July 28, 2013

不足 ・ 不満があれど・・・

私は食事量が少ないと常々思っている。

しかし、そのことに対する不満を文句を言えようはずもない、相手が家内と言えど言えまい、言うまいとまで書いた。
私の歩行機能回復と健康を考慮しての家内の料理であるばかりか、とりわけ退院して以後私の生活の全てが朝食フルーツ家内の世話になっているのである。
しかし、しかしである。 卑しいという言葉はスカンし、卑しき行動をとることは更にスカンと思う私だが、もう少し欲しいと思う気持ちを捨て切っているわけではない。
卑しき思いのひとつを挙げてみよう。
上のフルーツ ( ブドウ ・ デラウェア ) は 7 月 26 日の朝食に出たもので、ブログ表題『近頃・・・( 3 ) 』で紹介したものである。
それが 27 日の朝食には下の写真の通り同じ ブドウ ( デラウェア ) が出たのだが、どちらも 1 房には違いない。
朝食フルーツしかしながら見た目に明らかなように大きさが違うのである。

ぶっはははは


卑しい ? みみっちい ? こまかい ? セコイ ? 

何とでも言えば良いし思えば良い。

実はご飯が 1 膳しか出ないので家内に何故なのかを問うたことがあった。
すると、150 g を計量してあるのだと。
ならば、150 g の根拠は ? と尋ねると、病院でのご飯の量なのだと。
つまり、 1 日に1500 キロカロリーの食事というわけだ。

「ううっ。 俺は退院したんやでえ。」 と、怒鳴りたいところだが、
「 以前の体重に戻ってほしくないから 」 と言われて私はシュンシュンシュンのシュン太郎。 まさに青菜に塩の如しデアル。

実際に大した運動をしてるわけでもないのだから仕方がないと、『やはり不足は言うまい』と思いつつもアキラメに似た気持ちのヤセガマンと言ったところで燻っているのが私の今の正直な気持ちであると言えそうだ。

それほど強いツヨイ家内 ( 私にとって ) なのだが、時に柔らかくも甘くもなってくれるのだ。
夕食-1
 7 月 26 日の夕食を写真に撮ってみた。
この日の夜のご飯は私の大好物であるバッテラ ( 真ん中の重箱 )。 私がリハビリのために施設へ行っている間に買い物をしてきたようである。
左の重箱には冷奴と煮物が三品 ( たけのこ・いわし・なんきん )。
上の重箱には、チーズが添えた蕗の煮付け、そら豆の塩ゆで、オクラと納豆の和え物ミョウガ添え、花菊の酢漬け。
右下の皿には筒菜の炒め物に上等な牛肉が 1 枚。 ステーキとは言えないがスライスしたとも言えないような微妙な分厚さの肉片が焼かれたものであった。
しかし、久し振りの牛肉であったし、私好みの塩コショウ味だったこともあって満足、満足。
牛肉片で隠れているが、日本での筒菜 ( つつな ) というのは中国名では空芯菜、タイではパクブンと言うが、茎の芯の部分が筒のように空洞になっているところから名づけられた植物で、少しぬめり感があるが、炒めると美味しい菜っ葉である。 タイでは湿地の近くや田舎の道端などで背丈は低いが極々普通の植物として見ることが出来た。
そうそう、右上の緑濃いのは広島菜の漬物。
基本的には秋から冬に収穫されるものだが、菜っ葉が大好きな私は夏でも仕入れて食べる。
宣伝するつもりはないが、広島 ・ 山豊の『安芸菜』が私の好みでコレがウマイのである。

ついでに昨夜のご飯も紹介しておこう。
夕食
ご飯は写真の通り、150 g あるのかどうか分からないが軽ーーく
軽ーーく、 1 膳だけ。
左上はトマト半個と赤大根おろし。 右上には頂き物の金目鯛の
味噌漬け。
真ん中左のお皿はピーマンとエリンギと少量の豚肉を炒めたもの。
その右側は赤大根の葉っぱを湯がいたもの。
大根菜を少量の塩とともに湯がいたものは私の大好物であって、炊き立てのご飯と混ぜ合わせただけの『大根菜飯』は私にとって大変なご馳走である。
最近は大根の鮮度を守るという理由から葉っぱを切り落とした大根を売っている店が多いようだが、私に言わせれば何というモッタイナイことをするのかと情けなく思える現象のひとつなのだ。
手前の小鉢は納豆とオクラの和え物。  椀は味噌汁で大好物の
ナメコ入り。
右手には小梅の漬物、これはスーパーで買ったもの。
椀の右側は今年の新生姜の煮物 ( 醤油味 ) で家内の作品。 その右手、色は悪いが生姜の梅酢漬けで 3 年前に漬けた私の作品。 右上の端に少し見えるのも私の作品で鷹の爪入りの新生姜の酢漬け。 ついこの間漬け込んだものだが絶妙な味わいである。

私の作品とは言いながら、実質的な作業は全て家内がしてくれたのだが・・・・・

と、まあこれだけ料理が並べばチョット一杯。
家内の力作とお酒の相乗効果で、料理も酒も 2 倍にも 3 倍にも美味しくなろうもんが、うーーむ。


masatukamoto at 16:16│Comments(0)TrackBack(0)

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