October 26, 2016

『ジジ・ババの集い in KOBE』 《2》

私が集いに出席するには何人もの人たちの手助けが必要不可欠だ。 この現況を思うと欠席と返事するのが最も私らしい選択だと思ってきたのだ。
以前にも書いているが歩行回復の状況には波があり、1週間程度の間隔でガクッと落ち込み再び回復の道を歩むのだが、この波は1日の内でも起きており安定しているとは言い難いのだ。
このように歩行回復のスピードは超々超ゆるやかだが前向き上向きに進んでいることを実感出来ていることもあって出席することにしたのだ。
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勿論、前回も書いたが家族の支援を得られていることが一番だが、幹事役を務めてくれているWの支援も出席を決意する大きい牽引力になったことを記しておかねばならない。
このWの支援については拙ブログ『励ましの一里塚(May 20, 2016)』に記しているので参考までに。
当初はモザイク発着のコンチェルトでのランチクルーズを考えてくれていたようだが、車椅子対応が出来ないとのことからルミナス 2 に変更してくれたのだと。
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実際、車椅子を貸してらったり、乗下船の手助け、それに乗船してからもルミナス 2 のスタッフには大変お世話になったのだが、それらを紹介することでお礼の気持ちに代えたい。
通常、神戸メリケンパークオリエンタルホテル2階のチケット売り場で乗船券を購入後、乗船開始時刻を待つことになる。
今回の私の場合はルミナス 2 が接岸している直ぐ傍まで息子の車で乗り入れさせてもらい、そこで用意してもらった車椅子に乗り換えた。
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ルミナス神戸 2 と旅客ターミナルを結ぶボーディング・ブリッジ(タラップ)。
一般乗船の場合は2階旅客ターミナルからボーディング・ブリッジを経由するのだが、車椅子利用の私はリフトを利用して2階へ上げてもらった。
下はボーディング・ブリッジを上から見たもの。
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他の一般乗客に先んじて乗船させてもらえたので気遣い無くスムースに移動出来て良かった。
写真の通り私の車椅子を上げるために乗船スタッフが一人付き添ってくれたのだ。
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下の写真は乗船して直ぐ息子に撮ってもらったのだ。 乗船したこの階はCデッキで私たちが食事をとるのはひとつ上の階、写真に見えるルミナスのエンブレムが架けられたBデッキであった。
後にパーサーかと思える人物が若い男性スタッフ3名を連れ来て、予約の席は上の階だがエレベーターが設置されていないので運び上げると言ってくれたのだ。
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元気でいた頃の私は車椅子や担架などを担ぎ上げる作業を幾度も経験しているから、この作業の大変さはよく分かるのだ。
4点を4人で支えるから1人が負担する重量は4分の1になると考えがちだが、実際はそんなものではない。平らな土地で御輿を担ぐなら重量等分も分かる。しかし階段など斜面で担ぐ場合、傾けずに担ぐために別途な負荷がかかるものなのだ。
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スタッフの皆さんにお世話頂いたことを全て紹介することは出来ない。私が移動することに気付き、先に進んでドアを開けるという気遣いを頂いていたことも私は気付いていた。
ルミナス 2 のスタッフの方たち、仕事だからと言えばそれまでだが、細やかな気配りと介助に感謝の思いいっぱいである。
重ねて有難う。


masatukamoto at 16:41│Comments(0)TrackBack(0)

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