February 20, 2008

釜山港から博多へ

そんなこんなで・・・結局何のために対馬海峡を渡ったのか。

強いて理由付ければ、『韓国の旧正月事情見聞と金井山城の見学』ってとこだろうか。

当初はソウルへ足を伸ばすか、済州島観光に飛ぶかといったところを考えていたのだが、発熱に気管支炎という風邪症状による体調不良は意欲をそいだだけでなく、不安感を増大させホームシックの精神状態を一層助長する働きをし、とうとう中途半端なままに帰国する道を選ばせることとなってしまった。

前ページで金氏の携帯を記載したが、韓国の国番号は『82であり、『』のマークは『』のことである。

だから韓国国内では、016-824-2165である。

ところで、以前の韓国は飛行場、港、鉄道、地下鉄もだったか、軍事機密に関連するような施設や場所の写真撮影が禁止されていたのだが、今回の旅行に関する限り、そうした注意や指示を聞くことも受けることも無かった。

昨年、ソウル北方の38度線(休戦協定ライン)辺りを巡った時には厳重な指示を受けたが多少ゆるやかになっているのだろうか。
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上の写真は国際旅客ターミナルの3階からの眺めであるが、右の白い船は関釜フェリー、中央の白い小型船がビートルで、写真左奥には韓国海軍のイージス艦の姿が見える。

博多や大阪・下関から船で到着すると、入管・税関を通って国際旅客ターミナルの1階に出てくる。

1階には銀行の両替窓口やインフォーメーションなどが並び、帰国便のビートルやコビーの発券・港湾利用料支払いの窓口、小さな土産物売店、それに出国ゲートは2階にある。

3階は展望デッキと韓国料理のレストラン『伽耶』がある。

私は乗船券の予約を終えたら、この『伽耶』で簡単な食事、それにお酒を少々頂いて韓国に別れを告げることにしている。

カルビやホルモンを焼くのも良いだろうし、春から夏にかけては私の好きなサンナッチ(手長ダコのぶつ切りを塩と胡麻油で食べる)もある。
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今回は上の写真のように骨付きヤンニョンカルビを焼いてビールを頂いた。

店のアジュマ(おばちゃん)がハサミで肉を切りながら焼いてくれる。

適当な時間になれば2階へ降りて、出国ゲートで旅券を提示して船の待合所に入る。

下の写真が待合所であり、写真左手が出国管理ゲートだが、流石にソコは撮影禁止
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上の写真にあるようにスペースは広くは無いが免税店が写真に写っている部分と、その左手にもある。

しかし、酒、タバコ、朝鮮人参などが主で、空港のようにブランドショップが並んでいるわけではない。

いわゆるブランド商品は西面のロッテデパートの8階だったか、それに海雲台のパラダイスなどの免税店で買って、商品は、この待合所にある下の受け取り所でもらうのである。
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ブランド品に関心の無い私が利用することは無いカウンターである。

下の写真はピンクの方が小さな売店でサンドウィッチや飲み物を売っている。

白字で表示されている小さな部屋が喫煙所である。
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こうしてビートルで3時間、居眠りしているうちに博多港に入港。






at 15:58│
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