June 2017

June 29, 2017

呆れ

何と言うか、あほらしいと言うか情けないと言うか・・・
『国民を虚仮にするのもエエ加減にせえ。』と書いたのは、つい先日のことだ。
その明くる日だったか、週刊誌の見出し《この女、凶暴につき》の顛末に驚いていたら、都議選応援のための演説会場という公けの場での稲田防衛大臣の発言内容に又々驚き、はっきり言えばアホばっかりと思ったのだ。
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尻取り歌のように語るなら、議員は公務員、公務員は憲法を護り、あらゆる法律に従う、公務員は国民全体の奉仕者、公務員は公共の利益のために働く。
まあ今更と言うような分かり切ったことで、アホらしいとは思いつつ書いてみた。
ピンク色-1
「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい。」と稲田防衛大臣が言ったのだ。
自民党員の一人として言ったなら、まあしゃあないなあってところだが、『防衛省、自衛隊、防衛大臣』は話にならん。
防衛省という役所や自衛隊が不偏不党かつ公正でなければならないことは法律で規定する以前のレベルで国民の総意を得ていることと私は思っている。(ナショナル・コンセンサス)
黄緑-1
稲田は防衛大臣だから防衛省・自衛隊というお山の大将のつもりでいるのかもしれない。
稲田を重用する安倍首相は以前に国会で自衛隊のことを『我が軍』と表現したことがあった。
何だか同じ穴のムジナのように私には思えるのだ。
紫色-1
それにしても稲田は法律の専門家、弁護士を職としている。
法律には疎い私でも分かるようなことが稲田大臣には分からなかったのか、それとも分かっていながら自民党候補者の応援演説に防衛省や自衛隊を利用したのだろうか。
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森友学園の籠池氏のことを知らないと言っておきながら、実は森友学園側の弁護士を引き受けていたのに関係を否定するというウソをついていた稲田大臣である。
陸上自衛隊南スーダン派遣部隊の日報における『戦闘』を『武力衝突』と誤魔化していたこともあった。
稲田大臣の頭が悪いというのではないだろう。むしろ確信をもって語ったのだろう。明治初期なら私は彼女を三百代言と呼んだことだろう。
空色-1
口先(舌先)三寸という点でも稲田大臣と安倍首相は共通しておるような。
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June 28, 2017

新聞って・・・

先日留守番をしていたらY新聞の販売人が購読依頼にやってきた。
Y新聞と言えば、私の発想は正力松太郎~A級戦犯~CIA協力者~原子力発電~中曽根康弘~日テレ・ジャイアs-2017-06-20_085853ンツ~渡辺恒雄と広がる。
近頃は安倍首相の覚えメデタイ御用新聞の色合いが一層強くなっているようだが、そのY新聞の販売人が半年間の購読契約なら◯◯を、1年契約なら△△をプレゼントすると言うのだ。
謝礼品がスゴイが、そんなエサに釣られるような私ではない。
腐っても鯛はタイという古諺があるが、私が望む道だ。
中緑-6
スゴイ謝礼品と言えば、ご近所の奥さんと家内との会話内容に驚いたことがあった。
昨年末だったろうか、電動自転車をくれるって言うからS新聞と2年間だったかの契約をしたとご近所の奥さんがs-2017-06-20_090110話したということだった。
その頃の1ヶ月分の新聞料金が4000円、1年で48000円、2年で96000円ほどになる。
電動自転車は安くても8万円か9万円かするものだから家内の話を聞いて唖然としたものだった。
謝礼品と言うか景品に魅力を感じないわけではないが、S新聞にしろY新聞にしろ私は魅力を感じないのだ。
中薄紫-4
昨日薬物所持で京都新聞の記者が逮捕された。 その事件について新聞社が「社会正義を貫くべき新聞社員s-2017-06-20_090337が・・・(略)」とコメントの冒頭で述べていたが、当然のこととは言え耳に心地良いものを感じた。
至極アタリマエのことを心地良く感じることが出来るほど、現代のジャーナリズムに不信を感じているということなのだ。
中桃色-2
個人個人が様々な思想信条を持つことは自由であり保障されるべきである。特定政党や特s-2017-06-21_163146定宗教の機関紙ならば、通常その団体を構成する人たちが読むものだから特定の思想や主張で固められていても良いだろう。
しかし、大新聞ひとつだけが総理大臣の主張を掲載したり、政府の提灯かつぎをするようにな記事が主となるようなら、これは戦前の大政翼賛会と変わらないものになる。
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6月23日付のニューヨーク・タイムスは一面で多くのアメリカ人はトランプ大統領のウソに慣れてきたと、1月21日以来6月21日までのトランプ大統領の発言と実際の情勢が異なっていた事実を列挙したのだ。
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上の紙面のURL: https://www.nytimes.com/interactive/2017/06/23/opinion/trumps-lies.html
(上の下線付きURLをクリックすればリンクしている)
社会正義というのは公平で公正なものだ。トランプ支持・不支持に関わりなく事実を事実として報道し、賛否については個々人の判断に委ねる。私はニューヨーク・タイムスの姿勢を評価するし、大新聞と言われる新聞はこうあってほしいものだと願っている。



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June 27, 2017

一里塚を越えて

長い時間をかけてやり遂げた後の気分が如何に爽快か、この感覚は多分世界中いずれの国の人とも共通理解出来るものと思う。s-2017-06-13_071703
ほぼ想定通りに行動出来た土曜日だったが、足腰の具合はいつも良好な状態で安定しているわけではなく、その日その日、その時その時によって安定度は変化している。
ただ以前のように良し悪しの変化の度合いが大きかった頃に比べ、近頃はその差が小さくなったことが有難く嬉しい。
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一里塚を越えて迎えた月曜日は朝から気分爽快。早朝よりの歩行訓練も調子よく出来た。
更に気分を高めてくれたのが写真の朝食だ。
s-2017-06-26_150306柿の葉寿司。
氏が作ってくれていたのを家内が持ち帰ってくれていたのだ。
ご飯大好き、お寿司大好きな私は押したばかりの作り立ての柿の葉寿司も好きだが、一晩寝かせた柿の葉寿司は『酢飯』と『きずし』が程よく馴染んで一層美味しく頂けるように思うのだ。
食いしん坊の私のことだ。食べやすい大きさで、しかも大好物の柿の葉寿司。10個やそこらならペロリと平らげてしまうことだろう。その為だろうと思うが、我が『監視』栄養士の家内は頂いてきた柿の葉寿司を朝食と昼食に分けて、つまり1回分の食べる量を減らして出してくれたのだ。
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不足ではあるが・・・・・
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柿の葉寿司と言えば私が葉っぱごと食べると書いたことがあったので知人から尋ねられたことがあった。
柿の葉寿司は殺菌が目的で包んであるので葉っぱは食べないのではないか、と。s-2017-06-13_072113
その通りである。
通常は葉っぱを剥いて包まれている寿司だけを食べるのだ。
市販の柿の葉寿司を買って食べる際には私も葉っぱは捨てている。
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私が葉っぱごと食べるのは、 氏の庭の柿の木の葉であること、それも新緑の時期(6月末ぐらいまで)の葉っぱで作られたものに限っている。
この時期の葉は葉脈が柔らかいし、苦味や渋味の成分が少なく茶の葉を食べるのと変わりないからである。
それと、やはり安心という思いが一番にある。
まあ食べるか食べないかは個人の好みのレベルのモンダイかと。

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June 26, 2017

自信

6月24日(土)、シミュレーション通りに出来るかどうか実際に行動してみた。s-2017-06-13_071451
介護タクシーと車椅子利用なら既に何度か外出してきたが、今回の行動は家内の付き添いのみで両手の杖だけが頼りという条件だった。
この条件での行動を試みる時、先ず第一番目に 氏の店へ行こうと決めており、そのため頭の中での演習を何度も繰り返し行ってきた。
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我が家と店の往復は車に頼らざるを得ない。
車を降りてからは少しだが歩道を歩かねばならない。
店内へ入ったとして杖を持って歩くことが出来るか、カウンター前に並ぶ椅子に座り、また立って手洗いへ移動出来るか、手洗いで用を足せるか、他に客がいる場合に迷惑をかけないか等々、事前の頭の中での予行演習は多岐に渡った。
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この日、先日出前してもらった時の容器を 氏が引き取りに来てくれるので、それに合わせて店まで乗せてほしいと頼んだのだ。
立っている者は親でも使えと言うが、いつも何かと気遣ってくれている 氏をただ便利だからと、コキ使ったというわけでは勿論ない。
s-2017-06-25_135014タクシーを使うつもりでいたが、私の状況を知ってくれている 氏ゆえに安心の度合いが比べ物にならない、このことが一番の理由だった。
勿論、タクシーを利用するなら往復で5000円を超えるのだから懐具合の方でも大いに助かる。
まあそれはさておき、丸4年半ぶりに 氏の店の暖簾をくぐることが出来たのだ。
これは私にとってとてもとても嬉しいことだ。s-2017-06-25_114708
写真のように家内と並び、カウンター越しに 氏と向き合うことがこれほど早く出来るなど思いも寄らぬことであったのだから。
生ものを好まない家内も天ぷらは大好物。
自分で揚げていると油でむせて食べられなくなる家内だが 氏に揚げてもらうので味わうだけ。
天つゆも沖縄の塩も天ぷらの素材の美味さをよく引き出してくれた。
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私の為にお造りやハモの焼き霜など料理も次々と。
美味しい料理に家内の嬉しそうな顔、もう満足という言葉以外ない思いでいたのだ。
写真の通り、 氏が朝から冷していたという久保田もウマイ。
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私の飲食にウルサイ家内もこの時ばかりは何も言わず、共に喜んでくれているようだった。
久保田は私にとって辛口の酒ではない。と言って甘口でもなく、うーむ、旨口と言えるかな。
ともかく帰りはタクシーで無事自宅に帰り着いた。
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案ずるより産むが易しという古諺があるが、案ずることすら出来なかった状態から頭の中で様々に演習を繰り返し、その都度心配に心配を重ね、とうとう実践に踏み切ったのだが、古人の言葉を実感し、大いなる自信を得たのだった。
家内の付き添いも足となる自動車も必須で、まだまだ一人で好きに外出とは行かないが、また新しい一里塚に辿り着いたように思う。
氏にも家内にも感謝 》
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June 24, 2017

お酒のこと

あらしばり、生酒について書いてきたついでに頂き物のお酒について触れておこう。s-2017-05-30_161434
生酒については暫く前に書いたが、この『初夏のにごり酒』も白い沈殿物があったので多分醪(もろみ)の澱だったのだろうと思う。
久し振りの賀茂鶴(広島・西条)だし、賀茂鶴のにごり酒は飲んだことが無かったので冷蔵庫でよく冷やs-2017-05-30_162047して飲む機会を待ったのだった。
生の濁り酒というもの多くの場合甘味が強いもので、私の好みから言えばこの手の酒は苦手の部類に入る。
もともと私は甘口の酒は好んで飲むことがないのだが、そんな私にとってこの酒は甘口の酒の限度を大きく超えるものであった。
頂き物に不足を言うのは悪いが、好みは好みなのでご容赦を願いたい。
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甘口を好んで飲むことはない私ゆえ、辛口なら飲むだろうと頂いた物が日本酒度【+66】の酒。
一般的に日本酒度のプラスの数字が多いほど辛口だと言われているが、私の感覚に照らしてみると若干の違いs-2017-06-23_225140があり、必ずと言う関係には無い様だ。
私が普段飲む『蔵人の詩』の日本酒度が【+8】で、同じ中本酒造が出す『めちゃ辛』でも
【+14】だった。
以前よく飲んだ菊正宗の日本酒度が【+6】、春鹿の超辛口の日本酒度が【+12】だったか。
日本酒度に関して私の味わい感覚に限って言えば【+6】から【+12】に当てはまるようだが、日本酒を味わう上での好みという点を敢えて日本酒度に示すと上限は【+12】、下限は【+2】程度だろうか。
まあ辛口好みに間違いはないようだ。
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が、日本酒度【+66】とケタ違いの日本酒だ。
日本酒を醸造する会社が作っている酒なのに、アルコール度が46度だと。
ウィスキーのアルコール度数が大体43度だからウィスキー以上である。
辛口好みと言っても日本酒のことであって、ウィスキーは別物であり、ウィスキーにはウィスキーの好s-2017-06-04_095317みの基準を別途私は持っている。
一般に日本酒のアルコール度数は
15度から16度である。
だからアルコール【46度】・日本酒度【+66】と言う『越後武士(えちごさむらい)』は日本酒の部類には入らないはずなのだが・・・・・

酒造工程は分からないが、醸造した日本酒を更に蒸留したのだろうかと私は想像するのだが・・・・・。
ともあれ日本酒は辛口好みだと思っている私だが、『越後武士』は少々、否、大いに度を越しているので未だ封を切っていないのである。
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アルコール度が高いと言えば、日本酒を造る会社がウィスキーを造っていると、先日神戸のWが電話で語ったのだった。
特別お酒に詳しいわけでもない私でも、日本のウィスキーと言えばサントリーとニッカという名前は知っている。s-2017-05-30_162423
トリス・バーやニッカ・バーの存在、それにサントリー角瓶が高級ウィスキーだと聞かされていたことなど小学生の頃の記憶がある。
いつの頃だったか忘れたがサントリーレッド、ハイニッカという500円ウィスキーが販売され、ウィスキーは案外安い酒なのだと思って買い求め、口にしたことがある。しかし、舌をチクチク刺すような感じに馴染めなかった記憶が残っている。
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余談だが、私の父親が粕汁で三日酔いと言うほど超下戸だということを以前に書いた。そのため酒と料理屋に関する私の指南役であったのが、当時某商社に勤めていた叔父だった。
REMY MARTIN-2この叔父が深緑色のボトルの酒を飲ませてくれたことが、私が洋酒を受け入れるきっかけになったのだ。
舌の上ではトローリ甘い味わいが、同時に口から鼻全体にふくよかな香りが満ち、洋酒というのはこれほど素晴らしいものなのだと思ったものだった。
超ウマイことは認識したものの学生の私にはアルバイトの給金で買えるような品物ではなかったのだ。
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Wとの話に戻そう。
彼が言うには白玉ホワイトワインの会社と同じなのだと。
え?赤玉ポートワインなら知ってるが・・・、白玉も聞いたことがあるような、ないような。
s-2017-06-14_063454その会社の名前を江井ヶ嶋酒蔵(株)と言い、事業拡大過程の明治中期に明石(兵庫県)に会社を設立。大正中期にウィスキー蒸留も手掛けるようになったらしい。昭和38年(1963)には山梨県にワイナリーも作り、日本酒、ウィスキー、ブランデー、ワインの製造販売をしているのだと。
ウィスキーということなので未だ開栓していないが、この年齢になっても知らない事、学ぶべきことの如何に多いことか。
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いろいろお気遣い頂いていること常々感謝しているが、お酒を送って頂いた方たちに改めてお礼を申し上げる。
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masatukamoto at 10:53|PermalinkComments(0)
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