July 30, 2020

恐ろしく思う

見えないコロナウイルスの感染の広がりをどうするか。
当初は手探り状態での対応だったから結果的に失敗であったようなことも許す気持ちが国民の多数にあった。
しかし、コロナウイルス感染症の輪郭が見え始め、予防と治療対策にも光が見え始めてきた。そんな中s-2020-07-22_135406で見えたアベノマスク配布の決定と調達、不良品マスクに対する苦情、検品や返品作業の追加に加えて発注先業者の選定の不明朗さや価格の妥当性、ちんちくりんなマスクのサイズなど不満や疑惑満載のアベノマスク。それを今また配布しようかとしている政府。
持続化給付金の業務委託についても電通がらみで疑惑いっぱいであった。
まったくコロナ禍のドサクサに紛れてヤリ放題。
空色短い
当初8月上旬?新型コロナが収束した後にと語られていた『Go toトラベル』に至っては、収束どころか拡大の兆しが見える状況のもと、22日に事業開始となった。s-2020-07-22_135156
新型コロナ感染症対策分科会会長の尾身氏が「拙速に結論を出さないほうが良い」と政府に再考を求めたが拒否されたこと、野党から実施時期の延期要請があったがこれも拒否。世間では『Go toトラブル』だと揶揄されようが東京を除いて実施と、何でもかでもヤリ放題、し放題だ。
ももいろ短い
戦争時、相手の状況が分からない場合にスパイや斥候を送り込む。これら人物は少数精鋭、帰還すれば良いが作戦途中で死んでしまっても報いられることは無い。戦前の日本では陸軍中野学校がスパイ養成機関であった。
s-2020-07-17_153626見えないコロナウイルスに対し、「感染症の拡大に細心の注意を払って、出来るだけ経済を回して」と菅官房長官は言ったが、スパイを送り込む時の司令官の言に似る。
違うのは少数精鋭の国民ではない。東京都民は除くものの多数の国民に対して言っているのだ。
多数の国民を使っての社会実験?
そんなことは無いとは思いつつもヤリ放題の政府だ。専門家の意見を聞いてなどと言いながら専門家の意見を平然と拒絶してのける連中だ。
むらさき短い
コロナウイルス感染症については無症状の者もいるし軽症で済む者もいる。また重症になる者も亡くなる者もいる。そんな悪さをする奴の姿はフツウには全く見えないのだ。しかし、3密を避けることで見s-2020-07-18_102036えない奴に近付くことは防げる。これは分かった。否、これしか分からないのだ。こんな状況で多くの人たちが『Go toトラベル』だと移動するのだ。
フツウに考えて感染者が増えないハズが無いのだ。
1週間から10日後の状況変化を見てみようと思っていたが、何と予想した状況が現れ始めた。
恐ろしい思いがする。


masatukamoto at 15:30│Comments(0)

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