March 29, 2008

東京・赤坂 ジャズ・クラブ『Kei』 (続き1)

私にしても家内にしても生の演奏を聴くというのはクラシックだけと言っても良いくらいで、昨年、息子からチケットを貰ったので『天童よしみ』のコンサートに行った他、ポピュラーな演奏会に出掛けるということはなかった。

私が高校生の頃、何かと世話を焼いてくれていた女性に『うたごえ喫茶』へよく連れて行ってもらった。

3つ年上の女性であるが、私と恋人関係にあったとか私がヒモ的存在であったというわけではない。語れば長くなるのでここでは省くことにする。

当時、大阪キタに『こだま』という『うたごえ喫茶』があり、今流に言えばライブハウスである。

今も当時の歌集を大事に持っているが、豊中の音大や大阪学大(現・教育大)の学生らによる歌唱指導と生伴奏で客が合唱したのである。

国家権力が牙を剥いて国民を弾圧した60年安保の翌年の頃であった。

確か、『炎』や『ともしび』等という名の『うたごえ喫茶』もあったが、ポピュラーという意味でのライブ・ハウスは、これらの『うたごえ喫茶』以後40数年行ったことが無い。

この赤坂のジャズ・クラブ『Kei』へは明くる夜も娘の一人を連れて行った。 

娘というのは東京で‘画家’として頑張っている千春(当ページよりリンク可能)であり、若い彼女もジャズ・ライブ・ハウスは初めての経験であった。

この夜は演奏者も歌手も交代しており、ピアノ奏者が女性でベースは小川誠氏、ボーカルは飯田さつき・由季のお二人。

どうやら毎晩プレーヤーが交代するようである。

このジャズクラブKei』というのはケイ・石田女史が経営するお店で、店名の『Kei』というのは石田女史の名前に由来するようである。
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ケイ・石田女史は歌手であり『波間・Waves Cradle』という題名のCDを発売しているが、なかなか艶っぽい魅力ある歌声である。

お歳は家内と変わらないくらいだろうか、年齢に触れるのは失礼かと思うが綺麗な方でありラテン・ボサノバのリズムでゆったりした曲を歌われるとゾクゾクするような感触を覚えるのである。

昨夜のボーカル・吉澤紀子女史はCD作成を考慮中とのことであるが、明くる日のお若い方たちよりも私には素敵に思えた。
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ジャズ・ピアニスト青木弘武氏とは初の共演ということで緊張していると話していたが、なかなかどうして、感情のこもった歌唱の表現力は大したもの。

とても可愛くチャーミングな方であった。


at 08:57│
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