December 31, 2020

2020年・大晦日に思う

covid-19 で明けた2020年も、とうとう大晦日を迎えてしまった。
はっきり姿の見えない新型ウイルスが相手だから失策あり後手ありと、当初の対応の仕方としては、これは仕方の無いことであったと私は思う。s-2020-12-05_054521

忍者があらゆる忍法を駆使して姿を隠しても、あぶり出す知恵や技術を人間は考え出してきた。
しかし最終的にその知恵や技術を行使するかどうかが問われる場面が今年も沢山あったように思うのだ。

世界中に感染拡大を続ける covid-19 に対する世界保健機関(WHO)と中国政府の当初の対応姿勢は決して褒められるものではなかった。しかしその後の世界各国の対応も決して良と評価出来るものではないと私は思っている。
s-2020-12-05_054446我が国の対応にしても、姿の見えなかった忍者の影姿や足取りが明らかになってきているにもかかわらず適切で積極的な対応策を講じてこなかったと私は判じているのだ。

十把一絡げの如く扱うのは適切とは言えないが、政治屋が関わる問題に対する検察庁の恰好だけの究明捜査姿勢、それに先手先手と言いつつ新型コロナ感染症に対する実効的対策を講じてこなかった政府も全く同じ穴のムジナの如く私には見えるのだ。
『来年こそは』と思いはするが、なんだか期待出来ないというのが大晦日に感じる私の正直な気持ちだ。


masatukamoto at 22:30│Comments(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
月別アーカイブ