May 31, 2019
水無月
梅雨の時期に入ろうとする6月なのに、どうして水が無い月などと書き表すのか。
中学生の頃、古文を学び始めて何でやねんと不思議に思ったことのひとつだ。
学び始めと書いたが、何事も初めは分からないことが多くて当たり前。
しかし水無月については調べようという行動様式に乗っかることもなく、既知の知識を組み合わせて私なりに納得出来る答えのようなものに行きついたのだった。
簡単に言えば水無月というのは旧暦での言い方。旧暦での水無月(6月)は現在の
7月から8月初めにあたるから、ちょうど梅雨が明けて雨が少ない時期になる。
何と上手いこと名付けたもんやと感心したことを思い出す。
そんな水無月を前にした今日、外出が困難な長兄に代わって家内と姉が義姉のお骨納めに出かけた。
納骨先が京都・五条の大谷本廟だと聞いたので、それなら帰りに五条通の五建外郎本店で水無月を買ってきてほしいと家内に頼みはしたが、果たして土産は有るや無しや。
masatukamoto at 15:30│Comments(0)│