December 26, 2007

法善寺『斛(マスメ)』・・・ショット・バー

昔は随分あったショット・バーであるが、ここ20年ばかりの間にキタもミナミもどんどん減ってきた。

法善寺『斛(マスメ)』は開店54年目と、大阪では歴史を誇るショット・バーの1軒である。

ショット・バーの盛衰については別途書くとして、『斛(マスメ)』は法善寺西門の道を少し南へ、つまり阪神高速の高架のある千日前通りの方へ歩くと左手(東側)に店がある。

入口は小さなドアであるが、店に入ると長いカウンターと座席があり、奥には10人くらいのグループ用のスペースが別に用意されている。

ミナミでも『斛(マスメ)』ほど長いカウンターを設置している店はホテルのバーを除いては数少ないのではないかと思う。30年ほど以前には難波『蓬莱』の近くに『ローヤル』という店があったが・・・

現在、70を越えたご主人と奥さんが共にバーテンダーとして頑張っておられ、年配層の常連客が多く落ち着いた雰囲気を醸し出している。

一人ずつに提供される手製のオードヴル。その日によって内容は異なり、別途一品料理の品数もそこそこにある。
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昨夜は奥さんにカクテルを依頼し、シェーカーを振ってもらった。
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写真撮影は了承してもらったが、ウェブページ掲載についての了解は取っていないので目隠しで失礼。
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カクテルなどのベースとなるアルコールの種類、味、香り、色合いなどを表現するためのリキュール類などの品数も多く、何百種あるのか知らないが基本となるカクテルの類いが提供されるのは当然だが、好みや希望を伝えて作ってもらうこともできる。

下の2つは私のためのオリジナル・カクテルである。

青い色の作品は『○○○ de MASA』

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下の褐色がかったカクテルは新年を寿ぐ祝いのためのカクテルで昨夜作ってもらったものだが名前を未だ付けていない。
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金箔で華やかさも加味しているが、どちらのカクテルもスッキリした味わいのものである。青い方は少々アルコール度が高い。

ホテルのラウンジやバーは眺めが良いなどの面もあるが、チャージ料だけでなくアルコールの飲料がバカ高い。しかし法善寺『斛(マスメ)』は料金の点では安心出来る店なのである。

赤垣屋で飲むのと比較すれば高いけれど、ダルマで串カツを食べて飲むよりも若干安いのではと・・・、当然飲酒量によって変わるので単純比較できるものではないが。


at 16:22│
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