June 21, 2014

夏 至

楽しく嬉しい内容の話が続いた。
勿論、毎日毎時嬉々とすることばかりが続いているなんてことはない。
モノゴト ハ 全テ相対スルコトアリテ成リ立ッテイルノダカラ・・・・・
『 楽あれば苦あり 』 と言うが逆も有りの如し。
だから、いつもいつも呑気・安直・平静・安穏な日々を過ごしているわけではない。
結構、能天気な私ではあるが、悩み・苦労・心配事を抱えない日などないのだ。
《 下図の出典は、Earth-lighting-summer-solstice EN.png
pict-Earth-lighting-summer-solstice_EN[1]
能天気ではないが、天気という言葉から発展させ、
今日は夏至だ。
天文的に言えば黄経90度、つまり太陽が真南にきた時(南中)に太陽高度が90度になる日で、北回帰線( Tropic of Cancer )上では1年に1回だけ起きる、それが今日・夏至なのだ。Orbit4[1]
右の図の大きい白丸を太陽、小さい白丸を地球と仮定すれば、太陽を周回する地球との関係をイメージしやすい。 このように太陽の周りを公転している地球だが、上の図で示すように約23.43度傾いた地軸( Earth Axis )を軸に自転しつつ公転しているのが地球の姿である。

子どもたちは、夏至を 1 年で最も昼の時間が長い日と覚えている。 
上の図の太陽光線( Sun rays )を右側に移動した状態が冬至になる。
このように太陽の光が強く当たることの少ない北欧では夏の時期に太陽が完全に沈まない白夜という現象が生じる。
勿論、夜中に暗くはなるのだが、空が白む明け方の様相を呈するもので漆黒のc8dc188d[1]夜にはならないということ。
だから夏至祭など、北欧では古来この日を祝う行事が行われるし、夏の時期は戸外、公園や自宅の庭など多くの場所で日光浴をする人々が多いのだ。
以前オスロのフログネル公園を訪れ、グスタフ・ヴィーゲランの彫刻を見に行った時のことを書いたことがある。( 北欧の旅 30. July 12, 09 記 )
その時に紹介した写真の 1 枚が日光浴の婦人だった。

夏至の日の出の写真をと思っていたのだが、案の定今朝は雲が多く日の出を確認することができなかった。
5-00日の出
そうしたことを予想して昨朝、20日の日の出を撮影しておいたのが上の写真である。
また、6月21日はフィンランドの友人の誕生日でもある。 もう55年もの長きにわたってのお付き合いになるが、私が入院治療を受けていた同じ時期に彼女は骨髄系の病でヘルシンキの病院に入院していたとか。 
病気のお付き合いなどしてくれなくて良いのに・・・・・ 元気に回復してくれることを祈るとバースデーカードには書いておいた。

下 2枚の写真で上のものは 6月14日の日の出で撮影時刻は
午前 5時 1分。これは以前に掲載したものを部分拡大したもの。 下は 6月20日の日の出で撮影時刻は午前 5時 0分。
2014-6-14と20-日の出比較AAA時刻が 1分早くなったことと、僅かだが北へ移っていることが分かる。
夏至の 1日前の日の出の場所だが、今年最も北に昇る太陽である。

そうそう、昨日リハビリを終えて帰宅したら息子の嫁が来ていたのだ。
昨年末に結婚し、正月に息子共々来てくれたが、嫁ひとりで我が家へ来てくれたのは今回が初めて。
ははははは、嬉しゅうて嬉しゅうて、一緒に晩御飯を食べようと、随分、ほんとうに久し振りに寿司屋の大将 I 氏に 「 息子の嫁が来てるさかいに料理を運んでほしい 」 と、電話で頼んだのだ。pict-一ノ蔵-1
何も言わずとも私の好みのものがアレやコレやと大桶に綺麗に飾り届けられた。
息子の嫁。
つまり私たちの新しい娘である。
娘についでもらう冷酒が美味かった。
東北復興支援の一助にと大和の地酒・春鹿に代わって仕入れている酒で、以前、赤坂TBS近くの 『 鮨勘 』 で好んで飲んでいた銘柄だ。
そうそう、この 『 一ノ蔵 』 の蔵元は宮城県大崎市なのだ。
入院以来私の飲み食いに特別キビシイ家内だが、さすがに今日ばかりはと、ぶっはははは、デッカイデッカイお目目に。

あまりにも嬉しくて、ちょっと飲み過ぎ食べ過ぎとなってしまった・・・・・むむむ



masatukamoto at 17:54│Comments(0)TrackBack(0)

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