August 25, 2019
やっぱり・・・
林文子横浜市長がカジノを含む統合型リゾート( I R 法)誘致を進めると表明した。
大阪では既に維新の会の知事と市長が誘致を決めて突き進んでいる。
カジノを含む統合型リゾート法の成立に向けて躍起になっていたのは自民党と維新の会であった。公明党は世論を意識して半身の構えだったが結局は毎度同じで『寄らば大樹の陰』。
林市長は人口減少や少子高齢化により税収減が考えられる中、横浜市の将来経済構築のために観光客を集めることが大事だからカジノ誘致を進めるのだと。
どのような考えを持とうと自由だ。が、私はカジノ誘致が良いとは考えていない。カジノなどとラテン系言葉で言わなくとも日本には博打を行う所、つまり日本語で言う賭場だ。
世界では賭場を設けていない都市の方が圧倒的に多いのだ。何故に賭場が必要なのか、林市長の誘致決定の理由は未だ未だ十分とは言えないと私は思っている。
それに政治屋や企業経営者らが裏で繋がり利権を貪ってきた事件や疑惑が過去に何件もあったことを思うと・・・
I R 法の成立に熱心であった安倍首相・菅官房長官・松井(維新)の繋がり。安倍自民党と公明党の推薦を受けて当選した林横浜市長の関係。そして安倍首相自身がトランプべったり。そのトランプの絶大な支持者が米国カジノ企業の長・シェルドン・アデルソン(ラスベガス・サンズCEO)だ。
ラスベガス・サンズは、ラスベガスを本拠にマカオ、シンガポールでもカジノ&ホテルを経営しており、シンガポールのマリーナベイ・サンズは屋上プールで有名な建造物だ。
日米首脳会談の折(H30.2)、 I R 推進に関わってトランプが安倍首相にラスベガス・サンズやMGMリゾーツといったカジノ企業名を伝えたとか。
不当な利益誘導や供与、還流などがあってはならないことは当然だ。当然ゆえに不当不法を示す証拠を残さないよう悪い奴らは触法ギリギリか証拠を消してしまうといったことをやるのだ。
ロッキード事件に対する検察の姿勢は今も敬服に値するものと記憶している。
見え見えで下手な忖度はゴマすりと言う。検察庁も裁判所も上手に忖度する輩が多くを占めるようになったようだ。
森友や加計学園問題など、私の頭の中では未だ燻り続けている疑惑【事件】である。
政治を行う人たちには、一般民衆が寸分の疑惑をも感じることがないよう正々堂々まともな議論を経て将来の行く末を決めて頂きたいものである。
※ 上手にとは勿論狡賢くの意味である。
masatukamoto at 15:30│Comments(0)│