May 12, 2017

暦への思い

ゴールデンウィークが明けて既に五日が過ぎ、今日は5月12日。旧暦では4月17日にあたる。
立春(今年は2月4日)から数えて八十八日目が5月2日だった。それで前回茶摘みの時節になったと書いたの19-2だった。
そのGWの3日が憲法記念日、4日・みどりの日、5日・子どもの日と続き、子どもの日が二十四節気の立夏にあたっていた。
太陽の1年間の動き(見かけ上)を24に分け、それぞれに季節を特徴付ける夏至・冬至・春分・秋分など二十四節気の言葉は広く知られている。
季節を表す暦は二十四節気と、それを更に五日ごとに分けて表す七十二候があるが、もともとは中国の暦に由来するものだ。
この七十二候は先人たちが経験した身近な様子を見事に知識化したものであり、大変優れたものだと私は敬服の念を抱いているのだ。
s-2017-04-11_105210歴法によって若干のズレが生じることはあるものの現代に生きる私たちにとっても十分活用に値するものである。
ちなみに立夏(5月5日)の頃は『蛙始鳴』。今日12日の頃を『蚯蚓出』と言う。
カエルが鳴き始めてミミズが顔を出してくる時期ということなのだろう。
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暦のついでに今日の月齢は15.59。 藤原道長は満足気に『望月の欠けたることも無しとおもえば』と栄華・権勢s-2017-04-25_135155を誇る我が世を満月に例えて詠じたが、今夜は曇り空で眺めること叶わじ・・・

紹介が遅れたが、毎年この時期になると奈良南部・五条の実家で掘って来たと届けて頂いた筍と新玉ネギ。
筍は家内が茹でたのだが、朝掘りの掘り立て新鮮タケノコだったので塩少々と鷹の爪のみでグツグツ。
今年はヌカが無かったということもあったが、美味かったので遅ればせながらお礼を兼ねて記しておきたい。


masatukamoto at 20:33│Comments(0)TrackBack(0)

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