April 10, 2021

万死に値する ?

先月25日、元・法務大臣の河井克行氏が衆議院議員辞職願を大島衆院議長に提出した際、「皆様の信頼を裏切ってしまったこと、万死に値すると考えます。お金で人の心を買えると考えた自らの品性の下劣さ2021-03-17_170252に恥じ入るばかりです。」と語ったと報じられた。
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2019年の参院選広島選挙区で河井克行氏と夫人の河井案里氏の二人が共に買収(公職選挙法違反)を行った疑いで逮捕・起訴された事件が思い浮かぶ。
この河井案里氏の選挙応援のために当時の安倍首相、菅官房長官、二階自民党幹事長ら党幹部が広島入りしていたことや、河井案里氏に 7500万円、河井克行氏に 7500万円が自民党本部から選挙資金として提供されていたことも明らかになっていた。
しかも案里氏に渡った 7500万円と克行氏に渡った 7500万円のうちの4500万円、合わせて 1億2000万円という大金の原資が政党交付金、つまり国民が納めた税金であっ2021-03-17_170943たことも明らかになっていたのだ。
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国民から集めた税金をばら撒いて有権者の票を集める。河井克行氏が『万死に値する』と語った行為のことだ。先に有罪判決を受けた安里氏は2月に参院議員を辞職。克行氏は 4月1日付で衆院議員を辞職したが、これは当然のことだ。
しかし、彼らが公職選挙法に違反する買収行為を行っていたのは 2019年7月のこと。そして『万死に値する』と語ったのが 2021年3月のことなのだ。
金で票を買う行為が悪いことくらい小学生でも分かることだ。それを 1年8ヶ月もかけないと善悪判断ができない人物が国会議員、しかも克行氏は法務大臣2021-03-21_072728に任じられていたのだから、ムムム。そして案里氏は国会議員を続ける理由を「日本を変えたいから」と応えていたのだが、河井夫妻は一体どんな日本にしていこうとしていたのだろうか。
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河井克行氏が『万死に値する』と気付くまでの 1年8ヶ月の間、河井夫妻に対して国は歳費だけではなく、議員宿舎提供、文書通信交通滞在費、それぞれの秘書(公設と私設)の給与も出していたのだ。
歳費は月額129万4000円、文書通信費月額100万円、夏冬の期末2021-04-03_111550手当を入れると国会議員一人当たり年に2000万円ほど支払っているのだ。
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病気で入院中とか、逮捕されて拘置所に入れられているとか、国会に出席できない状況が生じても国会議員を辞さない限り年間2000万円は確実に入るのだ。更に書けば退職金の計算でも 1年8ヶ月という日数は入るし、議員年金でも加算されるハズ。
国会議員が手にするお金を単純に計算すれば月額167万円(2000万÷12≒167万)だ。公選法違反行為(買収)があってから議員辞職するまで20ヶ月もあった。この間、河井氏に対して国が支払った金額は 167万円×20ヶ月で3340万円。
だから河井夫妻が議員を辞するまで、国が二人に対して支払った金額は 6680万円となる。大雑把な計算でも 7000万円近い大金だ。彼らが選挙運動資金として自民党本部から得た政党交付金 1億2000万円も国が出したお金だ。これを加えれば・・・うーむ。
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その他の間接的な支出も加えれば国民の負担分は更に増えることになる。
2021-04-03_104002河井夫妻の善悪を学習した費用とするには余りにも高額である。
河井克行氏が『万死に値する』と語った謝罪の思いが口先だけでなく心の底から出たことなら何もかも洗いざらい明らかにすることが重要だ。そしてそれを行動で示すべきだが、果たしてどうなるだろうか。
舌先三寸、口先シンゾーが彼を法務大臣に任命したのだった。
類は類を呼ぶと言う。同じ穴のムジナでないことを祈るばかりだ。 


masatukamoto at 14:43│Comments(0)

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