November 2019

November 05, 2019

木枯らし1号

昨日は久し振りに日の出の写真を撮ったのだった。つまりそれ程ゆっくりと朝起きているということでもあるのだ。
昨日の日の出が6時38分(於・我が家)。随分と冷え込み北風の強い一日であった。
これは、ひょっとすると『木枯らし1号』かと思っていたら、今朝のニュースで『大阪管区気象台が、木枯らし1号が吹いたと発表』と報じていた。
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※ 写真は大将I氏に頂いたレモン。

今年は秋が短いように思うと書いたのは、未だついこの間のことだった。
そして昨日は『木枯らし1号』と、もう冬が始まったようだ。
2019-11-05_220636秋に関わってスポーツや芸術、それに実りと収穫についても書いてきた。しかし私が高い関心を持つ『食』について十分に書ききれないうちに冬が始まってしまったようだ。
夏の間は生産が止まっていた広島菜。その新物が出来たと報せを頂いたので早速送ってもらった。
信州の野沢菜、九州の高菜と並び広島菜の浅漬けも私の好物である。
3cm程度に切り、『漬物』としてご飯のおかずに。細かく切り刻んで熱いご飯と混ぜ合わせて『菜飯(なめし)』に。葉っぱを広げ、おにぎり大のご飯を包んで『目はり寿司』に。※ 酢飯でも良いし塩味だけでも良い。2019-11-05_220536
私はこのようにして食べるのが好きだが、みじん切りにしたものを唐辛子と共に油炒めにして酒肴の一品とすることもある。
ともかく菜っ葉が大好きな私にとっては菜っ葉の漬物も大好きというわけ。
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我が町の街路樹は未だ枝先が紅や黄に色づいているだけなのだが、これから昼と夜の温度差が更に広がるようになれば一気に紅葉が進むことだろう。
書き残している話題についても急ぎ書かねば・・・



masatukamoto at 22:06|PermalinkComments(0)

November 04, 2019

あき・秋

漢詩『春暁』の冒頭に『春眠不覚暁 処処聞啼鳥・・・』とある。
孟浩然の有名な詩ゆえ知らぬ人は少ないだろう。
下は今朝の日の出の写真。
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夏の間、朝6時になれば太陽の光が眩しくて眠ってなどいられなかった。
ところが近頃は目覚めが随分遅くなり、『春眠不覚暁』ではなく『秋眠不覚暁』だなあと思ったりすることも。
言葉というのは微妙なもので、太陽が顔を出せば『暁』とは言わない。と言っても何時から何時までといった細かな決まりのようなものも無い。枕草子の書き出しは『春はあけぼの、やうやう白くなりゆくs-2019-11-03_135230山ぎははすこしあかりて』とあるように、太陽が顔を出す前を『あけぼの』と言っている。天文用語の『天文薄明』と『暁』や『あけぼの』と表現する状況は大変よく似ている。
言葉は物事や感情を説明するための道具のひとつだから、その人なりの表現で基本的には良いと思う。昼を夜と真逆な言葉を使わぬ限りは。
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言葉と言えば5~6世紀の漢字伝来以降日本独自の『大和ことば』が発達してきたが、そうした歴史の過程で誕生したのが万葉集であった。
しかし万葉集は易々と編纂されたわけではなかった。白村江の戦で敗れ隣国と緊張関係が続き九州で隼s-2019-11-03_135546人の乱が起きるに至り、奈良の都では天智・天武両皇統後継に関わり藤原一族の権勢が強まる中で長屋王の変が起きた。そうした出来事に関わる大伴旅人や山上憶良らの和歌をもとに歴史物語を展開しているのが大杉耕一氏の著作『令和 万葉秘帖~長屋王の変~』である。
8月末に著者から送られてきた本で、一応流し読みだけしておいて先月改めて読み直しをしたのだ。
三兄から大杉氏を同級生と紹介して頂いた本だが、大杉氏は更に続編を順次出版されるとのこと。上梓を楽しみに待ちたい。





masatukamoto at 19:06|PermalinkComments(0)

November 03, 2019

祝・南アフリカ

第9回ラグビーW杯の決勝戦が横浜で開催された。
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ぼちぼちテレビ中継が始まるなあと思い、冷蔵庫から缶ビールとチーズを出してグビッ。と、そこへ用事s-2019-11-03_170647で出かけていた家内が帰宅した。
遅くなったからとデパ地下で買ってきた惣菜をテーブルに置き、冷蔵庫の食品をササッと調理して、それらもテーブルに並べてくれた。
ササッとと書いたように家内の作業、家事に関してだが私と比べると3倍から4倍は速いのだ。もっとも食器を割るのも私の5倍は・・・
中薄紫-4
まあそれはともかくとして、ワールドカップ決勝戦・イングランド対南アフリカのゲーs-2019-11-03_163320ムを家内と二人で観戦した。
主なルールを覚えた家内は試合の展開が面白くなったのか私と共に熱心に観ていた。
試合は互いにペナルティゴールを決めあう展開で進み、後半20分を過ぎて漸く南アフリカがトライを決めることが出来たほど両チームの実力は拮抗していた。結局イングランドをノートライに抑えた南アフリカが 32対12 で勝ち、第9回ラグビーワールドカップ日本大会を制覇したのだ。
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実力を発揮して優勝した南アフリカには心よりの祝意を表しておく。
また参加各国チームには健闘を称え、4年後フランス大会での奮闘を期待したい,旨も併せて記しておく。





masatukamoto at 20:36|PermalinkComments(0)
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