January 04, 2016

雑煮から・・・

我が家の雑煮は元日は白味噌雑煮。
正月二日は水菜を入れたすまし汁の雑煮。s-2016-01-04_105406
この流れは私が子どもの頃から、ほぼずうーっと毎年変わることなく繰り返してきたことだ。
基本的に正月は家族で祝うもの、又そうありたいと願う心から元日は我が家にいるように努めてきた。

しかし異なる正月があったことも記憶にはある。
年末から正月にかけて下北半島、津軽海峡に面した下風呂温泉の旅館で過ごした時だった。
井上 靖が『海峡』を執筆した宿で、その部屋でのことだった。
s-2016-01-04_143130正月のことで他に泊まり客もいず、のんびりさせてもらったが北国のサッブイ冬を経験させてもらったのだった。
母親が亡くなって後だったから多分昭和40年だったと思う。38豪雪ほどではなかったらしいが、この時も積雪量多く私の乗った列車は4時間を超える大延着。青森駅に到着した時は日付が翌日に変わっていた。
ごった返す駅構内で某旅館の番頭と宿泊の契約。背丈を超える雪壁の通路s-2016-01-04_141057を宿まで案内されるままに歩いたのだった。
明くる朝、陽光が眩しいガラス戸を開けると雪原が広がっていたが、私の部屋は
2階だったのだ。
ところが下風呂あたりに積雪無く、未舗装の道路はコンクリートで舗装されたようにカチンコチンに凍てつき、粉雪状の白いものは地吹雪の如く地面を走っていた。
同じ青森でありながら随分の違いがあるものだと思ったものだった。

それと、2012年から2013年にかけては正月も含めて病院にいたのでお雑煮すまし雑煮どころかお餅を食べさせてはもらえなかった。

今回は年末から正月三が日を我が家で過ごさせてもらう猶予を頂いたので、大晦日には出雲の蕎麦を頂き、正月には寿司屋の大将 I 氏のお節料理に家内の餅雑煮などを頂き大変嬉しい思いをさせてもらった。
ちなみに今年は三が日とも白味噌雑煮を頂き、今日4日に写真のすまし雑煮を頂いた。
(昨日も本日もアルコールは断。明日からも・・・・・いつまでになるかなあ)


masatukamoto at 14:42│Comments(0)TrackBack(0)

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