April 19, 2016

不安が・・・

ひとつの出来事が起きた場合、過去より積み重ねられた経験や知識を総合して、その出来事が何であるかを人間の脳は特定する。
その特定する過程は時間的に長くかかる場合もあれば即時的な場合もあるし、類型分類や同定といった様々な思考活動を経て特定するに到るものだ。
そうして出来事が特定された後、勿論即時的な場合もあるが、その出来事に対する広い意味での価値判定を行うことになる。
有用無用、有益無益、有害無害、はたまた損得といったことにまで価値の判定は広がるものだ。
s-2016-04-18_084322
14日に熊本県益城町を震源とする大きい地震が起きたことについてお見舞いの言葉を当ブログに書いた。
そしてこの地震が中央構造線に連なる日奈久断層の横ズレによって起きたらしいことを知ったので、翌15日の朝、気になることとして地震の連鎖に触れておいたのだ。

そして16日に日付が変わって直ぐの午前1時25分頃、マグニチュード7.3という巨大な地震が発生し、その後も中央構造線に連なる地点を震源とする地震が頻発している。
妄想による不安ではない。 地震は断層面に沿って連鎖・連続して起きることがこれまでの経験的知識として知られていることなのだ。
s-2016-04-19_062011
地球科学の進展は目覚ましい、が、地球に起きる全てのことを説明出来るほどのものではない。
驕り(おごり)は禁物である。 《自戒》

※ 1日の違い。見かけ上は大きい違いは無く、時刻のみ。



masatukamoto at 10:37│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
月別アーカイブ