September 12, 2010

電力使用量が最高を記録したとか

7,8月の夏季電力使用量がこれまでの記録を更新しているらしい。

例年我が家は扇風機だけで暑さをしのいできたが、今夏はエアコンの電源を入れることがとても多かった。 

記録上の最高気温も今年は全国で更新を続けている。

私が博多の祇園山笠の祭り見学を終えて帰宅したのが7月17日の土曜日であったが、以来今日まで雨らしい雨が降ったのは片手で数えることができる程度。

陽が昇るのが早く日照時間の長い時期だから、朝の7時8時の頃には気温は既に30℃に近く、そのまま気温は上がり続け、陽が沈んでからも地表温が下がりにくいために空気の対流が起きずに熱帯夜と呼ばれる状態が朝まで続き、そのまま日の出へと継続するので気圧の大きい変化、気温を下げる雨が降らねば風も吹きにくく気温も下がりにくい。

我が家は生駒山系に続く丘陵上にあり、家自体も各方位に大きく開口部をとっているので風通しは頗る良いのだが、今夏は気温が高い上に風の吹かない日が多い。

夕刻、草花に水をやり、打ち水をして風呂につかることを日課とし、風呂から上がってくれば涼風が体の熱を取ってくれる・・・・・はずのものが今夏は体温が下がるどころか逆に汗が噴出す状態。

たまらずエアコンのスウィッチを入れるという日々である。

通常、日中は海からの風(海風)、夜間は陸から海への風(陸風)が吹く。

これは空気の対流で基本的知識は小学校の理科で学習している。
つまり、冷たい空気は体積が収縮して重いが温められた空気は体積膨張によって軽くなり上昇する。 
だから冷たく重い空気が温められて上昇した空気の方へ移動する。 これが対流であって、水や空気が熱せられた場合の熱の伝わり方である。

気温の高い時に冷蔵庫のドアを開けると、白い霧状になった冷気が床に向かって流れ落ちるように見えるが、対流現象であり風が起きているのである。

海は熱容量が大きいから昼夜を通じて温度変化が少ないが、陸地は逆に熱容量が小さく温まりやすく冷めやすい。 だから、陸地は日中どんどん温められ、陸地の空気も温められて膨張して上昇する。 そこへ温度変化の少ない海のあたりの空気が陸地に向かって流れてくる。 これが海風であり、夜になればこの空気の動きが逆転して陸から海への風が吹くようになる。 これが陸風。

夜、風通しの良い我が家付近で風が吹かない日が多いというのは・・・・・

どうでもええけど早う涼しくなってほしいものだ。


masatukamoto at 08:40│Comments(0)TrackBack(0)

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