May 13, 2009

広島・いつものルートで

九州・博多へ向かうと帰りには必ず広島に立ち寄ってきた。

理由はいろいろとある。

大阪から往復乗車券の有効期間が10日間あるということも1つの理由で、有効期間内、つまり往路帰路において途中下車ができることである。

それに広島は先輩、同輩、後輩が多いのでたまに会うと楽しいことも1つ。

『ひろしま美術館』に寄れることも魅力である。

更に、食べ物が美味しいし、「ただいまっ」って我が家へ帰るような馴染みの店があることも1つの理由である。

滞在日数が少なく、それぞれに充てる時間が少ないものだから比較的短い時間で次の店を訪れることになるのだが、店を出る時「檀家まわりが忙しいですな」と皮肉を聞かされることとなるる。

が、「そんなの関係ねえ」と私は知らん振りを決め込むのである。

今回は土曜日曜と泊まり、月曜には帰らなければならなかったので、日曜日が休みの所は土曜日に訪れるというようにダイヤ編成もぬかりなくやっておかねばならなかった。

これは前回訪れた時の分だが携帯カメラの写真なので色合いがイマイチ。 しかし味わいは抜群。
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日本海・浜田より直送のノドグロ(喉黒)のお造りである。 鮮度が問題なのでお造りで食べることができるのは珍しい。 今や高級魚になってしまった。

流川中通りの『通』で頂いたが干物とはやはり異なる。 当然と言えば当然なのであるが、脂が乗っていながらしつこくない味わい。 これの表現は難しい。

この店では軽く食事も頂くことが多い。 食べる量はさほど多くないので主人には悪いなあと思いつつ鯖寿司であったり穴子寿司であったり押し寿司を「2貫だけ」って頼むのである。

全く難儀な客であるが、いつも快く無理を聞いてくれる主人なのである。

今回は土曜日に広島を訪れたので流川の『どんどん』でお魚を頂いた。

『どんどん』については何度も書いているが、この店では瀬戸内海の魚を頂くのである。

下は、真鯖のお造りである。 魚の新鮮さは写真でも分かるだろう。 青竹の器には鯖の切り身を胡麻と醤油で和えたもの。 久し振りに店長が調理してくれたがウマイの何の。 和え物はお代わりしてしまった。
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下はカワハギのお造り。

これをハゲの薄造りなどと言う輩がいるが、間違いではない、が、周囲を見てから注文しよう。 気を悪くする人がいるかもしれぬ。 ぶっはははは

たっぷりと肝が入っていたが、肝の時期としては終わりかな。 湯引きも添えてもらって大満足であった。
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この日は『どんどん』で美味しいお魚を頂いたので『赤い鳥』へ行ってママとおしゃべり。 客が何人か連れ立って来たので早めに切り上げてホテルへ戻った。

おとなしく早めにホテルへ帰って寝ることもあるのだ。


at 09:45│
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