February 19, 2009
嬉しく有難いこと【1】
Stヴァレンタイン・デーだからというのではないが、寿司屋の主人I氏が韓国・済州島を訪れたので、その旅行土産だと色々と届けてくれた。
今、韓国旅行は大人気である。
『ドル』に対して『円』の価値が上がり、韓国の経済不況もあって『ウォン』の価値が下がっていることもあり、二重に得をする感じである事が1つの大きい理由である。
為替レートは刻々変動するものだから現時点で幾らぐらいで取引きされているのか知らない。しかし、昨春以前であるが、これまでに訪韓した折は凡そであるが100円≒1000ウォン程度であったように思う。
それが先日のレートでは100円≒1560ウォン程度であったから、以前に比べると約1.5倍の価値を『円』が有していることになる。
韓国・釜山の地下鉄の1区間が1100ウォンである。
1区間と言っても随分長い距離で、確か10kmまでだったように思うが、地下鉄料金が70円程度になったと考える事が出来るのである。
これを日本国内の鉄道料金と比較すれば、1区間(距離を度外視して)の最低料金が150円から200円なのに対して70円程度なのだから、いかに安いか簡単に分かる。
次に日本に最も近い外国であるというのが理由に挙げられる。
1月2月の韓国は寒いから観光として訪れるにはベストとは言えない。しかし、ゆえに航空運賃もホテルも安いから、安さという点を重視するならベストシーズンということになる。
高かった燃油サーチャージも原油価格の値下がりで安くなってきたから『お得感』という面では大きいものがある。
格安航空券ならば2万円前後のものもあるし、燃油サーチャージを入れても3万円の交通費。ロッテなどの特級5ツ星ホテルを利用しなければ2泊しても2万円かからない。
概算ではあるが、個人として旅行を組んでも基本の費用が5万円以内で済むし、旅行社企画のパック旅行なら3万円~4万円である。
だから、国内旅行で4万も5万も払うのならば、週末を利用して韓国へ行き、価値の高い『円』でもって免税店で買い物をすれば一層『お得感』を感じられるというわけである。
先のI氏、「どっち向いても日本人ばっかりでしたで。うじゃうじゃしてましたわ」と。
そのI氏が届けてくれたお土産のひとつが『マッコリ酒』。
つまり発酵真っ最中のドブロクである。
私が『マッコリ酒』を好きであると知っているI氏は、私への最良の土産として済州島の現地のアジュマに詰めてもらったのであろう。
コカコーラ韓国のペットボトル入りの『マッコリ酒』であった。
私が摂生中であることを知らなかったからなのだが、酒だけではいかんと思って酒肴にナマコも届けてくれた。
こんな素晴らしい贈り物を・・・私の好みを知った上でのお土産。
さすがに1日は我慢したものの、ぶっはははは、摂生生活の一時終了を宣言。
コノワタと共に美味しく有り難く頂きました。
『マッコリ酒』は3回、つまり3日間頂いた残りを写真に撮ったので量が減っているのはそのため。頂いた時にはイッパイ詰まっておりました。
この『マッコリ酒』の澱(おり)の色が薄く茶色に濁っているのは、ひょっとすると精米以前の玄米を使っているためなのか、ソウル・マッコリも金井山マッコリも白い澱の酒で、日本で飲むマッコリも白いものであるので私としては初めてのものである。
学生時代に京都の在日朝鮮人のハルモ二から仕入れていたマッコリも白かったのだが・・・
冷蔵庫で冷やして発酵速度を遅くさせていたのだが、流石にコーラボトルの栓をひねると勢い良くシューッとガスが噴出し酒は泡立ち、何度もガス抜きをして飲んでみた。
予想通りに若くてピチピチ。ハイティーンといったところ。
明くる日には20歳程度。3日目に20歳半ば程度だったろうか。舌で炭酸ガスがピチピチとはじけるのである。
『マッコリ酒』は酵母が生きた状態だから、日が経てばピチピチ感が弱まり、やがて熟成して甘味が強くなり、そして酸味が強くなり酵母の活動も終焉を迎える。
失礼ではあるが、『マッコリ酒』の熟成具合を私は女性の成長に見立てているのである。
ぶっははははは、どんなレベルが好きかって?
そんなこと言えますかいな。
その時、その時の美味しさというもんがおますんや。
若いもんは若いもんの良さがあり、齢を重ねれば重ねた分だけ良さはおますんやでえ。
世の女性がた、勿論、男性諸君もやが、何でも新しい若いのんがエエわけやおまへん。
古いのんが悪いやのイカンやのという価値観は間違ってるということに気付かんとあきまへん。
『温故知新』・・・間違って理解しとる人もいるようやが、これは古い事も新しい事も、よう知っておって初めて『ヒト』として立派なんやということなんでっせ。
それにしてもI氏、コカコーラのボトル内でガス圧がどんどん高まる生きた『マッコリ酒』を、よう運んで帰ってくれはった。
検査が厳しゅうなってる空港で通ったのんが不思議やが、とにかく有難う。
今、韓国旅行は大人気である。
『ドル』に対して『円』の価値が上がり、韓国の経済不況もあって『ウォン』の価値が下がっていることもあり、二重に得をする感じである事が1つの大きい理由である。
為替レートは刻々変動するものだから現時点で幾らぐらいで取引きされているのか知らない。しかし、昨春以前であるが、これまでに訪韓した折は凡そであるが100円≒1000ウォン程度であったように思う。
それが先日のレートでは100円≒1560ウォン程度であったから、以前に比べると約1.5倍の価値を『円』が有していることになる。
韓国・釜山の地下鉄の1区間が1100ウォンである。
1区間と言っても随分長い距離で、確か10kmまでだったように思うが、地下鉄料金が70円程度になったと考える事が出来るのである。
これを日本国内の鉄道料金と比較すれば、1区間(距離を度外視して)の最低料金が150円から200円なのに対して70円程度なのだから、いかに安いか簡単に分かる。
次に日本に最も近い外国であるというのが理由に挙げられる。
1月2月の韓国は寒いから観光として訪れるにはベストとは言えない。しかし、ゆえに航空運賃もホテルも安いから、安さという点を重視するならベストシーズンということになる。
高かった燃油サーチャージも原油価格の値下がりで安くなってきたから『お得感』という面では大きいものがある。
格安航空券ならば2万円前後のものもあるし、燃油サーチャージを入れても3万円の交通費。ロッテなどの特級5ツ星ホテルを利用しなければ2泊しても2万円かからない。
概算ではあるが、個人として旅行を組んでも基本の費用が5万円以内で済むし、旅行社企画のパック旅行なら3万円~4万円である。
だから、国内旅行で4万も5万も払うのならば、週末を利用して韓国へ行き、価値の高い『円』でもって免税店で買い物をすれば一層『お得感』を感じられるというわけである。
先のI氏、「どっち向いても日本人ばっかりでしたで。うじゃうじゃしてましたわ」と。
そのI氏が届けてくれたお土産のひとつが『マッコリ酒』。
つまり発酵真っ最中のドブロクである。
私が『マッコリ酒』を好きであると知っているI氏は、私への最良の土産として済州島の現地のアジュマに詰めてもらったのであろう。
コカコーラ韓国のペットボトル入りの『マッコリ酒』であった。
私が摂生中であることを知らなかったからなのだが、酒だけではいかんと思って酒肴にナマコも届けてくれた。
こんな素晴らしい贈り物を・・・私の好みを知った上でのお土産。
さすがに1日は我慢したものの、ぶっはははは、摂生生活の一時終了を宣言。
コノワタと共に美味しく有り難く頂きました。
『マッコリ酒』は3回、つまり3日間頂いた残りを写真に撮ったので量が減っているのはそのため。頂いた時にはイッパイ詰まっておりました。
この『マッコリ酒』の澱(おり)の色が薄く茶色に濁っているのは、ひょっとすると精米以前の玄米を使っているためなのか、ソウル・マッコリも金井山マッコリも白い澱の酒で、日本で飲むマッコリも白いものであるので私としては初めてのものである。
学生時代に京都の在日朝鮮人のハルモ二から仕入れていたマッコリも白かったのだが・・・
冷蔵庫で冷やして発酵速度を遅くさせていたのだが、流石にコーラボトルの栓をひねると勢い良くシューッとガスが噴出し酒は泡立ち、何度もガス抜きをして飲んでみた。
予想通りに若くてピチピチ。ハイティーンといったところ。
明くる日には20歳程度。3日目に20歳半ば程度だったろうか。舌で炭酸ガスがピチピチとはじけるのである。
『マッコリ酒』は酵母が生きた状態だから、日が経てばピチピチ感が弱まり、やがて熟成して甘味が強くなり、そして酸味が強くなり酵母の活動も終焉を迎える。
失礼ではあるが、『マッコリ酒』の熟成具合を私は女性の成長に見立てているのである。
ぶっははははは、どんなレベルが好きかって?
そんなこと言えますかいな。
その時、その時の美味しさというもんがおますんや。
若いもんは若いもんの良さがあり、齢を重ねれば重ねた分だけ良さはおますんやでえ。
世の女性がた、勿論、男性諸君もやが、何でも新しい若いのんがエエわけやおまへん。
古いのんが悪いやのイカンやのという価値観は間違ってるということに気付かんとあきまへん。
『温故知新』・・・間違って理解しとる人もいるようやが、これは古い事も新しい事も、よう知っておって初めて『ヒト』として立派なんやということなんでっせ。
それにしてもI氏、コカコーラのボトル内でガス圧がどんどん高まる生きた『マッコリ酒』を、よう運んで帰ってくれはった。
検査が厳しゅうなってる空港で通ったのんが不思議やが、とにかく有難う。
at 07:28│