September 23, 2017

重陽の節句の頃

記事が前後するが、重陽の節句の頃のことも書いておこう。
重陽の節句とは勿論一年に五つある節句の一つである。
ラインこげ茶色濃い目
我が家ではアノ年以来毎年8月の終わりから9月初めの土曜か日曜、お客を迎えることが習わしとなった。
民法上の親子関係にはないので客という言葉を使うが、気持ちの上では親子同然、息子や娘扱いしている者たちである。だから彼らの子たちは私たちの孫とも言えるのだ。
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アノ年以来15年。
今や彼らは企業の部長や次長に、独身だった者たちは結婚してパパ・ママと呼ばれるようになっている。
幼かった孫は高校2年生になった。
それぞれに事情もあって来宅の日時はバラバラである。
9日にはN氏Y氏S氏、それにS氏の娘2人も来てくれたので夕食を共にした。
ライン空色濃い目
この日、N氏は「今日は重陽の節句なので菊でまとめました。」と手土産を披露してくれた。
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お花は写真のように色とりどりの菊菊菊。
いつも珍しい美味しいお酒を持って来てくれるN氏なので、『重陽の節句に合わせ、どんなお酒を選んだのか。』、それが私の最大の関心事となったのだが・・・。
しかし今回はお酒ではなかった。
奈良・郡山の本家菊屋の『菊まん』、大阪では『みかさ』とか『三笠焼』と言うが、我が家のドラえもんの大好物である『どら焼き』と同じようなものだ。
s-2017-09-11_063738私も嫌いじゃない。
剣術には縁のない私だが、甘辛両刀遣いゆえ嬉しく頂くことに。
アレは好きコレは嫌いなどと食べ物について贅沢を言う私ではない。硬軟両刀を遣い清濁併せ呑む雅量も持っている、つ・も・り。ぶっはははは。
重陽の節句で菊の語呂合わせ。
まあオヤジ・ギャグのようなものだが、N氏も節句を口にするようになったかと思うと何だか感慨深い。
ライン紫
15年前、Y氏は独身だったが今は2児のパパであり、奥さんと子どもたちを連れて先月にも来てくれた。
S氏は3人の娘のパパ。
今回は次女Yが習い事ゆえ奥さんと二人は来れないと。それで長女Mと三女Nを連れて来たとS氏。
先ず驚いたのは数年ぶりに会った長女Mの成長ぶりだった。
s-2017-09-11_081818学業に励んでいることは以前より聞いていたが今春某私立中学に入学したのだと。
体つきは随分女性らしくなり、顔のつくりは母親に似てきた。
何よりお姉ちゃんらしい落ち着いた態度でワガママな三女Nの相手をする姿は、自宅でも母親代わりをしっかり務めていることが想像出来るものだった。s-2017-09-11_064938
学業だけでなく、健康面でも人柄の面でも善き成長を続けてほしいと願う。
会社では厳しい姿勢を示しているのであろうS氏だが、家庭では女性4人に囲まれ、多分ベタベタ甘々の父親だと以前より想像していた。
s-菜々-1と、今回三女NとS氏相互の態度を見て、やっぱりと想像が確信に変わったのだった。
『百聞は一見に如かず』
将に諺通りであり、写真に示す通りであった。
末っ子で聞かん気の強さが見られたが、人は成長と共に変わって行くものである。勝気な面が良い方向に育っていくよう願いつつ成長を楽しみにしていたい。s-2017-09-11_065513
折り紙は全て三女Nが折ってくれた物。
保育園で教わったらしいが、折り目のしっかりした作品に指先の発達が感じられてジイジイとしては嬉しいかぎりだ。
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masatukamoto at 11:26│Comments(0)

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