May 13, 2009

ゴスペル・コンサート

5月10日、日曜日。

四緑先勝、『母の日』でもある。

別に安倍陰陽道や高島易断を信じているわけではなく、カレンダーに書いてあっただけのことであるが、九星の木星で南東が吉、午前中が良いというような意味なのだろうか。

姪っ子・・・などと言っても『子』ではなく立派な三十路の女性である。

今流行りの言葉では『アラサー』とか『アラフォー』になるのであろうが、私にはどうも意味がワカラン。

『サー』が『サーティ』で『フォー』が『フォーティ』であることは分かるのだが、『アラ』って何のこっちゃねん。

尋ねられて『アラ困った』『アラまあ』では困ったものである。

多分、アラウンド(around)を略して使っているのであろうとは思う。 つまり、アバウト(about)のニュアンスを込めて。

そうであるとすれば、日本語では『およそ』とか『約』とか『だいたい』というような言い方をするが、概数で表す場合に四捨五入という方法を用いることが多い。

十進法では中間の数の4以下の数は切り捨て、5以上の数を切り上げるということを行う。

だから『アラサー』と言えば25から34まで、『アラフォー』ならば35から44までとなり、まさにアバウトであり全く好い加減と言っても良い。

実年齢を言うことは恥ずかしいことなのだろうか。

真実の年齢を言わないのが当たり前、尋ねないのがエチケットなどと教えられてきた。 が、「そんなの関係ねえ」と一笑に付すことができる人たちが増えることを望みたい。

人間の良さ素晴らしさは体の作りや年齢で評定するものではない。 化粧で誤魔化したり有名ブランドものの衣装で着飾った姿ではない。 心のうちに秘めた本物の素晴らしさこそが人の真価を表すものと私は思っているが・・・

♪「わかっちゃいるけどやめられない」ってとこなのだろうか。
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別に姪っ子のことを言ったわけではないので念のため。

姪っ子から『吹田産業フェア』での“ゴスペル・コンサート”で歌うから聴きにこないかとの誘いがあったので家内と共に『吹田メイシアター』へ出かけたのである。

易による午前ではなく午後からであったのだが。

上の写真は中川誠十郎 & SOUL of SOLEIL。

ソウル・ソレイユのメンバー達が舞台に出てきた時、中央の5~60歳代の男性が右手と右足、左手と左足を同時に動かして歩く様子を見て、「オイオイ、大丈夫なんか?」と心底心配して見ていたのだ。

しかしバンド伴奏で歌が流れ始めるや「おおっ」と我が耳目を疑うようなハーモニーに驚いてしまったが、更に、パートごとに歌う女性の声量には全く仰天してしまい、後は聞き惚れていただけ。

下は、寺尾仁志 & human noteという合唱グループ。

ひとりひとりが歌うことを楽しんでいるというのがよく分かるグループであった。
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寺尾仁志 & human noteというグループは神戸と大阪府下幾つかの地域に分かれて存在しているようだが、今回の吹田公演では地域性を考慮して北摂地域のグループが出演し、更にこの日のために吹田市民から歌うメンバーを組み入れたらしく、終盤では下の写真のような大合唱団となった。
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会場の聴衆も参加し、寺尾氏のリードで「オー ビューティフル デイ」を3部に分かれて合唱し、手拍子を付けるというおまけ付き。
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久し振りに声を張り上げ、なかなか楽しく素敵なコンサートであった。

ゴスペルというのは福音、つまりキリスト教の教えを歌うもので、アメリカの黒人教会で歌われるものだと私は長年思っていた。

だから舞台に上がったメンバーを見て、これほどキリスト教の信徒が日本にいるのかと驚いてしまったのだが、どうやらそうではないらしい。

ゴスペルを歌うというそのことを純然とした楽しみとしているらしい。 勿論、敬虔な信徒さんもいるのだろうが。

別にちゃかすつもりではないが、日本人がクリスマスを祝うような感覚なのかもしれない。

気分上々で家内と久し振りに長堀橋からミナミへ。 途中『本二鶴』の伊藤君に会おうと思ったが日曜日で定休日。 そのまま法善寺まで歩き、『喜川』へ寄ってきた。

お造りなど生ものを好まず少食の家内には、火を通して調理してくれる料理の品数が豊富なので『喜川』は好都合なのである。

コース料理でなく一品料理で頼めるのが良く、家内が最も喜んだのは女将お奨めの『鯛の煮物』であった。 『喜川』は写真を撮れないので表現が難しいが、ひと言だけ、兜煮やアラ煮のような醤油色でなく照りが無い逸品である。

私はいつも通り、マグロの天身にハモ。 この日はとり貝も盛られていたが、それとクジラと菜っ葉を煮たもの。 これが一番。

お酒も春鹿と秋鹿。

満足・有意義な一日を過ごさせてもろうた。 感謝。


at 06:25│
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