July 18, 2006

ザルツブルク

ザルツブルクが日本でよく知られているのはモーツァルトとの関連というのが最も大きい理由ではないだろうか。

彼は1756年にザルツブルクで生まれ、35歳で亡くなるまで、かなりの時をこの地で過ごしている。

ザルツブルクでは1842年にモーツァルト音楽祭が開かれて以後、第一次世界大戦により中断されるも、その流れを受けて1920年に第1回の「ザルツブルク・フェスティバルが開かれて今日まで続いている。

今年も7月23日から8月末までザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleが開催されるが、小さな町は世界中から音楽家や音楽ファンを集めてごった返すことになるのであろう。

とりわけ今年はモーツァルト生誕250年

昨年末より始まったモーツァルト生誕250年イベントは、連日市内各所で多彩な催しが続けられている。

夜に限らず、デイタイムでも各所でコンサートが開かれている。

日曜日の午前、私達がミラベル庭園を散歩していたら偶然ブラスバンドによる野外コンサートが開演されるところだった。b163a334.jpg
ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、或いはリヒャルト・シュトラウス、ワルター、トスカニーニ、フルトヴェングラー、カール・ベーム、フルトヴェングラー、ロリン・マゼール、クラウディオ・アバド、カラヤンといった名前は音楽ファンならずとも耳にしたことはあるだろう。

ザルツブルク音楽祭は、こうした楽団や指揮者らとの関わりから世界的に有名な祭典として評価されてきているのである。


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