August 07, 2020

立秋-1

今日は立秋。
昨日で夏の土用が明けたことになる。
コロナ禍のなか、長い梅雨が明けたと思ったら残暑見舞いの時節へ移ってしまった。
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今朝は障子が明るくなり始めた頃よりデデッポー、デデッポーと山鳩の鳴き声。太陽が顔を出した6時頃からはアッチでコッチでジッジッジとクマゼミたちが鳴き始めた。
立秋とは名ばかり。今日も暑くなりそうだ。
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昨日の平和記念式典に安倍首相が出席して挨拶を述べた。
当人が作文したのか内閣府の官僚が作文したのか知らないが、いつも通り当たり障りのない内容で心に響くようなものではなかった。無難な文章構成という点では『優』の評価を与えても良いが、この程度の作文なら中学生でも書けるものだ。
みどり短い
作文力は中学生と同等。しかし中学生には絶対出来ないことでも安倍首相に出来ることは山ほどある。
s-2020-07-29_201850しかし、口先シンゾー氏には期待しても無理だろう。
世界の核兵器廃絶どころか、『黒い雨』による被害者救済が被爆後75年たった今でも政府はおざなり同様の状態でいるのだから。
原爆爆発直後に多量の放射能を帯びた『黒い雨』が広範囲に降った。その雨を浴びて健康被害に遭った人たちに対し、政府は『黒い雨』が降った地域を指定して被爆援護対象者を決定してきた。これを不当だと住民が訴えていた裁判で、広島地裁が原告84人全てを被爆者と認める判決を出した。これがつい先日のことなのだ。
青色短い
『黒い雨』は井伏鱒二の作品にあるし、教科書にも掲載されたので知っている人も多いことだろう。
『黒い雨』の降雨地域。国はこの地域を大雨地域と小雨地域に分けて地図面で線引きして示し、大雨地s-2020-07-01_090816域在住者のみを被爆者と認定。事実上、小雨地域在住者を除外してきたのだ。
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某氏の家はA市に建つが道路を挟んで向かいに建つ家はB市だとする線引きは至る所にある。
境目の話になると八幡平に登った時に岩手県と秋田県の県境を何度も跨いだし、ノルウェーとスウェーデンという国を私は 0.5 秒で何度も行ったり来たりしたことを思い出す。
つまり地域を決める線というものは単なる線に過ぎず、モノの移動を完全に遮断するという厳格なものではないのだ。そんないい加減な線引きで被爆した人と被爆しなかった人に分けていs-2020-08-01_114605た。それも75年間もだ。住民たちが裁判に訴えることで裁判所が判断することになったのであって政府が進んで動いたわけではないのだ。そればかりか、この広島地裁の判決を受けて政府がどう判断し行動するのか。このことこそが問題なのだが、今日の時点でも政府の態度、つまり安倍首相の意図が不明のままなのだ。
《立秋-2に続く》
桃は川中島白桃と言うのだと。Sさんに感謝。


masatukamoto at 15:30│Comments(0)

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