December 25, 2016

この時期・・・【5】

『食べることが出来る』
このことを成立させる条件は沢山たくさんある。
若く元気な頃には深く考えることも無かったような・・・
ただ食べるのではない。 美味しく頂けることが出来る。 私の頭(ココロ)は日々進化・深化しているような。
家内にアリガトウの気持ちを込めて、フグづくし『てっちりデー』としたのが8日だった。
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それが何と、18日(日)に寿司屋の大将 氏が差し入れてくれたのだ。
いつもいつも気に掛けてくれて、ほんに有難いことだと感謝するばかりだ。
きれいに引かれたトラフグの刺身『てっさ』。
s-2016-12-18_164517皮の湯引き。
これは私の好きな酒の
アテだ。
薄く引かれた皮だけでなく、少しばかり身が付いているところがウマイのだ。
ポン酢に紅葉おろし、それに刻んだ青ネギが加われば誠にウマイ。
思えば猛毒を持つフグの安全な部分の身と、サメの皮に似たザラザラの皮を削ぎ、そのザラザラ皮と身の間の薄い僅かな部分を食すという大発見を誰が成し遂げたのか。
これはノーベル賞ものだと私は思っているのだ。s-2016-12-18_164303
そしてこれらフグの差し入れは 氏が私の介助賞として尽くしてくれている家内に授けてくれたものと思いたい。
高価なトラフグを原材料・調理・運送費込みで労力に時間までもプレゼントしてもらっているのだから幾度感謝しても足りない思いでいる。
《 深 謝 》
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勿論のことヒレ酒も頂いた。
アルコールにあまり強くない家内もヒレ酒なら少し、ほんのほんの少し味わう程度には飲めるのだ。つまり超熱燗にするものだからアルコール分が飛んで飲みやすくなっているからなのだろう。
寒くなって来たこの時期、やはり鍋ものが美味しいねと家内と話しながら生協の商品カタログを見ていたら『きりたんぽ鍋』の写真が掲載されているのを発見した。
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『きりたんぽ』は竹輪に似ているが原料が魚のすり身ではなく炊いたご飯を竹筒を芯に握り固めたものだ。
新米が出来る頃から作られ、焼いたり鍋の具材として煮て食べる秋田の郷土料理であることを私は学生の頃よりよく知っている。
信州や飛騨・木曽などが有名な五平餅も形は異なるが『きりたんぽ』と同様の発想によるものと私は思っている。
東北旅行に息子らを連れて行った折、秋田の郷土料理だと鶏肉と沢山のキノコやセリ、ミズなどを入れての『きりたんぽ鍋』を経験させたこともあった。
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生協商品は『肉厚きりたんぽ』『あきたこまち米』『南部どり』とビニル袋に印刷されていたので秋田県と岩手県の合作のようなもの。 我が家では白菜、大根、人参、水菜、キノコ、豆腐を加えての『きりたんぽ鍋』にしたので何処の郷土料理と言えるのか分からない『ごちゃまぜ鍋』になったが美味しい鍋であった。
その美味しい鍋続きだが、いつ頂こうかと楽しみにしているものがまだ冷凍庫にあるのだ。
 君のご実家から送って頂いた真フグの鍋だ。  君のご両親にも、いつも気遣い頂き感謝している。 ここに記すことで気持ちを表しておきたい。
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写真の如く真フクの身、フクつみれ、フク白子豆腐、たれ、それに大根おろしまで付いていて、鍋・水・火力を確保出来れば直ぐにでも食べることができ、野菜や豆腐などを加えれば言うこと無しだ。
楽しみにしているのは『てっちり鍋』だけでなく、真フグを食べるのが初めてなので、その味わいや食感に興味津々s-2016-12-09_161236ということもあるのだ。
普通にフグと言えば私の場合はトラフグのことを思うのだ。
これまでに食べたことのあるフグはトラフグの他、ショウサイフグ、サバフグ、ハコフグだけ。
新しく経験出来るという楽しみまで与えて頂き有難いことだ。

神戸ルミナリエ、師走2日から11日までの開催であった。
写真は家内の友人が撮影して送ってくれたもの。(THX)


masatukamoto at 08:13│Comments(0)TrackBack(0)

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