December 27, 2015

昔のこと

先日、白髪で長身の次兄が訪ねてくれた。
なかなか見舞いに来れなくてなどと言葉をかけてもらったが恐縮するのはこちらの方である。
長兄が来年は満年齢で米寿。長兄とは二つ違いの次兄だから現在は85歳のはず。s-2015-12-23_110355
家内にとっては物心両面において父親の代わりを務めてくれた兄たちであり、当然私にとっても大切な存在である。
末弟が兄たちのことを気遣うのが筋であるが現況は全く情けない状態で申し訳なき限りである。

三兄も四兄(姉婿)も新制の出だから大概の話の内容は説明を求めなくとも凡そは理解できる。
しかし次兄は旧制高校最後の卒業生であり、その時代性を共通・共有できない私は我が知識を総動員させて状況・情景を推測形成し、次兄が語ってくれた様々な話の理解に努めた。
s-2015-12-23_110631
家内が生まれる前の実家や町の様子、両親や親戚のこと、自らの思いなどなど。家内からは聞き出し得ないことばかりで、その時代ゆえの数々の苦労を経験してこられたのだと、またまた少しだけ理解が深まったように思ったのだが・・・・・

それにしても家内の兄弟姉妹は皆さん揃って元気なことに感心である。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   


masatukamoto at 15:59│Comments(0)TrackBack(0)

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