July 2017
July 24, 2017
権力
言った覚えはない、記憶は無い、記録は無い、文書は廃棄したと言う。
参考人、証人についての呼び出し要求には応じない。
真相を知る人物については隠し庇い、勤務先を異動させ口封じを図る。
非を指摘されたら徹底的に否定し続け、時にはテレビという公器を使って相手を貶め、脅しまがいのことをやる。
そして都合の悪い証拠を見せられたら『真摯に』受け止めと、口先だけの対応で済ませようと・・・。
安倍内閣の基本姿勢と思えるものをピックアップしてみた。
どうしてこれほど傲慢な態度がとれるのか。
第一は国民が選挙で自民党を選んだことにあるが、ひと言で言えば権力の集中である。
日本は権力が特定の立場に集中しないよう建前上は三権分立を保っている。
しかし安倍首相の権力と、彼がやってきたことを見れば恐ろしさを覚えるのだ。
先ず彼は自民党総裁で内閣総理大臣、つまり三権のひとつ、行政府のトップである。
だから各省庁のトップである国務大臣を任命する権限を持っているのだ。
そして三権のひとつ、司法府のトップである最高裁判所長官を内閣として指名出来るし、他の14人の最高裁判所判事の任命も内閣として出来るのだ。
三権のひとつ、立法府のトップである衆議院・参議院の両院議長はそれぞれの議院において選出されるから多数の国会議員を有する自民党から選ばれることになる。
最高裁判所(長官を含む判事15人)も衆参両院議長も三権分立の理念から中立であるべきだが、実際には政権(自民党)の方針に沿った方向での裁定が多いように私には見受けられるのだ。
中立・独立と言えば日本銀行もだが、日銀総裁は内閣が国会に提案して同意を求めるものの国会の多数派は自民党であり、自民党総裁の安倍氏が日銀・黒田総裁を任命したのである。
NHK会長選出の件もあった。NHK経営委員の選出は国会の同意が必要だが、内閣総理大臣が任命出来るため安倍首相の考えに近い人物らを入れて籾井会長を選出させた。
まだある。財務省、法務省、外務省など各省庁の幹部人事を内閣人事局が管理するようになったが、内閣官房の一部局なのでトップは安倍首相、実際的には菅官房長官が動かしているのだろう。
森友学園への国有財産の大安売りで『記録無し』『文書廃棄』と国民に対して不誠実極まりない態度を示していた佐川宣寿氏が国税庁長官にご栄転。
思いつくものを大雑把に書き上げてみたが、安倍氏のもとに日本の権力が集中しているのだ。
「何々しろ。」と言えば法律に触れる。が、『何々してほしい。』と周辺に匂わせ、その意向を察した奴らが実行するなら、言って無い、証拠は無いと主張出来る。 これが流行のことば『忖度』だが、「自分の意向が入る余地は無い」とか、水戸黄門の印籠のような力は無いといったようなことを言っていた安倍首相だが、全く世間知らずのお坊ちゃまか、はたまたメチャクチャに腹黒い奴なのか、
一体・・・・・。
参考人、証人についての呼び出し要求には応じない。
真相を知る人物については隠し庇い、勤務先を異動させ口封じを図る。
非を指摘されたら徹底的に否定し続け、時にはテレビという公器を使って相手を貶め、脅しまがいのことをやる。
そして都合の悪い証拠を見せられたら『真摯に』受け止めと、口先だけの対応で済ませようと・・・。
安倍内閣の基本姿勢と思えるものをピックアップしてみた。
どうしてこれほど傲慢な態度がとれるのか。
第一は国民が選挙で自民党を選んだことにあるが、ひと言で言えば権力の集中である。
日本は権力が特定の立場に集中しないよう建前上は三権分立を保っている。
しかし安倍首相の権力と、彼がやってきたことを見れば恐ろしさを覚えるのだ。
先ず彼は自民党総裁で内閣総理大臣、つまり三権のひとつ、行政府のトップである。
だから各省庁のトップである国務大臣を任命する権限を持っているのだ。
そして三権のひとつ、司法府のトップである最高裁判所長官を内閣として指名出来るし、他の14人の最高裁判所判事の任命も内閣として出来るのだ。
三権のひとつ、立法府のトップである衆議院・参議院の両院議長はそれぞれの議院において選出されるから多数の国会議員を有する自民党から選ばれることになる。
最高裁判所(長官を含む判事15人)も衆参両院議長も三権分立の理念から中立であるべきだが、実際には政権(自民党)の方針に沿った方向での裁定が多いように私には見受けられるのだ。
中立・独立と言えば日本銀行もだが、日銀総裁は内閣が国会に提案して同意を求めるものの国会の多数派は自民党であり、自民党総裁の安倍氏が日銀・黒田総裁を任命したのである。
NHK会長選出の件もあった。NHK経営委員の選出は国会の同意が必要だが、内閣総理大臣が任命出来るため安倍首相の考えに近い人物らを入れて籾井会長を選出させた。
まだある。財務省、法務省、外務省など各省庁の幹部人事を内閣人事局が管理するようになったが、内閣官房の一部局なのでトップは安倍首相、実際的には菅官房長官が動かしているのだろう。
森友学園への国有財産の大安売りで『記録無し』『文書廃棄』と国民に対して不誠実極まりない態度を示していた佐川宣寿氏が国税庁長官にご栄転。
思いつくものを大雑把に書き上げてみたが、安倍氏のもとに日本の権力が集中しているのだ。
「何々しろ。」と言えば法律に触れる。が、『何々してほしい。』と周辺に匂わせ、その意向を察した奴らが実行するなら、言って無い、証拠は無いと主張出来る。 これが流行のことば『忖度』だが、「自分の意向が入る余地は無い」とか、水戸黄門の印籠のような力は無いといったようなことを言っていた安倍首相だが、全く世間知らずのお坊ちゃまか、はたまたメチャクチャに腹黒い奴なのか、
一体・・・・・。
masatukamoto at 17:26|Permalink│Comments(0)│
茶番
自民党・小野寺、公明党・上田の両氏の役割は神主のようなもの。
参考人の加戸、八田両氏は祝詞の文言のようなもの。
衆議院予算委員会の午前の中継について、そんなふうに私には見えたのだ。
そのため小野寺、上田両氏が神主として先導露払いをし、地ならしをしていったのだ。
「 御成~り~ 」
と小野寺氏らが触れ回ったという構図だ。
頂き物の好物。
今の時期、デラウエアとシャインマスカットをよく口にする。
美味しいのだ。
参考人の加戸、八田両氏は祝詞の文言のようなもの。
衆議院予算委員会の午前の中継について、そんなふうに私には見えたのだ。
つまり安倍首相が弁明の為にお出ましになる。
そのため小野寺、上田両氏が神主として先導露払いをし、地ならしをしていったのだ。
岩盤規制改革は正しかったと祝詞を奏上することによって、多くの人たちが最も不信に思っているエコヒイキ疑惑に関する論点を故意にズラせていたのだ。
その上で、安倍総理大臣閣下の
「 御成~り~ 」
と小野寺氏らが触れ回ったという構図だ。
将に茶番。
頂き物の好物。
今の時期、デラウエアとシャインマスカットをよく口にする。
美味しいのだ。
masatukamoto at 13:53|Permalink│Comments(0)│
July 21, 2017
夏至より、ひと月
今年の夏至は6月21日だった。
この日はフィンランドの友人Uの誕生日でもあったが、彼女は71回目のこの日を迎えることが出来なかった。元気でいたならサイマー湖畔の別荘で孫たちとサウナや日光浴を楽しんだことだろう。有限の理とは言え残念である。
日の出の位置が南へ少し、日の出時刻が少し遅くなった。
キジバトの番い(つがい)だろう、仲良くテレビアンテナに留まっていた。
昨19日に梅雨明けしたとの報道を耳にした。
異常気象とも言われる現象が各地で起きていることを思うと梅雨明け期日にも異常が生じるのかとも思ったが、つたない私の記憶に基づいて言えば、ほぼ平年通りに梅雨明けがやって来たと言える。
そして京都・祇園さんの山鉾巡行(7/17)を終えるとほぼ梅雨明けとなり、カンカン照りの中で各学校の夏休みが始まり、天満の天神さんの夏祭りを迎えるという具合なのだ。
ことしは暑くなるのが早かったけれど、セミの鳴き声が聞こえないと思っていたところ、今朝(20日)早くからミーンミンミンミンミーーーと、ミンミンゼミの鳴き声を聞くことが出来た。
写真は家内が撮ったものだが抜け殻が大きいからアブラかクマかミンミンのいずれかだろうが、私には分からない。
そう言えば「セミ、くわい」と言っていた T も来年4月には小学1年生になるのだった。
セミの抜け殻というのはあまり綺麗な感じはしないものだ。
源氏の空蝉にはスゴイ魅力を感じるのだが・・・・ぶっははは。
それはさておき、この日Y・PTに頼み街路を一緒に歩いてもらった。
歩ける自信はチョッピリあったのだが、久し振りの外出ということに加え、路面の凹凸や僅かな傾斜、それに厚みのある靴底を通して足裏が感じる様子は家の中で歩いているのとは大違い。
膝は微妙に左右に揺れ、股関節辺りも・・・・・
ふくらはぎ、大腿部筋肉が即反応、熱を持ってパリパリパンパンに凝り固まってしまった。
まだまだだなあ、復活、復感には遠い遠い。
それが実感だが、家内が撮ってくれた動画を見る限り、姿勢良し視線良しと客観的に得られる歩行状態は大変良いのだ。
自身の感覚としてはまだまだなのだが、客観的な映像は私の現状を判断する材料のひとつとして大変重要なものと私は捉えている。
それらを総合して現状を評価すれば、優れているとまで評価することは出来ないにせよ、不可・不合格とはならないと思っているのだ。
この日はフィンランドの友人Uの誕生日でもあったが、彼女は71回目のこの日を迎えることが出来なかった。元気でいたならサイマー湖畔の別荘で孫たちとサウナや日光浴を楽しんだことだろう。有限の理とは言え残念である。
夏至からひと月の7月20日。
日の出の位置が南へ少し、日の出時刻が少し遅くなった。
キジバトの番い(つがい)だろう、仲良くテレビアンテナに留まっていた。
昨19日に梅雨明けしたとの報道を耳にした。
異常気象とも言われる現象が各地で起きていることを思うと梅雨明け期日にも異常が生じるのかとも思ったが、つたない私の記憶に基づいて言えば、ほぼ平年通りに梅雨明けがやって来たと言える。
以前にも書いたが、大阪は6月半ば頃から7月半ば頃までが梅雨時で、愛染さんの夏祭り(6月30日)前後は必ずと言って良いほどに雨が降るというのが私の記憶なのだ。
そして京都・祇園さんの山鉾巡行(7/17)を終えるとほぼ梅雨明けとなり、カンカン照りの中で各学校の夏休みが始まり、天満の天神さんの夏祭りを迎えるという具合なのだ。
随分以前、夏になるとウルサイほどに聞こえていたアブラゼミの鳴き声がおとなしくなり、ここ10年くらいになるだろうか、クマゼミのジッジッジッジジジジジジという鳴き声が主となってきている。
ことしは暑くなるのが早かったけれど、セミの鳴き声が聞こえないと思っていたところ、今朝(20日)早くからミーンミンミンミンミーーーと、ミンミンゼミの鳴き声を聞くことが出来た。
写真は家内が撮ったものだが抜け殻が大きいからアブラかクマかミンミンのいずれかだろうが、私には分からない。
そう言えば「セミ、くわい」と言っていた T も来年4月には小学1年生になるのだった。
セミの抜け殻というのはあまり綺麗な感じはしないものだ。
源氏の空蝉にはスゴイ魅力を感じるのだが・・・・ぶっははは。
それはさておき、この日Y・PTに頼み街路を一緒に歩いてもらった。
歩ける自信はチョッピリあったのだが、久し振りの外出ということに加え、路面の凹凸や僅かな傾斜、それに厚みのある靴底を通して足裏が感じる様子は家の中で歩いているのとは大違い。
膝は微妙に左右に揺れ、股関節辺りも・・・・・
ふくらはぎ、大腿部筋肉が即反応、熱を持ってパリパリパンパンに凝り固まってしまった。
まだまだだなあ、復活、復感には遠い遠い。
それが実感だが、家内が撮ってくれた動画を見る限り、姿勢良し視線良しと客観的に得られる歩行状態は大変良いのだ。
自身の感覚としてはまだまだなのだが、客観的な映像は私の現状を判断する材料のひとつとして大変重要なものと私は捉えている。
それらを総合して現状を評価すれば、優れているとまで評価することは出来ないにせよ、不可・不合格とはならないと思っているのだ。
masatukamoto at 21:56|Permalink│Comments(0)│
梅雨明けにオモフ
7月19日、近畿地方が梅雨明けしたようだと気象庁が発表した。
九州・朝倉市や日田市などを襲った豪雨のほか、真夏の降雹、落雷、全国的に気温が高い状況など過去あまり頻繁にとは思わなかった気象現象が何やら至極普通に起きるようになってきた感じがしているのだ。
以前なら異常と思えていたことが常時・常態化していく流れの中、徐々に自分の感覚がマヒしていっているようで怖い。
偏西風の蛇行などによって高気圧がブロックされることがあり、それをブロッキング高気圧と呼ぶことは以前からある。
しかし線状降水帯、ゲリラ豪雨、バックビルディング現象など以前はあまり耳にしなかった気象用語が盛んに見聞きされるようになってきた。 今はそれらが未だ異常のレベルにある言葉(現象)と思っても良いかもしれない。しかし、しょっちゅう見聞きするような状態が続いていけば、やがて何年か後には常態・常在するものと認識し、それらが極々フツウのこととなってしまうことだろう。
「オオカミが出た。」「オオカミが出た。」と、少年が何度もウソを繰り返すうち、本当にオオカミが出た時に村人たちは《また、少年がウソをついている》と思って助けに行くことはなかった。そのため少年はオオカミに咬み殺されてしまったという寓話である。
キタナイ政治屋らも原発推進の電力企業屋らも、いやいや国民に背を向ける高級官僚らも一緒。
こ奴らの言動をまたかまたかと聞かされ見せられするうちに、不誠実な態度やウソ・不正に対し不感症国民になってはいけないと強く思う此の頃だ。
九州・朝倉市や日田市などを襲った豪雨のほか、真夏の降雹、落雷、全国的に気温が高い状況など過去あまり頻繁にとは思わなかった気象現象が何やら至極普通に起きるようになってきた感じがしているのだ。
以前なら異常と思えていたことが常時・常態化していく流れの中、徐々に自分の感覚がマヒしていっているようで怖い。
偏西風の蛇行などによって高気圧がブロックされることがあり、それをブロッキング高気圧と呼ぶことは以前からある。
しかし線状降水帯、ゲリラ豪雨、バックビルディング現象など以前はあまり耳にしなかった気象用語が盛んに見聞きされるようになってきた。 今はそれらが未だ異常のレベルにある言葉(現象)と思っても良いかもしれない。しかし、しょっちゅう見聞きするような状態が続いていけば、やがて何年か後には常態・常在するものと認識し、それらが極々フツウのこととなってしまうことだろう。
オオカミ少年の話も同じことだ。
「オオカミが出た。」「オオカミが出た。」と、少年が何度もウソを繰り返すうち、本当にオオカミが出た時に村人たちは《また、少年がウソをついている》と思って助けに行くことはなかった。そのため少年はオオカミに咬み殺されてしまったという寓話である。
気象だけではない。
キタナイ政治屋らも原発推進の電力企業屋らも、いやいや国民に背を向ける高級官僚らも一緒。
こ奴らの言動をまたかまたかと聞かされ見せられするうちに、不誠実な態度やウソ・不正に対し不感症国民になってはいけないと強く思う此の頃だ。
masatukamoto at 15:24|Permalink│Comments(0)│
July 18, 2017
懐かしい品
N夫婦がハネムーンに出かけた時の話をアルバムの写真を見せてもらいながら先日聞いた。
行先がタイ・プーケットだったこと、私がしばしば訪れていたピピ島がどんな所なのか知りたかったのでワン・デー・トリップに参加したということも話してくれたのだった。
と、昨日のこと、私が着なかったから収納したままになっていたと風呂上がりの着替えに懐かしいマークの入った T シャツを家内が出してくれた。
ダイビング・ショップの T シャツは何着か色褪せるほど着たが、ピピ・ナチュラル・リゾート・ホテルのマークがプリントされた写真の T シャツは新品でラッピングされたままだったんだと。
うーん、かれこれ15年ばかりタンスの奥で眠っていたということになるのだ。
「どう? 懐かしいでしょ。」と、家内。
モチロン。 うーん、記憶が次々と繫がり思い出される。
でも、旅が出来るように、泳ぎ潜れるまでに回復出来るのだろうか。
不安感も脳裏をよぎる。
行先がタイ・プーケットだったこと、私がしばしば訪れていたピピ島がどんな所なのか知りたかったのでワン・デー・トリップに参加したということも話してくれたのだった。
と、昨日のこと、私が着なかったから収納したままになっていたと風呂上がりの着替えに懐かしいマークの入った T シャツを家内が出してくれた。
ダイビング・ショップの T シャツは何着か色褪せるほど着たが、ピピ・ナチュラル・リゾート・ホテルのマークがプリントされた写真の T シャツは新品でラッピングされたままだったんだと。
うーん、かれこれ15年ばかりタンスの奥で眠っていたということになるのだ。
「どう? 懐かしいでしょ。」と、家内。
モチロン。 うーん、記憶が次々と繫がり思い出される。
でも、旅が出来るように、泳ぎ潜れるまでに回復出来るのだろうか。
不安感も脳裏をよぎる。
masatukamoto at 10:16|Permalink│Comments(0)│