上の写真が屋台の『オデン』と『トッポッキ』の鍋である。
下の色の黒いのが豚の腸詰め『スンデ』であり、左の赤い辛い味噌を付けて食べるのである。
右側のカップは『オデン』の出汁をすくって飲むためのもの。
屋台のアジュマが写真を撮ってあげるって、沢山の人たちが行き交うので、ちょっと恥ずかしかったねえ。
いろんなお店があった。
寒い外でグツグツ煮えたぎる釜の中へ鶏を入れている人たち、豚の足や肉を入れて湯がいていたり、働いているのは女性がほとんど。
韓国の女性はよく働く。
いい匂いがするのだが、どの店もいっぱい。
結局、前に行ったイカの店へ再び。
しかし、前回と違い何組ものグループで席が埋まっていたが、若いニーチャンが私の席を作ってくれて水槽のイカを指差し『OK、OK』と。
私もニコニコとうなずいた。
イカ、タコ大好きな私である。
ちなみに『ホヤ』も沢山水槽には入っているのだが、韓国の『ホヤ』は天然モノではあっても小振りで肉が薄く、味わいともに三陸モノとは比べ物にならない。
韓国水産業者が三陸の『養殖ホヤ』を輸入しているぐらいなのだから。
韓国ではジャガルチ市場で実物を見て、良いモノがある場合にしか注文しない。
at 11:47|Permalink│
韓国・釜山にて風邪 続き
風邪の状態が変わらず夜中に着替えたにもかかわらず、まだ暗い朝6時、ビショビショになったバスローブを着替え、ダブルベッドの使ってない方へ移動して再度寝た。
実際は夜中まで使用していた部分だが、シーツも乾いてしまっていたのだ。
しかし気管支の炎症がひどく、体全体が熱っぽいので午前9時過ぎになって薬局へ行くことにした。
具合の良いことにロッテホテルの前の道路を越えた辺りがメディカルセンターで幾つもの薬局が並んでいるし、正月休みが明けたので薬局も店が開いたのである。
どの薬局を覗いても医師が処方した薬剤調合に忙しいのだろう、正月の休み明けなので客がワンサカ、白衣の薬剤師らしいのが店と奥を慌しく動いている姿を見ることができた。
6軒目に少し空いている薬局を見つけたので入り、白衣を着た若いネーチャン薬剤師?に「風邪を引いたので薬を欲しいのだが・・・」と英語で話しかけてみた。
ところが韓国語で話しかけてきよった。
うん?
薬剤師やさかい英語は分かると思ったのだが・・・仕方なく初めっからゆっくりと身振りを交えながら症状も併せて説明すると理解したのか紙箱を持ってきてくれた。
お嬢さん、2つのカプセルを今飲みなさい、そして3時間ごとに2つずつ飲みなさいと、これは英語で言ってくれた。
間違ってはいけないと老眼鏡をかけて子細に箱を確かめ見たけれどハングル文字ばかりでローマ字の1字も書かれていない。
日本で売られているコンタックという薬箱に似てはいるのだが、3時間ごとに薬を飲むやなんて、そんなに続けざまに飲んで大丈夫なんかいなあって不安に感じたもので再度薬の量と飲む時間を確認したが間違いないと。
200円ばかりの薬代を支払ってホテルに戻り、薬を飲んだのが10時半。
それから13時半、16時半、19時半。
薬が効いたのか体が楽になったので本日の食事に・・・今日も夜の1食だけだが、食欲があるのでホテルの『ラ・セーヌ』へ出かけた。
水分補給にビール『Hite』を。
韓国には『cass』や『OB』もあるが、私は『Hite』を飲むことが多い。
上はフィレ・ステーキ。
ソースは要らないことを言い忘れ、ソースがかけられて出された。
調理人としては自分の作ったソースを付けたいのだろうが、私は塩とコショウで戴くのが好きなのである。
そのためにソースをナイフで除けたところだが肉質はマズマズかな。
下は海鮮炒飯とでも言うのか『シーフード・ピラフ』
1日1食とは言えカロリー大である。
食べ残してはしまったものの、牛肉は随分久し振りだし、ご飯にしても、ビールにしても。
美味しいものを美味しく戴けることは素晴らしいこと。
風邪の調子が少し良くなり、主治医の指示も遠くの潮騒のような・・・
なーんて、ちょっと羽目を外した感じかなあ。
実際は夜中まで使用していた部分だが、シーツも乾いてしまっていたのだ。
しかし気管支の炎症がひどく、体全体が熱っぽいので午前9時過ぎになって薬局へ行くことにした。
具合の良いことにロッテホテルの前の道路を越えた辺りがメディカルセンターで幾つもの薬局が並んでいるし、正月休みが明けたので薬局も店が開いたのである。
どの薬局を覗いても医師が処方した薬剤調合に忙しいのだろう、正月の休み明けなので客がワンサカ、白衣の薬剤師らしいのが店と奥を慌しく動いている姿を見ることができた。
6軒目に少し空いている薬局を見つけたので入り、白衣を着た若いネーチャン薬剤師?に「風邪を引いたので薬を欲しいのだが・・・」と英語で話しかけてみた。
ところが韓国語で話しかけてきよった。
うん?
薬剤師やさかい英語は分かると思ったのだが・・・仕方なく初めっからゆっくりと身振りを交えながら症状も併せて説明すると理解したのか紙箱を持ってきてくれた。
お嬢さん、2つのカプセルを今飲みなさい、そして3時間ごとに2つずつ飲みなさいと、これは英語で言ってくれた。
間違ってはいけないと老眼鏡をかけて子細に箱を確かめ見たけれどハングル文字ばかりでローマ字の1字も書かれていない。
日本で売られているコンタックという薬箱に似てはいるのだが、3時間ごとに薬を飲むやなんて、そんなに続けざまに飲んで大丈夫なんかいなあって不安に感じたもので再度薬の量と飲む時間を確認したが間違いないと。
200円ばかりの薬代を支払ってホテルに戻り、薬を飲んだのが10時半。
それから13時半、16時半、19時半。
薬が効いたのか体が楽になったので本日の食事に・・・今日も夜の1食だけだが、食欲があるのでホテルの『ラ・セーヌ』へ出かけた。
水分補給にビール『Hite』を。
韓国には『cass』や『OB』もあるが、私は『Hite』を飲むことが多い。
上はフィレ・ステーキ。
ソースは要らないことを言い忘れ、ソースがかけられて出された。
調理人としては自分の作ったソースを付けたいのだろうが、私は塩とコショウで戴くのが好きなのである。
そのためにソースをナイフで除けたところだが肉質はマズマズかな。
下は海鮮炒飯とでも言うのか『シーフード・ピラフ』
1日1食とは言えカロリー大である。
食べ残してはしまったものの、牛肉は随分久し振りだし、ご飯にしても、ビールにしても。
美味しいものを美味しく戴けることは素晴らしいこと。
風邪の調子が少し良くなり、主治医の指示も遠くの潮騒のような・・・
なーんて、ちょっと羽目を外した感じかなあ。
at 10:27|Permalink│
韓国・釜山にて風邪
夕食に焼酎(ソジュ)を飲んで体内消毒?して眠ったものの、やはり風邪気味であったのか、夜中になって熱が高くなり胸の上部が咳き込むごとに痛んだ。
気管支が炎症を起こしてきたのだ。
そんなわけでホテルでの寝正月と・・・
それほど気分の良いものではないのだが、ベッドから見るガラス窓の外は見事に晴れわたった青空。
むむむ・・・
Don't disturbのプレートをドアノブに吊るして寝込んだ。
ぐっすり寝込み、午後3時。
バスローブもベッドシーツも汗でビショビショ。
キングサイズのダブルベッドだし、バスローブも2着分あるのだが、ハウスメーキングのオモニを呼んで、シーツとバスローブの取替え、それにミネラルウォーターを余分に持ってくるように依頼した。
私の場合、通常風邪を治す方法はこの程度で良いのだ。
暖かく安静に、汗をかいて水分補給。
午後7時。
さすがにお腹が空いてきたのでホテルの韓国料理レストラン『無窮花(ムグンファ)』へ。
『無窮花』というのは日本での『むくげ』のこと。
韓国の国花で夏に咲くタチアオイのような白色の花である。
お腹が空いていても体調の悪い時というのは食べれそうで食べれないものである。
スープより始まる定番のコース料理にしておいたが、チョコチョコつまむ程度で食べ切れなかった。
スープが一番美味しかったかな?
調理師には悪かったけど、体調がイカン。
上に並んでいる小鉢が副菜にあたるもので、キムチ以外にも佃煮やら色々なものが・・・
コースの料理としては煮物、焼き物、蒸し物、刺身その他もろもろ。
つまり日本の懐石料理風に1品1品提供され、何品あったか忘れてしまったが、鉄板での焼肉も入り、ご飯と汁物、デザートへ進むコースである。
ここのコース料理というのはソウルの『三清閣(サンチョンカク)』で出すような所謂韓国の伝統的宮廷料理・韓定食とは異なり、洋風料理や日本料理の様式や内容をアレンジしたものである。
ここの『ソジュ』も『C-1』であった。
気管支が炎症を起こしてきたのだ。
そんなわけでホテルでの寝正月と・・・
それほど気分の良いものではないのだが、ベッドから見るガラス窓の外は見事に晴れわたった青空。
むむむ・・・
Don't disturbのプレートをドアノブに吊るして寝込んだ。
ぐっすり寝込み、午後3時。
バスローブもベッドシーツも汗でビショビショ。
キングサイズのダブルベッドだし、バスローブも2着分あるのだが、ハウスメーキングのオモニを呼んで、シーツとバスローブの取替え、それにミネラルウォーターを余分に持ってくるように依頼した。
私の場合、通常風邪を治す方法はこの程度で良いのだ。
暖かく安静に、汗をかいて水分補給。
午後7時。
さすがにお腹が空いてきたのでホテルの韓国料理レストラン『無窮花(ムグンファ)』へ。
『無窮花』というのは日本での『むくげ』のこと。
韓国の国花で夏に咲くタチアオイのような白色の花である。
お腹が空いていても体調の悪い時というのは食べれそうで食べれないものである。
スープより始まる定番のコース料理にしておいたが、チョコチョコつまむ程度で食べ切れなかった。
スープが一番美味しかったかな?
調理師には悪かったけど、体調がイカン。
上に並んでいる小鉢が副菜にあたるもので、キムチ以外にも佃煮やら色々なものが・・・
コースの料理としては煮物、焼き物、蒸し物、刺身その他もろもろ。
つまり日本の懐石料理風に1品1品提供され、何品あったか忘れてしまったが、鉄板での焼肉も入り、ご飯と汁物、デザートへ進むコースである。
ここのコース料理というのはソウルの『三清閣(サンチョンカク)』で出すような所謂韓国の伝統的宮廷料理・韓定食とは異なり、洋風料理や日本料理の様式や内容をアレンジしたものである。
ここの『ソジュ』も『C-1』であった。
at 09:07|Permalink│
February 18, 2008
韓国・釜山・西面でイカ刺身
風邪気味であっても食い気は別。
ただし、今年の正月明け以来医者からの勧告を受け入れアルコール・ご飯などの糖質、牛肉・バターなどの脂質についての摂取制限を相当厳格に続けているので、せっかくの韓国ではあるが酒や食が進む焼肉店へは自ら出入り禁止と定めているため看板を眺めて店を覗くだけ。
匂いを嗅ぐだけでも朝昼抜いてきたお腹は唸り声を上げる。
上の店、ハングルは読めないけれど店の表に水槽があり魚やイカを泳がせていたので覗いてみたが大きい店ながら満員のために他の店を探すことにした。
しばらく歩いて場末で見つけたお店が下の写真。店の規模が随分小さい。
イカとカニの絵が描いてあり、3文字目に『フ-11』のような字が書いてあるが、コレは『カニ』。
店の前には水槽があり、イカとナマコとホヤが活けてあった。
誰も客が入っていないことも分かったので店に入り、サンナッチはあるかと問うたが発音が悪かったらしく、タコを生で食べられるかと訊ねたがコレも通じず。
仕方なく若いニイチャンを水槽のところまで連れて行って、泳いでいるイカを指差し『フェ・ジュセヨ』。
ニイチャン、顔をほころばせ、親指を立て『オーケー・オーケー』。
ついでに『ソジュ』をひとつ注文した。
最初に出されたのは写真の左側の2種。
乾パンに砂糖をまぶしたようなものとトウモロコシを湯がいたもの。
一瞬「うん?」と思ったが、韓国では注文した料理以外に店ごとの副菜が出されるので納得して『C1』(シーウォン)を飲み始めた。
ソウルではチャムスルが多かったが、釜山では『C1』を出す店が多いのだろうか。よくは分からないがアッサリした水のような焼酎で冷えているので飲みやすい。
でも20度ちょっとあったのではないだろうか、アルコール度数だが。
右の2品はウズラの茹で卵と、日本では磯モノと呼ぶニナ貝を湯がいたモノだが、これの食べ方が分からずニイチャンに訊ねると、巻貝の口を咥えてチューチュー吸って食べるのだと。
確かに、よく見れば巻貝の尖った先の方が全て割られており、なかなか乙なものであった。
最終的にテーブルに並んだ品物の数々。
写真の左奥の方にあって見えにくいが、チシャとゴマの葉っぱがバスケットに入れて積まれている。
左の鉢物は卵だけであるが茶碗蒸しでありアツアツで美味しかったし、左手前はナマコである。(これらも副菜であって注文したわけではない。)
やや奥の横長の皿が注文したイカの刺身であるが、イカの内臓以外全てを糸造りにしてイカの形にして、上に刻んだネギを振りかけているのである。
その手前にはニンニクのスライスと青唐辛子の輪切り。
中央の小皿は辛い味噌であり、手前はワサビ醤油とケチャップのようなコチュジャンである。
私は葉っぱに糸造りのイカ、辛い味噌、ニンニク、青唐辛子をのせて食べたが、コレが最も美味しかった。
ご飯は食べなかったけれど『ソジュ』を2本飲んでしまったのでチョット過ぎたかな?
これで日本円にして2000円かな。
大きい活けイカ1パイに焼酎360mlが2本と付き出しの副菜いろいろ・・・やはり安いと思う。
ただし、今年の正月明け以来医者からの勧告を受け入れアルコール・ご飯などの糖質、牛肉・バターなどの脂質についての摂取制限を相当厳格に続けているので、せっかくの韓国ではあるが酒や食が進む焼肉店へは自ら出入り禁止と定めているため看板を眺めて店を覗くだけ。
匂いを嗅ぐだけでも朝昼抜いてきたお腹は唸り声を上げる。
上の店、ハングルは読めないけれど店の表に水槽があり魚やイカを泳がせていたので覗いてみたが大きい店ながら満員のために他の店を探すことにした。
しばらく歩いて場末で見つけたお店が下の写真。店の規模が随分小さい。
イカとカニの絵が描いてあり、3文字目に『フ-11』のような字が書いてあるが、コレは『カニ』。
店の前には水槽があり、イカとナマコとホヤが活けてあった。
誰も客が入っていないことも分かったので店に入り、サンナッチはあるかと問うたが発音が悪かったらしく、タコを生で食べられるかと訊ねたがコレも通じず。
仕方なく若いニイチャンを水槽のところまで連れて行って、泳いでいるイカを指差し『フェ・ジュセヨ』。
ニイチャン、顔をほころばせ、親指を立て『オーケー・オーケー』。
ついでに『ソジュ』をひとつ注文した。
最初に出されたのは写真の左側の2種。
乾パンに砂糖をまぶしたようなものとトウモロコシを湯がいたもの。
一瞬「うん?」と思ったが、韓国では注文した料理以外に店ごとの副菜が出されるので納得して『C1』(シーウォン)を飲み始めた。
ソウルではチャムスルが多かったが、釜山では『C1』を出す店が多いのだろうか。よくは分からないがアッサリした水のような焼酎で冷えているので飲みやすい。
でも20度ちょっとあったのではないだろうか、アルコール度数だが。
右の2品はウズラの茹で卵と、日本では磯モノと呼ぶニナ貝を湯がいたモノだが、これの食べ方が分からずニイチャンに訊ねると、巻貝の口を咥えてチューチュー吸って食べるのだと。
確かに、よく見れば巻貝の尖った先の方が全て割られており、なかなか乙なものであった。
最終的にテーブルに並んだ品物の数々。
写真の左奥の方にあって見えにくいが、チシャとゴマの葉っぱがバスケットに入れて積まれている。
左の鉢物は卵だけであるが茶碗蒸しでありアツアツで美味しかったし、左手前はナマコである。(これらも副菜であって注文したわけではない。)
やや奥の横長の皿が注文したイカの刺身であるが、イカの内臓以外全てを糸造りにしてイカの形にして、上に刻んだネギを振りかけているのである。
その手前にはニンニクのスライスと青唐辛子の輪切り。
中央の小皿は辛い味噌であり、手前はワサビ醤油とケチャップのようなコチュジャンである。
私は葉っぱに糸造りのイカ、辛い味噌、ニンニク、青唐辛子をのせて食べたが、コレが最も美味しかった。
ご飯は食べなかったけれど『ソジュ』を2本飲んでしまったのでチョット過ぎたかな?
これで日本円にして2000円かな。
大きい活けイカ1パイに焼酎360mlが2本と付き出しの副菜いろいろ・・・やはり安いと思う。
at 16:17|Permalink│
韓国・釜山・西面あたり
手っ取り早く安くお昼ご飯をと思っていたのだが、ロッテデパートは休みだし中途半端な時間になってしまったこともあって、朝昼夕の食事を一度で済ませることとしてホテルを出た。
デパート前は寒いながらも若い人たちの待ち合わせ場所になっているらしく、閉じられたシャッターの前で沢山の人がいてた。
西面ロータリーから凡一洞(ポンイルドン)への道路を挟むように平行に幾本かのレストランを中心とした商店街(通称・若者達の通り)があるのでブラブラしてみた。
自動車が通る道路は携帯電話ショップがセールを行っているものの、一般商店は正月休業である。
一歩裏の道へ入れば逆に飲食店の大多数が店を開け、通りの真ん中に屋台が立ち並んでいた。
屋台ではアジュマがトッポキ、オデン、スンデ、ポンデギなどを売り、若い客たちが屋台を取り囲むようにしてそれらを食べ、スープをカップにすくって飲みながらキャッキャと楽しんでいる。
トッポキというのは細長いソーセージのような形の餅を大きい鉄鍋で真っ赤なコチュジャンを絡めて煮ているものである。
オデンは日本のおでんと同じだが、若干味が・・・店によって異なるのかもしれないが、薄味でスープをお茶代わりに飲む。自分のコップを鉄鍋に突っ込んで勝手に飲んで良いのだ。
スンデは豚の腸に内臓や血を詰めた料理で、言うならば腸詰ソーセージであり、ポンデギは蚕のサナギを煮たものだが、私はコレを食べることができない。
勿論、屋台にもいろいろなものを売る店がある。
甘栗、揚げパンなどの食べ物のほかに飲み物も帽子や衣類、それにアクセサリーなどを売る屋台もある。
多いのは焼肉店であるが、牛肉に限らず鶏肉専門店や豚肉専門の店もあり、カルビ、タッカルビなどとカタカナ表記されている看板がある。
きっと日本人観光客が多いということなのだろう。
釜山・西面ではソウルの明洞(ミョンドン)に比べて海鮮の店が多いように感じたが海鮮の店の看板にはカタカナ表記がされていない。
私は静かに落ち着いて、それも食べたいモノがあったので、どの店も満員という賑やかな場所を離れて場末に近い方まで歩いていった。
デパート前は寒いながらも若い人たちの待ち合わせ場所になっているらしく、閉じられたシャッターの前で沢山の人がいてた。
西面ロータリーから凡一洞(ポンイルドン)への道路を挟むように平行に幾本かのレストランを中心とした商店街(通称・若者達の通り)があるのでブラブラしてみた。
自動車が通る道路は携帯電話ショップがセールを行っているものの、一般商店は正月休業である。
一歩裏の道へ入れば逆に飲食店の大多数が店を開け、通りの真ん中に屋台が立ち並んでいた。
屋台ではアジュマがトッポキ、オデン、スンデ、ポンデギなどを売り、若い客たちが屋台を取り囲むようにしてそれらを食べ、スープをカップにすくって飲みながらキャッキャと楽しんでいる。
トッポキというのは細長いソーセージのような形の餅を大きい鉄鍋で真っ赤なコチュジャンを絡めて煮ているものである。
オデンは日本のおでんと同じだが、若干味が・・・店によって異なるのかもしれないが、薄味でスープをお茶代わりに飲む。自分のコップを鉄鍋に突っ込んで勝手に飲んで良いのだ。
スンデは豚の腸に内臓や血を詰めた料理で、言うならば腸詰ソーセージであり、ポンデギは蚕のサナギを煮たものだが、私はコレを食べることができない。
勿論、屋台にもいろいろなものを売る店がある。
甘栗、揚げパンなどの食べ物のほかに飲み物も帽子や衣類、それにアクセサリーなどを売る屋台もある。
多いのは焼肉店であるが、牛肉に限らず鶏肉専門店や豚肉専門の店もあり、カルビ、タッカルビなどとカタカナ表記されている看板がある。
きっと日本人観光客が多いということなのだろう。
釜山・西面ではソウルの明洞(ミョンドン)に比べて海鮮の店が多いように感じたが海鮮の店の看板にはカタカナ表記がされていない。
私は静かに落ち着いて、それも食べたいモノがあったので、どの店も満員という賑やかな場所を離れて場末に近い方まで歩いていった。
at 14:57|Permalink│