April 2015

April 30, 2015

予想できなかったこと

物事には予想できることと予想できないことがある。
s-2015-04-29_174212予想できなかったことは26日(日)の夜、右頬あたりが痛むという兆候から始まった。
この時点では痛みの場所が特定出来ずに漠然としていたため、肩こりかなあと思って湿布を貼って眠ったのだった。
肩こりを疑ったのには理由がある。 歩行訓練は毎日適時行っているが、倒れないようs-2015-04-30_164520にとの緊張感は背中から肩、肩から腕、そして手指の先までカチンコチンに固まり、立ち止まった時には杖を握っていた手のひらが汗でじっとり濡れるほどに緊張しているからなのだ。

ところが27日(月)になると食事を摂る際に歯が浮いて物を噛むと痛みを感じ、歯肉部分が腫れているのが分かった。
歯周病からか肩こりからか原因を特定できず、医療機関で診察&治療をとも思うs-2015-04-29_181036が直ぐに動ける体ではないので今少しと28日(火)を迎えることとなった。

歯茎が腫れるという症状はこれまでにも何度か経験しており、肩こりが引くことで治まったり、歯科医院で切開&抜歯(親不知)といった治療を受けることで治まってきた。

ここ10数年かかっている歯科医院は我が家から最短の道を歩むと10分とかからない距離なのだが、この道路は急坂のため今の私には上り下り出来ない。s-2015-04-29_180057 
緩やかな坂道を歩くとなると相当遠回りをせねばならず、今の私には片道を歩くことも難しい。
タクシーを利用する方法もあるが余りにも距離が短すぎて・・・・・

ところが噛み合わせ時の痛みだけでなく平静時もズキンズキンと痛み、若干の発熱も加わってきたので歯科医院に電話をかけると内装工事中で5月
1日から診療開始なのだと。
s-2015-04-29_180508はてさて、ようやく歯科医院へ行こうと腹を決めたのに、
むむむむむ。

《 思 案 》

随分以前のことだが、医師のいない外国で長く滞在中に歯茎が腫れた時の対処法を歯科医師に教えてもらったことがあった。
あくまでも応急的とのことだったが、消毒した針状の物で腫れた歯肉部を刺して膿を出せば良いと。

《 思 案 》
針状の物は歯科医が使うピック(スケーラー)がある。
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消毒用のアルコールもイソジンもある。
イソジンはヨードチンキ(ヨウ素のアルコール溶液)と同じ働きがある。

s-2015-04-29_180712うーん、様々な状況を考え合わせ、膿を出して腫れを引かせることにした。
痛いのは覚悟の上。

28日にピックで刺したが、白っぽい色の膿が出ると思っていたのだが出たのは赤い色の血?ばかり。
とにかく腫れが少し引いたので安静にしていることに。
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そして29日(水)を過ぎて本日は30日(木)。
鈍い痛みのようなものは残るものの噛み合わせ時の痛みは殆ど無くなった。
明日は理学療法士が来てくれるが歯科医院の開診日でもある。
はてさて、歯茎の症状は落ち着きの方向へ進んでくれるものかどうか・・・・・
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私の早朝音楽会はフィンランド週間だと先日書いたが、1週間を過ぎても未だ続いている。
シベリウスだけでも随分の曲数になるが、長年フィンランドで演奏活動を続けているピアニスト・舘野 泉 氏や写真に挙げたオスモ・ヴァンスカ氏など指揮者や楽団、合唱団などを組み合わせれば週間は月間にもなっていく。
今回は季節外れだがフィンランドのクリスマス・ソングも聴いてみた。
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お花は家内が世話しているビオラと数日前から白い小っちゃな花を咲かせているスズラン、それとぼつぼつ花を開き始めた紫蘭。

付け足しみたいだけれど、本日の S・OT との歩行訓練は今までの中でイチバン、かな?
それに博多の T氏の使いとして佐藤君が来てくれた。嬉しいことだ。



masatukamoto at 17:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

予想通り

予想通りだったのは今朝早く知った米国議会・上下両院合同会議における安倍首相の演説内容だ。
正直に言えば少しばかりの期待が無かったわけではない。 が、和文に翻訳された演説内容は私が予想していs-2015-04-29_164746たこととほぼ変わりない内容であった。 だから失望するほどのことも無く、やっぱりなあ・・・という、もはや諦めに近い思いであった。
現代の世相を短い言葉で表せば『言うたもん勝ち』『やったもん勝ち』『お山の大将・安倍一人』と言えるかと私は思っている。
安倍首相が国会で根拠無しのウソ野次を飛ばしたことについて、それの撤回も謝罪も感情のこもらない口先だけのものだったように私は感じており、気位が高いと言うか、頭を下s-2015-04-29_171523げるということをしない人なのかと思うこともある。
勿論、彼が一国を代表する総理大臣なのだから何でもかでもペコペコする必要も無かろう。
しかし美辞麗句を並べるだけの真実のこもらない言葉が語られるのみで、そこに言行一致の姿を見ることが出来ないことは大変に残念なことである。

私が気になっていたことについては、《先の戦争の反省を踏まえて戦後の日本は歩んできたが、アジアの人々に苦しみを与えた事実から目をそらしてはならず、こうした思いは歴代の総理大臣の考えと変わるものではない。》といった意味で話されたと理解した。
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歴代総理の考えとしては戦後50年の折(1995)に村山内閣総理大臣の談話を一番に挙げることが出来る。

『国策を誤って戦争への道を歩み、国民を存亡の危機に陥れたこと』『植民地支配と侵略により、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたこと』といった点を認め、今後同じ過ちを起こさないため、『歴史事実を謙虚に受け止め痛切な反省を踏まえて心からのお詫びをする』という意味のことを世界に表明したのであった。

そうした考えと何ら変わるところがない立場にあると安倍首相は語ったのだから、s-2015-04-29_165705今更『植民地支配』だ『侵略』だ『お詫び』だなどといった言葉を繰り返し用いる必要はないという彼の言い分は間違ってはいないと私も思わないではない。

しかし言うだけなら誰でも言える。 
先にも書いたが、言行一致が人としてのあるべき姿だと思っている私の立場からは、これまで安倍首相が実践してきた政治姿勢を見る限り、歴代総理の考えと何ら変わらないとは思えないでいるのだが・・・・・

先日も書いた。
言葉とともに生きて行くことは大事なことで、ヒトのヒトたる所以とも言える。
が、言葉を弄ぶだけではいけない。
日本には舌先三寸という言葉がある。
口先だけで言葉を巧みに弄する、世に詐欺師と呼ばれる輩もこの類いである。

戦後70年となる8月15日はもう3ヶ月ばかりでやってくる。

※ 撮影時期を失したフリージア。 これからのペチュニア。 盛りも過ぎたアザレア。洋ランはこれから。


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April 27, 2015

今朝の雑感

今朝も5時30分過ぎにお日さまが東の丘上に顔を出した。
春分の日頃から、ほぼ10日おきに日の出を撮影した写真を並べて比較してみると以下のようになる。
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丘陵線が水平でないことなど日の出の視認に若干のズレはあるが、太陽は規則正しく動いている(見かけ上)ようだ。
今日は4月27日。 唱歌『茶つみ』で歌われる『夏も近づく八十八夜』は5月2日にあたり、もう直ぐだ。
5月3日は大切な憲法記念日。 そして5月6日が暦の上での立夏となる。s-2015-04-25_110417

自然の理は規則正しく展開しているようだ。
もっとも時に大地震を起こしたり、知床では海底を隆起させるなど、人智では計り知れないことを突発的にやってのけるのが自然の力である。
この自然の力は偉大であり心底より畏れるものだ。

もっとも恐れるという意味では人間ほど怖いものはないと私は思っている。
国民に感じ取られないよう憲法をなし崩し的に変えることを推し進めている政府・J党。
それに寄り添い、結局は政府・J党の手のひらの上で踊らされているK党。
譲歩させた、手柄を挙げたと国民にエエ恰好するかもしれない。 しかし、これは商売手法と同じs-2015-04-25_062208だ。 政府・J党は現状で100欲しいとすれば、200と提案する。 提案を受けたK党は、それはいかんと一応は反対して見せる。 その後は綱引き状況を見せかけ、政府・J党は、それならアナタ方の要求を入れて
100でどうかと再提案する。 K党は寄らば大樹の陰とばかりの大臣病にかかっているから、結局は100で了承となる。
互いに持ちつ持たれつ、互いの顔を立てたということで与党合意と。

しかしお馬鹿さんでなければ分かるはず。 元々はゼロ(0)だったのが100飛び出しズレたのだ。
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K党の支持母体が発行する新聞は、TVコマーシャルで「言葉とともに生きて行く」と言っている。
このCMはなかなか良い作品だと思うが、「言葉をもてあそんで行く」のが
K党の姿のような・・・・・

何だか恐ろしい怖ろしいと思う此の頃である。

ここ数日はSUOMI WEEKとでも言うか、フィンランドの音楽に耳を傾けている。
シベリウスの作品が中心だが、叙事詩『カレワラ』をイメージした作品の数々。
登場するのは神であったり人間であったり様々なストーリーが展開するが、それらは青く澄み渡る空の下、緑濃い木々と無数に点在する湖を舞台とするもので、それらが私の脳裏で映像s-2015-04-23_210118化されるのだ。

なんて素晴らしい所だろう。 早く元通りに回復して、また訪れてみたいものだ。

お酒は先日来少ーしずつ戴いている土佐の酒。
少ーしと書いたのは、晩酌に芋・佐藤黒を薄めて薄めて、多分 1: 9 ぐらいのを飲んでいるのでグイ呑みで2杯の日本酒という意味。
糖質のアルコールを制限するというのも理由だが、博多のT氏からの荷が無いことも。s-DSCF6022
それにしても土佐の酒は久し振りである。 土佐は男女ともに酒豪が多いと言われてきたが酒造場も多いようだ。
学生時代だったか、奈半利町(高知県)の後輩の案内で夜の砂浜で波音を聴きながら1升瓶を空け、その瓶を枕に星空を眺めていたこともあった。 この時の酒は土佐鶴だったが、その後酔鯨とか司牡丹などを飲んだ。 土佐料理の店では船中八策(司牡丹酒造)をよく飲んでいたことを思い出す。

真ダコの代用のミズダコの刺身(写真上)


masatukamoto at 11:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 26, 2015

思わぬ・・・

先週月曜日に書いて今日は26日の日曜日。
20日は朝から雨模様で二十四節気の穀雨にあたっていた。 暦の上で穀雨だから雨が降ったというわけでは勿論無い。 が、古来この頃より作物(植物一般)が育つための雨がよく降る時節になるとされてきたのだ。2015-04-26_141609
穀とは稲を主とする五穀を総称する語であり、穀雨とは将に言い得て妙と言うべきか。 古人の感性には感服することが多い。

雨ということでは雨後の筍という表現がある。 雨か降った後、竹林の至る所で筍がボコボコ新芽を出す様子を比喩表現として使っているのだ。
筍については先日Sさんから沢山の筍を戴いたことを書いたが、ご近所の Tさんからも写真のような立派な筍を米ヌカまで付けて戴いた。
s-2015041915470000丈は30cmに満たず短いが、下部と言うか根回りは5~60cmもあるズングリむっくりの筍だった。筍が大きいこともあってアク抜きに煮る大きい鍋が無かったので家内は苦心したようだが、食べるだけの私は美味しく頂くことができた。

20日の天気はイマイチだったが明くる火曜日からは天気も回復して私のリハビリもエエ調子で続いてきた。

先週、先々週と統一地方選の選挙カーが拡声機のデッカイ音で候補者名を連呼しつつ夜 8時きっかりまで走り回っていたのだが、それも昨日で終わり、投票日の今日は静かで昼前には家内もレッスンに出かけたので私はノンビリさせてもらっている。

その家内だが昨日は大失敗をやらかしてしょげ返っていたのだ。s-2015-04-23_213626
慌てん坊なところがあるので時々早合点することがあり、多分うっかりミスだと思うが、何だかんだと私のことをも含め 一人で我が家のことを切り盛りしてくれているので何だか私にも少しばかり責任があるような、そんな気がする昨日だった。
12時制と24時制をごっちゃにしてしまったようで、これは私にもよくあることなのだ。
午後3時、3時と意識しているのだが、同時に15時とも認識しているのに何故か『5』の字が印象深かったのか午後5時と・・・・・

昨日はケース・ブッケ氏と辺保陽一氏によるリコーダーコンサートが大阪のタケヤマ・s-2015042615140000ホールで開かれるので、その演奏を聴きに行くことを家内は楽しみにしていたのだ。
竹山さん(竹山木管楽器製作所)に席を確保してもらったからと随分以前からコンサート・パンフレットを冷蔵庫に貼り付け、昨日も一昨日も家を何時何分に出発してと何度も予定の確認をしていたのだ。 そして、「行ってきます。」と出て行って15分も経たぬうちに戻ってきたのだ。
もう演奏会が始まっているんだと。

なんだって?

うーーん、何だか気まずく声を掛けにくい雰囲気に。
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ケース・ブッケ氏は、昨年81歳で亡くなったリコーダー奏者・フランス・ブリュッケン氏やチェロの奏者として名高いアンナー・ビルスマ氏らに師事し、今や世界的リコーダー奏者として演奏活動と音大などでの後進養成に努めている人だ。
辺保氏はリコーダーをケース・ブッケ氏に師事したと聞くが、いずれにせよ家内の落胆ぶりは私にもよく分かった。

秋のコンサートの分をと竹山さん(奥さん)から連絡頂いたそうなので、何とか是が非でも聴きに行かせてあげたいと思っているのだが・・・・・

※ カットがわりに使ったのはフィンランド民謡などのCDジャケット。



masatukamoto at 17:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

Sympathy・・・

I am very worried about the fact of earthquakes
near Kathmandu (Nepal) as epicenter.
I would like to offer my sincere sympathy to the people living
in the regions hit by the earthquake and hope for a rapid
recovery for both the people and areas affected by
this disaster.s-2015-04-26_085734

日本も地震の多い国だがネパールやブータンが位置するヒマラヤ山脈はインド大陸のプレートがユーラシア大陸のプレートに潜り込むことで上昇を続けてきたことは既にプレートテクトニクス理論によって説明されてきていることで地震が多くても不思議はない。
7000mも8000mもの高い峰々がインド大陸の上部(北側)で東西に長く屏風の如く連なっているのだ。
このヒマラヤ山脈の高地で古代の海洋生物化石など海の堆積物が見つかっていることから大昔にはエベレストなどの高い山々も海の底だったのだ。
s-2015-04-26_115745深さがどれほどの海底だったかは知らないが、その深さに加えて広い地域で
7~8000mもの高い峰々に隆起させているプレートの力は人智の及ぶものではない。
そんなプレート間での運動によって起きたものだったのだろうか今回の地震は。
東北地方太平洋沖地震
(2011/3/11)はM9だった。 今回の地震はM7.8だというから地震エネルギーとしてはそれに及ばないが関東大震災時の地震がM7.9だったからこれと同程度だったかと推測できる。
情報が入るにつれ被災状況はまだまだ大きく多くなるかもしれない。
地震被災を数多く受けている者の一人としてお見舞いの気持ちを表しておきたい。




masatukamoto at 10:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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