December 06, 2017

ごっつあんです。

2日(土)、家内と夕食食べているところへ立派に膨らんだ月が昇り始めた。
明日の準備万端整えり、「お楽しみに」と語りかけるような月であった。
3日がスーパームーンであるという情報は仕入れていた。
s-2017-12-05_114222月が地球を周回する軌道は正円でなく楕円ゆえ地球との距離に遠近差が生まれる。そのため見た目の月の大きさにも差が生じる。スーパームーンは大きく見える月のことで、明日の夜は写真を撮ってやろうと思ったのだった。
黄色の球体は勿論お月様ではない。
大将I氏が庭に実った柚子だと持って来てくれたものだ。
緑色-1jpg
この日、I氏は他所への届けもあるので『ついでに』と柚子だけでなく『てっs-2017-12-04_181808ちり』具材とともに『てっさ』に『ふぐ唐揚げ』まで持って来てくれた。
I氏は『ついでに』と言っていたが勿論そうではない。I氏の照れ隠しの言い回しであることぐらいこれまでの付き合いから分かることだ。
I氏には、いつもいつも感謝するばかりだ。
紫色-2
徳川吉宗も戦前の国防婦人会も感心するのではないかと思えるほど、質素倹約・贅沢は敵を信条とする家内ゆえ食についても私のような道楽ではない。
s-2017-12-04_181552そんな家内だが河豚だけは特別なようで、刺身は殆ど食べないのに『てっさ』だけは特別。油ものもあまり食べないが『フグの唐揚げ』は別と、何故かフグだけは例外的に好むのである。
そんな家内の好みも知ってくれているI氏が、気軽に店へ出かけることのs-2017-12-04_181157出来ない私のことも慮って届けてくれたに違いないのだ。
根性の曲がった輩の『忖度』とは真反対の温かい温かーいホンマもんの『忖度』なのだ。
家内が半分こにした『てっさ』の皿。
仲良く頂いたことの証し。
赤色-1
この夜、思わぬ『ふく料理』に夢中となりスーパームーンの撮影は飛んでしまったが、お月様以上に大きい大きい『福』を頂いた。
《感謝》
s-2017-11-04_063550



masatukamoto at 11:34│Comments(0)

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