August 25, 2012

嬉しゅうて嬉しゅうて

博多で息子扱いにしてる 朗と、嫁の I 子。 (写真は住吉神社境内で)
pict-img176修整 S 朗はオトコマエやし、 Iはベッピンやさかいに目隠しなんかしとうない。 むしろ沢山の人に見てほしいぐらいなんやが、彼らの仕事の上で支障を来すようになってはいかんので止む無く・・・

S 朗の紋付羽織に袴、それに Iの白無垢に綿帽子。 彼らのこの装いを見るのにどれだけの年月を待ったことか。

2人が知り合って、もう10年過ぎたかなあ。 あの頃は二人とも20代。 相思相愛の間で実態は夫婦やが入籍してなかったさかい民法上は赤の他人やった。  

素封家の坊ちゃまに有りがちな優柔不断、優しいのは優しい、これは彼を知る者すべてが感じる S 朗の人となりである。 それが災いしたというか、父親らの反対に屈し、 Iと同棲生活を送りながら Iの法律上での立場を確立してやることなく長い年月を過ごしてきた。  Iが年上なので姉さん女房というわけだが、不足を言うでもなく、これまでよう辛抱してきた。 このことをもってしてもええ嫁やと言える。

これまで船長(第三共進丸)と私が何度となく条理に適う道を説き、その都度約束までしたこともあったが悉く裏切られてきた。 近い話では一昨年の12月に「クリスマスに入籍だけします」と私と約束しておきながら反故にしている。 そして昨年の12月、突然「結婚式を挙げることにしました」と。

そして今年1月29日の写真に至ったのであるが、幸せな二人の写真が私の手許に送られてきたのは8月に入ってからのことである。  S 朗と約束しても直ぐには果たしてくれない。 長いのは10年にもなるのだから。

が、もういい。  S I 子の幸せそうな写真を見て、オジンは嬉しゅうて嬉しゅうて。

 S 朗はアカンタレやのうて、きっと、父親や親戚など全ての人たちから祝福されるように10年もの歳月をかけて彼等を説得し続けてきとったんやって理解することにした。 更に幸せになりや。

 


masatukamoto at 12:32│Comments(0)TrackBack(0)

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