September 22, 2015

孫のこと 

変声期の孫・Yや敬老?の意味を込めて菓子を持って来てくれた孫・Aのことなどについて少し前に書いた。
孫という表現、これは民法上の系譜を言うのではない。誤解が生じないように書けば、私たち夫婦には法律上の我が子と同等同様の関わりを持っている人たちが国内外にいる。その子どもたちだから私にとっての孫と表s-2015-09-21_132053現しているのだ。

下の写真は、それら孫のうちの一人・H。
まだまだ甘えたではあるが、幼稚園に通うようになって体つきも言葉においても随分しっかりしてきたと思うことが幾つも見ることが出来た。
私と同じくブドウが大好きなH。 
その大好物を食べる彼の写真を撮ろうとすると顔の向きや表情、手の動きなどを変えてカメラに向かって様々にポーズを取ってくれたのだ。
2015-09-22_073755それも極々自然な動きで、「これでいい?」と言うかのように。

 
それにしても冒頭で書いた敬老?とは・・・・・
お年を召した先達たちを敬い大切に思い接遇する心根や言動は素晴らしく大いに評価推奨したいものだが、私をして敬老の対象にされるのは面映ゆい感じが強く、一面嬉しい気持ちも無いではないが、どうかご勘弁願いたいというところが真実の気持ちである。
昨9月21日(第三月曜)は敬老の日であった。
我が家に咲いた秋桜・・・コスモス。 きっと田んぼの土手では彼岸花も咲いているはずだ。
夏が過ぎ、残暑を感じることも無いうちに秋になってしまった感が強い今年だ。
s-2015-09-21_132635
昨年夏まで、「せみ、クワイ」「いぬ、クワイ」 と情けない声を出していた孫・T が、この夏に来た時 「なんでやねん」 という言葉を連発していた。
従姉妹の言葉に面白みを感じたらしく、以後盛んに発しているのだとか。
s-2015091815270000このセリフは吉本新喜劇の誰だったかが舞台で使っているので従姉妹もテレビを見て知ったのだろう。
大阪人が不思議やなあオカシイなあと、予想通り思い通りにならないことに直面した時、「なんでやろ」 と、つぶやくが、これは自分に対して言う場合が多い。
それに対して 「なんでやねん」 という言葉は自分以外の者に対して語りかける場合s-2015091815270001が多い。

ともあれ孫・T が言葉に興味を持ち始めているようなので、声がけすると同じ言葉を発し反応するオモチャを先日プレゼントしたのだ。
「なんでやねん」 と声がけすれば、「なんでやねん」 とオモチャが応えてくれるってわけだが、このオモチャはヘッドフォンを付けてマイクを握るラッパーなのだ。
乾電池式でスイッチを入れると体を忙しく上下に動かし、ラップを踏みながら掛けた言葉に反応して同じ言葉を返してくれるのである。

このラッパー君と初対面の様子を母親 R ちゃんが携帯メールの写真で知らせてきてくれた。
ラッパー君、言葉に反応する前にスイッチを入れたら忙しく体を上下に振りだすものだから、弟 K と見ていた T が、「落ち着いて、落ち着いて」 と連発したのだとか。
s-2015-09-18_091412当然、ラッパー君も 「落ち着いて、落ち着いて」 と反応したことだろう。

 T や K の驚きの表情や、K がラッパー君の頭に手をさし、「落ち着いて、落ち着いて」 と声がけする動作などが思い浮かび、もう可笑しくて腹を抱え涙がこぼれるほどであった。

可笑しいだけではない。昨夏まで、「せみ、クワイ」「いぬ、クワイ」 と言っていた T が、弟 K の前で激しく体を振るラッパー君に、「落ち着いて、落ち着いて」 とお姉ちゃんらしく声がけするまでに成長したことは全く嬉しいの一言に尽きる。



masatukamoto at 10:31│Comments(0)TrackBack(0)

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