May 24, 2010

タイの遺跡を訪ねる (22) スコータイ歴史公園 【3】

城壁の中で池に囲まれた寺の遺構が幾つかあるのだが、そのうちのひとつであるワット・サ・シー(Wat Sa Si)
s-タイ遺跡旅行(2)262

大きい池の真ん中に写真のような島があり、そこに仏塔と仏像、それに礼拝場の遺構であろうか、レンガの基壇と柱が立っている。
見学のために橋が設けられてあり、それを渡って行くのである。
s-タイ遺跡旅行(2)264
よく見かける釣鐘状の仏塔であり、セイロン様式のものであることが分かる。

スコータイ遺跡での重要な寺のひとつであるが、セイロン様式の仏塔であることからラームカムヘン大王か、それ以後の早い時期の築造であることも予想できる。
紅い土のレンガで漆くい塗りの造りであることから、恐らく13世紀後期の造営であったろうと推量したのだ。
多分、これらの柱の上に木造の屋根が葺かれ、その下で人々が礼拝していたのであろう。
s-タイ遺跡旅行(2)265
仏教美術において仏像を研究している人たちは、仏像の素材は勿論、体躯、姿勢、表情
(目耳などの形状も)、印相(印契)、衣、髪型などなど、ええっと思うようなことまで比較研究している。

私たちは通常細かなことまで観察はしないし、観察したところでそれ以上のことは分からないものだから結局細密な観察などということをしないものだ。
多分、立像か坐像か、手足がどのようになっているか、表情がどうかとか、服装や髪型がどうかといった程度のことを見て感じ取っている程度が関の山ではないだろうか。
私はタイの仏像を見て感じ気になっていることに髪型がある。

奈良の大仏もそうだが、一般に仏像の頭部は螺髪(らほつ)というネジのような渦巻き状にしたものを幾つもつけている。
今様に言えばパンチパーマのようなものだが、タイの仏像は螺髪の上に更に頭頂部から火焔状の髪を真上に立てている。
全てかどうかは確かめ得ないが、私の記憶では見てきた仏像の全てが火焔状の髪を立てていたように思うのだが、これに関しては、いわれ、歴史、その他全く分からず気になっているのである。
日本の仏像では見たことがないと・・・
s-コピー ~ タイ遺跡旅行(2)268
写真のように渦巻き状の螺髪(らほつ)
を幾つもつけ、更に頭頂部から火焔状に髪を真上に立てているのがタイに見る仏像の特徴なのである。
いったい何故?
下の写真は仏塔のある大きな島から更に小さな島へ続く橋の上で撮ったものだが、小島の方にある結界石と池の向こうにワット・チャナ・ソンクラムのセイロン様式の仏塔が見えている。
s-コピー A~ タイ遺跡旅行(2)267
家内が着ているブラウスはピッサヌロークの店で仕入れたなかなか良い品物だが、自分で値切り交渉をして買ったものだけにひときわ気に入っていたようで早速身に着けていた。
















masatukamoto at 07:08│Comments(0)TrackBack(0)

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