March 29, 2009

久し振りの『博多・紀行』 続き【6】第三共進丸ほか

博多へ行くことの楽しみが2つあると書いた。

友人達と会うこと。それに食べて飲むことである。

食べて飲むことなどと偉そうに書いてはいるが、確かに食べることを楽しみにはしているが、油脂分やデンプン質は極力制限しているので博多へ行っているにも関わらずラーメンを食べることも無かった。

それに、大概焼酎の湯割りを飲むが、みなさん気を遣って頂いて、勿論自分からも言うが薄い薄い、つまり白湯に近いものを飲んでいるのである。

それでも友人達の元気な姿を見れば、それだけで楽しく嬉しいものだ。

長浜・第三共進丸の船長ことM氏は最も近しい友人である。

いわゆる偏固、偏屈、大阪ではヘンコツとも言う部類の人物ではあるが、真っ正直すぎるところが、そのように評価されたりするのであろうが、よくよく知れば人間味のあるエエ人物である。

親友とも心友とも言える男であり、博多へ出向く私の一番の目的は彼の元気な姿を見ることであると言っても言い過ぎでは無い。

それに、焼肉・玄風館の大将、I氏。長浜屋台・とん吉の安さん。

いずれも年齢的には私より若いが人間味溢れる人たちである。

ところで、私の好きなものに剣先イカ(ヤリイカ)の姿造りがある。

船長の店では水槽に泳がせているのだが、海が荒れていて入荷が無かったため、今回は『かじ天』のイカにした。

どちらも玄界灘に面した鐘崎漁港に揚がるものであるが、『かじ天』も博多駅地下のデイトスの店には水槽が無いので新鮮なイカであっても身は少し白くなっている。

水槽から上げたイカの身は透き通っているのだが・・・

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カメラが無かったのでイカの姿造りの写真は無い。以前にも載せているので省いておく。

刺身として食べた後、耳と足は塩焼きか天ぷらにしてくれるのだが、『かじ天』の天ぷらは美味しいので私はいつも揚げてもらうことにしている。上の写真左上。

この日、立派な太刀魚が入っていたので刺身にしてもらった。
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流通が良くなったので大阪でも食べることが出来るようになったが、昔は太刀魚など生で食べることなど出来なかった。

冷泉閣川端ホテルからは博多駅まで歩いてもそう遠くはない。

天神まで散歩するつもりで歩けば方向が異なるだけのこと。もっともしんどいと思えば中洲川端駅から地下鉄に乗れば良いのだが、たった二駅のことである。

3時には仕込みに入るヤン坊と昼間に『かじ天』で飲み、酔い覚ましにデイトスのシャンポールでコーヒーを飲んだ。
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ここのコーヒーは美味いだけでなく、砂糖無しの生クリームを添えてくれるのとタバコを吸えるので3拍子揃っていて私にとっては有難い店なのである。

JR西日本が関西圏の全駅で禁煙にするんだと。

何んでもかでも禁煙禁煙。プラットホームの端っこの吹きさらしの場所まで禁煙かい。

愛煙家が黙っているのはタバコを吸わない人たちへの遠慮と配慮ゆえのこと。

声が大きければ、発言が多ければ支持されていると・・・

それは違うやろ。


at 16:24│
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