June 20, 2007

美術鑑賞に続いて

中之島の国立国際美術館には地下にレストランがある。

クィーン・アリス・スクウェア』という。

“フレンチの鉄人・石鍋 裕シェフによる『食と美の融合』を唱えて開いたレストラン”ということらしいが、展覧会に合わせて『ベルギー・コース』ということで、「ベルギー王立美術館展」期間限定・メニューというランチ・コースをいただいた。

前菜、メイン、デザートとチョイスできるメニューであり、私達は、それぞれに料理を注文、私はメインに『ムール貝の白ワイン蒸し』は外せないと選び、家内は、『豚バラ肉のビール煮込み』をチョイス。

パンは石焼の塩パンと、四角くく、バターをしっかり練り込んだパンの2種類であったが、バターを練り込んだパンはお代わりするほどに美味しいものであった。

デザートの『ブリュッセル風ワッフル』も『ガトー・ショコラ』も、味わいは先ずまずのものであり、若干の不足はあったものの、ランチ・コースとして2500円の料理としては良いものであった。

ベルギー・ビールとして、写真の『Duvel』があったことが嬉しく、ついつい2本空けてしまった。
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しかし、『Duvel』360ml一本が1200円というのは、ちょっと引っ掛かる値段ではあった。

ま、久し振りに好きな味わいのビールに出会ったのだから仕方がないが、サッポロ黒ラベルなら、ヱビスなら何本?と、価格だけで比較するならばツマランことをしたとは思う。

しかし、驚いたのは、ここのウェイター氏、ワイン・ソムリエの金バッジを付けておったことだ。

もう少し早く気が付けば、ベルギーのワインを楽しむことができたろうにと、ちょっぴり残念。

美術鑑賞を終えた後、私の母親の家、大阪大空襲で焼け野原になってしまい、今は『靭公園』となってしまった場所を家内と散策、その後、アメリカ村を通って難波までブラブラ小一時間歩いていった。

午後3時半開場という新歌舞伎座での『天童よしみ特別公演』を楽しみ、帰りに馴染みの寿司屋で夕食を食べて帰ったのである。

歌謡ショウというのは、家内も私も生まれて初めての経験であり、なかなか楽しいものであった。

しかも、歌唱力、声量ともに優れる天童よしみの歌声であったので、これもなかなか素晴らしいものであった。

もっとも第一部が演劇で、第二部が『天童よしみ』の歌謡ショウだったのであるが、歌は最高、しかし、演劇はイマイチというのが私どもの印象であった。








at 23:52│
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