July 21, 2017

梅雨明けにオモフ

7月19日、近畿地方が梅雨明けしたようだと気象庁が発表した。
九州・朝倉市や日田市などを襲った豪雨のほか、真夏の降雹、落雷、全国的に気温が高い状況など過去あまり頻繁にとは思わなかった気象現象が何やら至極普通に起きるようになってきた感じがしているのだ。
以前なら異常と思えていたことが常時・常態化していく流れの中、徐々に自分の感覚がマヒしていっているようで怖い。
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偏西風の蛇行などによって高気圧がブロックされることがあり、それをブロッキング高気圧と呼ぶことは以前からある。
しかし線状降水帯、ゲリラ豪雨、バックビルディング現象など以前はあまり耳にしなかった気象用語が盛んに見聞きされるようになってきた。 今はそれらが未だ異常のレベルにある言葉(現象)と思っても良いかもしれない。しかし、しょっちゅう見聞きするような状態が続いていけば、やがて何年か後には常態・常在するものと認識し、それらが極々フツウのこととなってしまうことだろう。
青色-1
オオカミ少年の話も同じことだ。
「オオカミが出た。」「オオカミが出た。」と、少年が何度もウソを繰り返すうち、本当にオオカミが出た時に村人たちは《また、少年がウソをついている》と思って助けに行くことはなかった。そのため少年はオオカミに咬み殺されてしまったという寓話である。
桃色-1
気象だけではない。
キタナイ政治屋らも原発推進の電力企業屋らも、いやいや国民に背を向ける高級官僚らも一緒。
こ奴らの言動をまたかまたかと聞かされ見せられするうちに、不誠実な態度やウソ・不正に対し不感症国民になってはいけないと強く思う此の頃だ。

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masatukamoto at 15:24│Comments(0)

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