May 22, 2020

余人を持って・・・

安倍首相は「日本が戦後経験したことがない国難とも言える状況だ」と語るコロナ禍で国中が大混乱している最中、検察庁法改正案を含む国公法の一部を改正する法案を国会に提出したのだった。
この法案には検察官の定年延長が含まれており、『検事総長を誰にするか』、内閣が『やらせたい人物』にさせることが出来る内容になっていたのだ。そのため『♯ 検察庁法改正案に抗議します』という呼びかけに470万人を超える人たちが賛同し、5月18日に政府・与党が今国会での成立を断念したs-2020-04-04_142017のだった。
赤短
この法案が国会に提出される前、1月31日の閣議で黒川検事長の定年延長を決定していた。
この黒川検事長は2月7日に退官するはずだったから、何も無かったなら今頃は弁護士登録でもして黒川氏は第二の人生を楽しんでいたかもしれない。
青短
この黒川検事長に関し、昨日『週刊文春 (5月28日号)』に『黒川弘務検事長は接待・賭けマージャン常習犯』の記事が載ったのだと。〔本日買ってくるつもり〕
この賭けマージャン疑惑について、黒川検事長自身も一緒にしていた朝日や産経の記者らも事実を認め、昨日、黒川検事長は森法務大臣に報告、辞意を表明したらしい。
森法務大臣は黒川検事長を訓告処分として辞表を受理。本日の閣議で了承を得るのだと。
s-2020-04-07_112056
全国に多数いる検事の中でも高等検察庁の検事長は全国で
8人しかいない超エリートである。
中でも黒川氏は東京高等検察庁の検事長で実質的に検察ナンバー2、裁判所で言えば東京高等裁判所長官に対応し、いずれも天皇の認証を必要とする認証官である。平安時代なら殿上人とか雲上人に例えられるような位階になるのだろう。
空色短
言わずもがなのことながら、検察官は日本の各種法律に基づき違反を指摘・立証して起訴或いは不起訴を決定する司法の重要な一面を担う仕事を行っているのだ。
その黒川検事長が賭けマージャンをしていた、それも常習的にやっていたとなれば訓告程度の処分ではs-2020-04-06_202908道理に合わないと考えるのが当然であり、軽々に訓告処分とした森法務大臣の常識度には首を傾げたくなる思いだ。が、まあ国会でまともに答えられない人だから無理もないのかもしれない。
紫短
昨夜森法務大臣から報告を受けた安倍首相は「法務省としての対応を了承したところ。最終的には内閣として決定するので総理大臣として当然責任があると考えている。批判は真摯に受け止めたい」などと語った。
またまた『真摯』が飛び出した。『責任がある』とも。
黒川検事長のことを「余人をもって代えがたい」人物だと語っていた安倍首相だ。
またも口先、舌先三寸だろう。全く馬鹿々々しいことだ。
ピンク短
いやいや、検察庁法改正案を含む国公法の一部を改正する法案の国会提出に賛成した政府は勿論だが自民党、公明党、日本維新の会はどう誤魔化すのだろうか。




masatukamoto at 08:30│Comments(0)

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