November 23, 2017

『追っかけ』

『追っかけ』という言葉から先ず私が思い浮かべるのは子どもの頃に遊んだ『追っかけっこ』だった。
『鬼ごっこ』の類いで駆ける走るを基本とするゲームだが幾つかの種類があり、私が子どもの頃は大s-2017-11-18_142632将・兵隊・水雷艇など役割と権能を分担して行う戦前のゲームを引き継いだものもあった。
『追っかけ』という言葉が今流にハッキリとイメージ出来るようになったのはダイアナ妃が不慮の事故に遭遇した時からだ。
s-2017-11-18_143912群がりまとわりつくカメラマンや記者たち。生活するためのシゴト。そのシゴトを非難否定するつもりは無いが私には出来ないことだ。
パパラッツィ(ツォ)と呼ばれる彼らに比べればアイドルグループの『追っかけ』をやっているグルーピーらがカワユク見える。s-2017-11-18_143427
彼らのような『追っかけ』は私には出来ないし興味もないが、小説家の『追っかけ』なら私にも出来る。
というわけで現在は山本一力 氏の作品の『追っかけ』中である。
この『追っかけ』のきっかけは彼の作品『ジョン・マン 波濤編』(単行本)を見つけs-2017-11-22_170635たことにある。
『ジョンマン』『ジョン万次郎』『中浜万次郎』と呼び名は異なるが同一人物であり、小学生の時に図書室で読んだ『ジョン万次郎漂流記』(井伏鱒二・著)を思い出し、今一度読んでみたいと思ったのだ。それに著者が変われば対象人物が同じであっs-2017-10-21_061636ても評価は変わるもので、それは作品の成り立ちにも影響を与えるものだ。そんなこんなで興味を引かれて読み始めたのだ。
ところが一巻で完結でなく太洋編、望郷編、青雲編、立志編と続きがあったので文庫本を仕入れて読み進めたのだが、更に順風編が出版されると知ったので予約購入して読んだのだった。(ありていに言えば単行本は価格が高いということ)
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小学生高学年の頃、『ジョン万次郎漂流記』だけでなく『ロビンソン漂流記』(デフォー・著)やs-2017-10-21_061344ジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』『海底二万里』などワクワクしながら読んだことを思い出す。とりわけ『海底二万里』については父親に映画『海底二万哩(マイル)』を観に連s-2017-10-28_143951れてもらったこともあった。艦首から艦橋にかけてノコギリのようなものを取り付けた奇怪な潜水艦ノーチラス号の姿を今でもハッキリと覚えている。
ひょっとするとこの当時読んだヴェルヌの『八十日間世界一周』や『地底旅行』など漂流・探検・旅行・科学といった分野の読み物が後の私の興味・関心を持つ事柄の方向付けにつながったのかもしれない。
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いろんなことを思い浮かべたり、音楽を聴いたり、本を読んでいたりと、そんな時に以前には無かったs-2017-10-21_063726ことだがウィスキーをチビリ・チビリ楽しむこともある。誤解を招かないように決してグヴィッ・グヴィッではないことを付け加えておこう。昔も今もちっとも変わらないことに昼間に飲む酒は何故か酔いの回りが早く、外での飲酒に比べて我が家での飲酒は酔いの強さが2倍にも3倍にも感2017-10-22_155453じるから、とてもグヴィ・グヴィあおるように飲むことなど私には出来ないことなのだ。
チビリ・チビリ飲む時のツマミは大概が『亀田の柿の種わさび』である。
ツマミは何でも良いのだが、おやつに柿の種をひと袋だけ家内が出してくれるので別段意味も無く、それをツマミとしているだけのこと。
私のおやつはお茶にお菓子がきまりだったが、酒蔵の整理をと思い立ち、飲みさしのボトルから眠ってs-2017-11-23_152623いるボトルを次々と叩き起こして三時のお茶代わりにしてきたのだ。
掲載の写真は極一部だ。などと書くと相当な酒飲みか酒屋かと思われるかもしれないが、免税で持ち帰った物や頂き物が溜まっていただけのこと。
日本酒やビールの保存は私には出来ないことで、我が地下酒蔵に残っているのは蒸留酒とワインだけ。
ともかく私のおやつの基本は下の写真に示す通り、お茶とお菓子だ。
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家内が点ててくれない時は自分で点てるのだが、超お濃茶になったり超お薄になったりで自己流の極みを自覚している。
茶の味わいは叔母・宗達に教えてもらったが、味わいの満足感はその時々の人をはじめ全ての環境とそs-2017-11-18_151707れらに関わる我が感情によって大いに変わるものであり一概にコレと断定できるものではない。
とは言えお茶に生菓子は何時でも大歓迎。写真の雲竜(棹菓子)は頂き物の栗京観世(鶴屋吉信)だが秋季限定の菓子だ。雲竜は京都四条通りには俵屋吉富があるし、以前に紹介しているが大阪・貝塚に村雨と称する菓子もある。
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両刀遣いなどと言われようが、うまい物は美味いのだ。
まあそんなおやつを頂きながら山本一力 氏の作品の『追っかけ』をやったりコンサートを開いたりと、日々楽しく過ごすことに努めている此の頃だ。




masatukamoto at 17:26│Comments(0)

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