February 14, 2016

入院あれこれ (2)

年末から年始の猶予期間?が過ぎ、家内に付き添ってもらって入院患者の身となった。
今回の病室は以前入院していた時の部屋の直ぐ近くで、当時いろいろ世話になったナースたちの多くが移動なく仕事を続けていたことも分かり、入院・手術という事態を前に不安だった気分も少し和らいだように感じたのO後-Aだった。
いかに剛直豪胆な人であっても手術を受けるとなれば少しの不安は感じるものだと私は思うが、果たして如何であろうか。 
手術は切る者と切られる者という関係により成り立っている。 私の心臓が蚤ほどに小さいとは思っていないが、切られることに対する不安は大きいものがあった。
前回、病因を特定できない状況下で助けてくれた中西Drに対する信頼は厚いものがある。 しかし手術というのは人間が行うもので作用を受ける私自身も含め『絶対』ということはあり得ないのである。
中西Drも整形外科医も病因は明らかだしそれに対する手術も簡単なものだと語っていたが、切ることを専門とする外科医と、そうしたこととは無縁の暮らしをしている私とでは若干埋めがたい溝があったことは確かだ。O後-B
それでも猶手術を受ける決断をしたのは強烈な痛みの除去と健常な時の機能回復を早くにしたいという願いが強かったからに他ない。
だから『しゃあない』という或る種諦観めいた思いもない交ぜに、手術を受けるという最後の最後の決断をしたのは、手術室に運ばれ麻酔医が太い針を腕の血管に刺し込んだ瞬間であった。

この後どれくらいの時間が・・・と思うほどもなく眠りに落ちてしまった。

だから簡単な手術が、どのように簡単だったのか、私には何も分からない。

微かな記憶は手術室を出る時に我が名前を呼ばれたことと、手術室を出たところで家内と義姉が声を掛けてくれたような・・・・・
ともかく手術後は病室で何とも無様な恰好で横たわっていたのだ。
目に見えるものは分かるが、背中の方は分からない。脊椎ドレーンによって髄液コントロールがされていたのだろう。麻酔下でなければ腰椎間に針が刺されるなどトンデモナイコトダ。
s-2016-01-26_154133
しかし手術の結果だが、上の画像の通り圧迫していた部分は除圧解放されていることが分かる。 見やすくするため少しばかり部分的に強調してはいるが・・・。
2016-02-08_103214
術後経過順調で最後となった作業が切開縫合部分の抜糸であった。 ところがナースが言うには、今は抜糸ではなく抜針なんだと。
現在は医療用のホッチキスがあり、傷口の縫合をホッチキスで止めているというのだ。
右の写真の通り、縫合糸ではなく金属色をしたホッチキスの針である。
多分前回の手術時も同じ金属針で縫合してあったのだろうが、背中のことで私には分からなかったのだ。それより何より寝たきりか車椅子生活になると言われていたものだから切開部の縫合が何であろうと関心すら無かったというのが正直なところだ。
下の写真は中西Drがホッチキス針を抜いてくれた後の傷痕だが、家内が携帯で写真を撮ってく2016-02-13_175453れたので我が目でも確認出来たのだ。
ホッチキスの針で止めてあるのだとナースから聞いてはいたが、中西Drがピンセット状の道具でピンを抜いて金属皿に入れる度、コチンと音がするので 「やっぱり金属製の針なんだ。」 と。
しかし、どんなものか興味が湧いたので中西Drに見せてもらったが、ほんまにホッチキスの針だったので驚きと感心。
ただただ
『ふーーん』。

ともかくも手術をきちんとやり遂げてくれた中西Drには感謝するばかりである。


masatukamoto at 20:53│Comments(0)TrackBack(0)

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