April 26, 2013

インドネシアからの携帯メールか? (1)

『しままま』が見舞い&励ましのメールをくれた。

『しままま』というのは東松島市野蒜で東日本大震災に遭い、大津波に流され九死に一生を得た安倍志摩子さんのことである。

はがき、パソコン・メール、電話、携帯メール。 これまでも度々見舞い&励ましの言葉をかけてもらった。

昨日、4月24日には マサさんがんばれー の文字ととも に「 バンダアチェ検索を 」との言葉も入っていた。

検索してみると河北新報の記事が・・・


震災の教訓共有するワークショップ、インドネシアで開催(422日)
河北新報社は、4月23、24の両日、東日本大震災の教訓を今後の防災・減災に生かすための巡回ワークショップ「むすび塾」を、2004年のスマトラ沖地震の巨大津波で甚大な被害が出たインドネシア・アチェ州の2カ所で開催する。
「むすび塾」は、住民とともに、震災の経験を将来の地震、津波対策に役立てる方法を考えるワークショップで、これまで宮城県内を中心に愛知県田原市、高知県四万十町などを巡回し、開催してきた。今回は初の海外開催となり、国際協力機構(JICA)が共催する。
ワークショップの進行役は減災・復興支援機構(東京)の木村拓郎理事長が務め、宮城県内の被災者3人が震災の語り部として参加し、現地住民と国境を超えて、備えの大切さや復興の課題など、震災の教訓を共有する。
JICAが東松島市に配置している地域復興推進員2人も含む訪問団一行は、21日にインドネシア入り。
「むすび塾」後も26日まで州都バンダアチェ市などに滞在し、集団移転による住宅再建や津波博物館、伝承の象徴となっている「災害遺構」の視察のほか、市主催の防災・減災シンポジウムにも参加予定。

むすび塾インドネシアへ 震災の教訓、国超え共有
東日本大震災の教訓を今後の防災・減災に生かすため、河北新報社は巡回ワークショップ「むすび塾」を23、24の両日、2004年のスマトラ沖地震の巨大津波で甚大な被害が出たインドネシア・アチェ州の2カ所で開く。国際協力機構(JICA)が共催する。海外での実施は初めて。宮城県内の被災者3人が震災の語り部として参加する。
ワークショップの進行役は減災・復興支援機構(東京)の木村拓郎理事長が務める。語り部と現地住民が国境を超えて、備えの大切さや復興の課題など、震災の教訓を共有する。
むすび塾はこれまで宮城県内を中心に愛知県田原市、高知県四万十町などでも開催。住民とともに、震災の経験を将来の地震、津波対策に役立てる方法を考えてきた。
訪問団には、JICAが東松島市に配置している地域復興推進員2人も同行する。
一行は21日にインドネシアに入った。26日まで州都バンダアチェ市、ジャカルタ市などに滞在。バンダアチェ市では、集団移転による住宅再建や津波博物館、伝承の象徴となっている「災害遺構」を視察するほか、市主催の防災・減災シンポジウムにも参加する。
                                            20130422日月曜日

スマトラ沖地震の移転集落を視察 むすび塾インドネシア入り
【バンダアチェ=報道部・高橋鉄男】防災ワークショップ「むすび塾」開催のため、河北新報社が国際協力機構(JICA)と合同でインドネシアに派遣した訪問団は22日、2004年のスマトラ沖地震で、巨大津波の被害に遭ったアチェ州の州都バンダアチェ市内を視察した。23、24日のワークショップに参加する東日本大震災の語り部たちは、スマトラ沖地震の被災状況や復興の現状を学んだ。
スマトラ沖地震津波の死者・行方不明者は、インドネシアで16万人を超え、バンダアチェ市だけでも6万人に上るという。市人口は、被災直後の約19万から復興特需で約23万(11年)まで回復。一方で、新規流入者や津波を知らない世代が増えたため、教訓の伝承が心配されている。
pict-むすび塾-1-1訪問団には語り部として、宮城県東松島市の貝田行政区長中山勝文さん(67)、大崎市の水難学会指導員安倍志摩子さん(51)、多賀城市の東北学院大3年渡辺英莉さん(20)が参加している。
一行は、津波被災に伴い高台移転した集落や市中心部の津波博物館を見学。津波災害の象徴として、船が屋根の上に乗った状態で残されている家も訪れた。
この家は市が船ごと購入して保存し、住民の祈りの場になっている。
市災害対応局の担当者は「災害を忘れたい思いもあるが、津波の記憶を刻み続けようと判断した」と説明。語り部たちは「震災を忘れない取り組みの大切さを、あらためて感じた」と話した。
23日は被災後に住宅を現地再建したムラクサ地区、24日は高台移転したロク・スデュpict-むすび塾ー2地区でむすび塾を開き、現地住民と意見を交わす。教育、宗教関係者との座談会や、市主催の防災・減災シンポジウムにも
参加する。

[アチェ州]インドネシア・スマトラ島最北の州で人口約520万(2010年)。04年のスマトラ沖地震では被害の9割が同州に集中した。中央政府は05年4月、同州に復興庁を設置。海外支援を含む総額7000億円を投じて住宅14万戸を再建。インフラ整備や農地再生も進んだ。アチェでは地震当時、独立派武装組織「自由アチェ運動」と国軍が内戦中だったが、地震を機に和平機運が盛り上がり05年8月に和平合意した。
                                                                                                                                                              2013
0423日火曜日
つづく


masatukamoto at 07:38│Comments(0)TrackBack(0)

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