April 10, 2018

集 い 

毎年この時期に開催するジジ&ババの集いに出席することが出来た。
s-2018-04-09_141335タクシーで集い会場のホテルへ向かう私の場合、難波宮跡の側を通るので桜の花を少しばかり楽しませてもらうのだが今年は完全に葉桜であった。
記録だと一昨年の開花は3月23日、昨年は3月30日、今年は3月20日だった。
昨年の集いは開花宣言から日を経ずに開催したので花を楽しむには早過ぎたのだが、s-2018-04-09_140258今年は7日に集いをもったので花は既に散ってしまった後。
自由に外出出来る身の上なら開花の状況に合わせて出かけるのだが、今の私の場合は私自身の体調と介助役の家内の予定とが上手く合い、更に足の便(タクシー)が確保出来なければ動けないs-2018-04-09_142433為、難波宮跡の桜の花のお楽しみなどは全く自然条件にオマカセというわけだ。
クジ引きのようなもので運が良ければ楽しめるというだけのことだ。
写真では焼き物の大きさが分からないが、上から少し小さめの蕎麦猪口、湯呑み、そしてs-2018-04-09_142701猪口が二つである。
いずれも A 氏の作品だが、昨年頂いた物に比べて轆轤(ろくろ)の扱いが上達されたように感じた。専門家でもないのにスンs-2018041018060000マヘン。
手造り感いっぱいの猪口には桜の花と朝鮮語で桜を表すハングル文字(ポッコッチと読む)が書かれていた。

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せっかくなので A 氏作の猪口でお酒を頂くことにした。
「じゃあ注がせてもらおう」と A 氏が注いでくれたのだが、途端にポタリポタリ。
慌てて飲み干し、猪口を明かりに透かして見たところ針孔のような・・・
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『上手の手から水が漏る』という諺があるが、酒が漏れたのだから皆が大笑い。
土佐には『可盃』(べくはい)と言うものがある。
底に穴が開いた盃や底が山型になっていたり天狗の面の盃もある。
s-2018-04-10_213513アナを塞いでいないと酒が漏れてしまうから盃から手を離せない。底が山型のものや天狗の面の盃の場合も盃を置くと酒がこぼれるから置くことが出来ない。つまり休みなく酒を呑み続けることになるわけだ。
s-2018-04-10_223347土佐では意固地で豪快な男のことを『いごっそう』と呼ぶ。私が知る高知の男は酒の強い男が多い。
高知には男勝りで酒の強い女が多いと言われて来た。そうした女を『はちきん』と言うらしいが、坂本龍馬の姉などはその類いと言えるのだろう。
s-2018-04-09_164419写真は、A 氏に誘われて三線を習い始めた集いの世話人 T 氏が A 氏と合奏する様子。
逆に、 T 氏がネパールの地震見舞いに行くのにA 氏も一緒に行ったのだと。
何とも仲のいいジジイたちだ。
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masatukamoto at 23:37│Comments(0)

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