June 20, 2017

『西風吹かば・・・』の補足【1】

前々回の『西風吹かば祭の便り』で故・西島伊三雄氏がデザイナーとして福岡市の地下鉄駅のシンボルマークを手掛けられたことや、彼が描く童絵に優しい温かみを私は感じるといったことを書いた。hakata[1]シンボルマークについては私が乗り降りすることの多かった駅のものを6つだけ示しておいた。
それらについての解答というわけではないが、反物状のものが博多駅のマーク。多分博多を象徴するものとして博多織(帯)を取り上げてデザイン化したものだろうと思う。
s-line-1灰色
nakasu-kawabata[1]青色のが中洲川端駅。中洲の中と川端の川の字をデザイン化し、山笠の法被(はっぴ)のイメージを重ねたのかなあと私は思っているのだが。
西島氏に聞いたわけでも福岡市交通局に尋ねたわけでもない。私が勝手に想像しているだけことなので念のため記しておくことにする。
s-line-2赤色
tenjin[1]緑色の円が五つ。
どう見ても梅鉢紋であり、梅の紋と言えば菅原道真、つまり天神さんである。
実際、アクロス福岡の北側に水鏡天満宮があるのだ。
s-line-3茶色
akasaka[1]これは赤坂駅。
赤坂の第一音目の『あ』をカタカナでシンボライズされたものと思うが、それ以上には思い付かない。
s-line-4黄金色
桜のマークは大濠公園駅である。
ohori-koen[1]大濠公園、舞鶴公園、福岡城跡などが一所に集まり、春の花見の時期は特別賑わう。その桜の開花判断の基準となる標準木が大濠公園の福岡管区気象台に植わっていることなどをイメージされたのではないだろうか。
s-line-5緑色
nishijin[1]ペンと鉛筆を西新(にしじん)の頭文字であるN字状に表したのは、西新には福岡県立の名門・修猷館高校があるし、西南学院の大学・高校・中学、その他福岡市博物館もあって文教地区をイメージされたのではないだろうか。
2017-06-03_133515


masatukamoto at 16:03│Comments(0)TrackBack(0)

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