November 08, 2006

チェコ・プラハ ?

チェコのイメージ。

私にとってはチェコと言うよりもチェコスロバキアなのであるが、浮かびあがるものとしての1番はビールである。

先にオーストリアに関してのブログでも書いたが、ビールの歴史においてチェコを離れてビールを論ずることは出来ない。

アサヒ、キリン、サッポロ(ヱビス)、サントリー。

日本での4大ビール醸造会社である。

これらの会社のいずれもが中心的に販売しているビール、これはピルスナーというビールである。

また、このピルスナーが世界のビールの筆頭なのである。

勿論、ドイツのヴァイス、イギリスのエール、その他アイルランドのギネスといった黒いビールもある。

元は修道院で造られていた発酵した黒っぽいい飲み物であったビールが、綺麗な黄金色をした現在一般的に売られているビール、ピルスナーという種類のビールを生み出したのがチェコのプルぜニュ(Plzen)という町なのである。

プルぜニュはドイツではピルゼンと呼ぶが、チェコのブドバイザーとアメリカのバドワイザーの係争について、以前書いておいた。

次にボヘミアングラス

これは、これは強さと精巧なカッティングで世界的に有名である。

我が家のワイングラスもボヘミアンカットのグラスだが、割るのが得意の奥方も流石にこれらのグラスだけは割る事が無い。

単にグラスが強いというだけではなく・・・・・

そして、スメタナチェコ・フィルである。

スメタナ、彼が作曲したものの中で世界中で親しまれているのが『交響詩・わが祖国(Ma Vlast)』であろう。

とりわけ、その中のモルダウはよく知られている作品である。

モルダウが川の名前であることは知っていた。

そして、曲のイメージから、モルダウ川は川幅広く雄大で、ゆるやかに流れる大河であると私は長年思っていた。

しかし実際には前回に掲載した写真の如く、『ゆるやかに流れる』というのでは無く、随分流れが速いことをこの目で見て驚いたのである。

将に『百聞は一見にしかず』と言ったところであった。

また、私はモルダウ川ヴルタヴァ川と同じであることを現地へ行って初めて知り得たのである。

全く恥ずかしきことであった。






at 21:01│
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